「カクヨムコンテスト10【短編】」を含む小説

私たち母娘が、実家に帰省した夏の夜。 娘が深夜奇妙な声を聞いたと怖がる。 私は声を確かめる。 声は何かを問いかけ、私は返事をしてしまう。 翌朝、実家の両親にその話をすると――。

◆あらすじ◆ 　今から三十年前、私はプロの小説家としてデビューした。 　ここ十年は新作が出せずに苦しんでいたが、ある日私は『驚天動地のトリック』を閃いた。 　 　プロットを完成…

いつも「時間がない、周りを見ている余裕もない」とただただ一生懸命に頑張って、ずっと前に進むことばかり考えてきた。　そしていつの間にか疲れ、出るのは溜息ばかり。そんな日々の仕事に追…

特に親しくもない同級生に強引に誘われ、訪れた廃屋の屋根には闇を穿つ大きな穴が開いていた。

高校生の頃からの仲良し四人組は、社会人になってからも定期的に会っては飲みにいく仲。 その中のメンバーの1人である蝶華は、彼氏を奪うのが大好きな略奪女であった。 主人公イシ子はどう…

保育園のお迎えの時間はちょうど夕日が沈む頃… 「一緒に帰ろう」っと女の子が手を繋いできた！

しめやかな葬式に、高らかな葬送曲が鳴り響く。 一話と、その背景を明かす四通の手紙。 ＊カクヨムコンテスト10【短編】応募作です。 〈登場曲〉 ・G線上のアリア／リスト ・幻…

鬼門にまつわる、前世の記憶が関係したホラーテイストの物語。 ☆カクヨムコンテスト10【短編】に参加しています。

　よくある戦隊ヒーローの世界観を悪の組織幹部の視点で描きました。 　皆が幸せになることは良いことです。しかし、その代償を考えたことはあるでしょうか？ 　そのことを悪の組織の視点で…

カクヨムコンテスト10短編　応募作 本当は行かないでほしい。 だけど、あなたは行ってしまうのね……。 その背中に、私は呟く。 「絶対に戻ってきてくださいね」 それは一方的な、…

海鮮丼が食べたくて即興で書きました。短編です。

大学生である秋斗は、親友であり幼馴染でもある穂乃花と風雅の三人で遊びに出かけようとしていた。 しかし、そこにあるひとつの悲劇が起こる――。

カクヨムコンテスト10【短編】に参加です。 およそ１０００年周期で世界を破壊する『大災厄』。それから彼女を生かすため、そして自分もある意味では生き残るために使用したのは古の禁呪…

喫茶店員でもある久世理人と綾瀬悠斗がバディを組む万屋、ＶＩＬＬＡＩＮＢＵＳＴＥＲＳ（ヴィランバスターズ）にはさまざまな依頼が舞い込んで来る。仲の良いカップルや夫婦の浮気調査、紛…

※よく読んだら胸糞悪いので注意です。駆け出し冒険者のシックルは、弱い魔物、ウィスプ退治の仕事に嫌気が差していた。聖水を掛けて簡単に退治できる、そんな誰にでもできる仕事ではなくて、…

ちょっぴりませた世間知らずである事に違いない中学一年の春、一年生のクラスが並ぶ廊下で面識のない三年生の先輩から呼び止められ、部活に入部しないかと誘われる。 部活の名称は「少女布団…

ボク、とても空腹。 女神様、ボクのお腹をいっぱいにして！ ってお願いしたら叶っちゃった。

　とある高校の放課後。サッカー部帰りの吉田は校舎からピアノの音色が聞こえてくるのに気がついた。偶然出会ったエクストリームアイロニング部の黒須に言われ、音楽室へ行くことに。そこには…

一人娘を溺愛している父親の二十八年間。 しかし娘が巣立つとき、気づけば妻との関係が希薄になっていて──