「箱もの」を含む小説

口の中に残る花弁が、こんなにも忌々しい。 （花吐き病のはなしです） お題箱

企画モノの短編やら連載中の設定やらをドカドカと詰め込んだ、玩具箱のような世界へようこそ。 ※リレー小説企画『これが私の初夢か』に参加中です。よろしくお願いします。

ヴェスペとシュティーアはとある国のサイボーグ兵士として、日夜敵軍の無人兵器と戦っていた。そんな二人のところへ、ある日奇妙な新兵が配属される。出自不明、経歴不明、全く話さず、素顔を…

桃子はむりやり探偵部に入れられた。 そんな得体の知れない部活になど入りたくない……。 抵抗する桃子だったが、なだめすかされ、ずるずると探偵部員を続けることに。 箱に入れた弾むボー…

僕の隣に座った男が手に傷をおっている。どうしてこの男は怪我をしたのか？考えずにはいられない。この人はどんな人なのか？考えれば考えるほど怖くなる。

最後の戦に赴く直前、あなたさまはわたしの所へ来てくださった。 これで「最期」だからと。 北の大地で侍と出会った町娘と、心優しい彼との別れの物語。 以前「短編未満」として掲載して…

満ヶ崎高校社交ダンス部。高校生の枠を超え、世界に認知されるほどの卓越したテクニックを持つ男女のペアが居た。赤原雪と青野護。世界に誇る実力者で、情熱的なダンスが持ち味の少年と機械の…

准看護師の資格を取得し、静岡県内の刑務所の医務課に配属された刑務官の鮎京は、無期懲役の受刑者、青山に出会う。青山は若い女性を殺したあとに臓器を摘出した猟奇的な殺人犯であるにも関わ…

ごくごく普通の中学生で野球少年の杉並太陽(すぎなみたいよう)は夏の甲子園の選抜メンバーに選ばれるため毎日野球づけの日々を送っていた。 しかし、その努力は報われることなく選抜メン…

　現代の日本、不思議なものなんてときどきニュースで放映する都市伝説くらいで、日夜暗躍する悪の秘密結社も、それに対抗する正義の味方だって居ない。 　それこそファンタジーはテレビの箱…

明治元（一八六八）年十一月。旧幕府軍が軍事拠点を敷く箱館を目指し、十九歳の若き侍・白銅雪克は陸奥の雪山を進んでいた。しかし、猛吹雪により雪克は遭難してしまう。 そんな彼を助けたの…

箱の中から皆さんを覗いている。 日々を綴る日記です。

何でも屋エルシー。 無秩序の国ラジエンテにて営業中。 御用の方は赤の地区南、キーラの宝箱まで。 ※アルファポリス、小説家になろうにも掲載しております。

王都ランゼルの城下町、そこには魔法に憧れる少年がいた。彼の名はサム・ロンデンハーツ、彼は魔法をこよなく愛し、憧れを持っていたが、世界で唯一魔法を使う事が出来ないイレギュラーな存在…

下駄箱の中に！ （西城君と笠原さんのお話）

箱の中の王様。『知らない』という事がこの世で一番恐ろしい。 箱の中だけが人間達にとっての世界。 外の世界は恐ろしいらしい。 誰も確かめに行かない。 箱には破ってはならない掟があ…

短編のようなものです。気軽に読んでいただけたら嬉しいです。

壁の中の人々の短篇集。内容的には外伝に当たるので熟読して頂くと本編の理解がより深まる構成にはします。 しかし基本的には本編と絡みはないと思われます。気が向いたらの随時更新します。

お腹の空いた広詩（ひろし）は、ケンカして出て行った義忠（よしただ）の家で食べ物を探すが、冷蔵庫も空っぽで、発見したのは本棚の奥にあった紅茶の箱だけだった。義忠は有名ファッションデ…

僕の頭にはガラクタばかり転がっている。 それだけだと役に立たないガラクタは、必要場面に組み合わせて活用しないと使えない。 日々生きるため、足して引いて掛けて割って、たまにこぼれた…