「わからずや」を含む小説

月見里馨（やまなしかをる）と旧姓・谷梨帆（たにりほ）の、山も谷もオチもない、どのぐらい続くかもわからない何もかもがゆるゆるな、日常一コマものがたり。

大学時代によく語り合った同期と久々に会って飲む話です。引きこもりになっていたUと、ある種拗らせた会社員の「俺」の二人。

河西雷《かわにしらい》は、バンドをしていたが…うまくいかなくて、特に何もせずふらふらしていた。 そんなとき、中退した高校の知り合いに会い、怪しいお店へと連れていかれる。 そこで出…

少年は生きた。確かに生きていた。前も後ろもよくわからないこの灰色の世界で。

壁に耳あり障子に目あり。 隠し事は誰がどこで見聞きしてるかわからなくて、バレてしまう恐れがある。だから気をつけないといけない。 そういう戒めを説いたことわざ。 これはなんとも言…

謎の異世界に飛ばされた杉島と紫宮と後輩の巴。なんでやねん！なんで俺がこんなようわからん屋敷に飛ばされてんのや！ ....ホラーな展開....になるのか？！

【あらすじ】 明治１６年、陰陽師土御門鷹一郎は神白県庁舎に出るという鵺の退治を請け負った。その不穏な丑三つ時、ピカピカの県庁舎の上には夜の闇が固まったかのような怪異が現れた。 …

壁に囲まれ、壁の向こう側には何もないとされている都市で鉱夫として働く少年ライゼは、いつか壁に穴をあけて外へ行くことを夢見て、壁を壊せる作業用重着『パッチワーク』を作製していた。 …

可愛くもないこじらせ女がマッチングアプリ始めてみた！ 奮闘するので応援してくれると嬉しいです。 現在進行形のエッセイなので結末は作者にもわからない！！！ 恋活なのでテンション…

排水口とは色々な物を捨てる場所です。捨てて良いものと悪いものがありますが、水と共にドボンの落ちていきます。 その人のあったかもわからぬ記憶までも、ごっちゃになって紛れているやもし…

このお話も、なんだか何を書いているのかわからなくなってしまいましたが、とりあえず公開します。杉ちゃんと蘭を使って、ちょっと評論してみたような小説です。

高校二年生、天野は寮暮らし。よくわからない友人、橘と共に過ごしている。 夏休みが始まる日、彼は幼なじみと再会する。 これは彼らが自分と、相手の心と向き合う話。

◆第一章あらすじ 　何者かに殺されてしまいました。 　生まれてこの方、人に恨まれるようなことは一切していないはずですのに（水道の蛇口をめちゃくちゃ固く締めたことならあります）…

宮廷魔術師であるソフィア・オルモス(ソフィアさん)は異世界案件(異世界から来た人やものに関わるお仕事) が業務の一つであるため、面倒臭い立場もありいろいろとおつらい立場。 助手の…

　5年後の世界にタイムリープした柳永を待っていたのは神崎シャルロット絵瑠と名乗る今の時代の彼女だった。 　何故タイムリープしてしまったのか原因はわからないが一年後の同じ日に過去に…

初投稿です　学生風情ですのでご容赦を 美しさもいずれ一般には忘れられるけど、それでも覚えている人ってちょっといるよね、って感じのお話です アメジストって綺麗ですよね 異世界…

急に日本に異世界が来て戦争状態になった。 俺はそのジパングなる異世界に勝利するための武器を作れと言われてる。 しかも自分で戦え？うーん、意味がわからん。 しかも低予算。納期地獄。…

たとえば 秋と冬の間、夕方の夕焼けと夜のまじった空、ノートとえんぴつの間、夢と現実のはざま。 この世界には数えきれないほどの“スキマ”があるのです。 そんなスキマの、世界なのか世…

古川秀の元へ少年時代の自分がやってきて、一ヶ月が経った。少年時代の自分はなぜここに来たのかわからないようだが、それ以上に古川は、少年が非常に無気力であることに耐えがたい思いをして…

僕は杉山海斗、十九歳の大学生。卒業後は新規事業に乗り出すための社会勉強にと、知人の紹介で意気揚々と家事代行のアルバイトを始めた。顧客は家事を代行してもらいたくて僕たちを雇い、僕は…