「黄泉」を含む小説

現世への未練が残り、成仏できずに特定の場所や建物に留まる幽霊――通称、”ジバク“。 立ち向かうのは、ジバクを除霊する能力を持った二人の男。 彼らは今夜も東京の街を駆け、この世に留…

【概要】 血液を好む精神疾患『血液嗜好症』によって家族から見放された少女・冬子。 国語教師である栄助が、彼女の自傷現場を目撃してしまったことをきっかけに、二人の『食事』と称した逢…

想いや考えは伝えても伝わらないけど、 伝えようとしない限り伝わることはない。

自主企画「カクヨムコン5のイチオシ作品」に書いた、自作を紹介する文章です。『黄泉比良坂』を書きながら思った事などを綴って行きます。 『黄泉比良坂』URL：　https://ka…

数十年前の大戦時、その裏側で行われた【鬼と守り人《もりびと》の戦い】 　　市内の壊滅により、鬼を封じていた４つの黄泉《よもつ》の祠のうち二つが破壊され、北鬼《ほっき》と南鬼《なん…

　色褪せた木橋のすぐ側で行き交う者たち相手に商い始める男あり。机と大きな風呂敷を挟んで扇子片手に珍妙な口上で客を惹きつける。 　傘寿川の先で起こる優吉朗の奇妙奇天烈おかしおかしい…

シリーズ累計PV93000。第五部公開直前のPVは26641。 龍郎の努力により魔界から生還した青蘭。だが、青蘭は記憶の一部を失っていた。以前のように魔王を使役できなくなった青蘭…

『黄泉比良坂』の登場人物、ストーリー、構成を紹介しています。 『黄泉比良坂』は長編ホラーで2019年12月から書き始め約5万文字で一章を書き終わり、2020年1月は二章を書いて…

｢俺は死にました｣ こんな奇妙なラインが夫から来た。イタズラかと思ったが、家に帰ると出ていった形跡は無いのに姿が無い。 家の中を捜索すると床に落ちた鏡から闇が溢れていた。 まさ…

「だって君、死ぬ予定ないみたいで……」 どうゆう訳か死んでしまった道幸　錬が言われたのはそんな頼りない一言。 死んでしまった自分をどうにかするため、あの世のいろんな人たちの力を得…

極東の逝原国にて人斬りを生業としている『お前さん』はある晩、蜥蜴病の少年『黄泉』と出会い、彼を狙う公儀隠密『死面衆』と敵対してしまう。不死性を持つ黄泉を狙って様々な勢力が入り乱れ…

ポストアポカリプス用アポカリプス生成委員会――略称、ポポポ委員会。 委員の一人として選出された男子高校生、黄泉寺 透(よみじ とおる)は、ポストアポカリプス然とした商店街で一個の…

『古事記』上巻の黄泉国訪問神話のリライトです。 　※学術的に正しいわけでも、厳密な翻訳（現代語訳）でもありません。 　※イザナミが火の神カグツチを産んで神避った、という前提です。…

ラジオから流れた、スピッツの新曲「ありがとさん」からインスピレーションを受けたファンタジー作品です。 男は気がつくと、綺麗な夜の池のほとりに立っていた。彼に訪れる突然の死の衝動…

そこそこの人間関係を保ってそこそこ平凡に生きてきた水瀬現(みなせうつつ)は、クラスメイトの天音黄泉(あまねよみ)が公園のトイレで自慰をしている様子を聞く。 いじめを受けている彼…

とある街のとある噂。 路面電車の13番目の駅の辻境駅。 いつ来るか分からない黄泉行きの電車に乗ると、彼岸に行けるらしい。 しかし、行ったものは帰ってこれないという噂がある。 そ…

身代金を要求する立てこもり班。 緊迫した現場には警察も手をこまねいている。 しかし、そこにやってきた訪問者は……！？ ↓前回の投稿↓ 『異世界をモニター越しに見ているあなた…

邪神の呪いにより一生レベルが上がることがなかったはずの青年アレン。 レベル１の彼は森で出会ったゴブリンに為すすべもなく殺されてしまった。 彼の短く儚いその命が消える瞬間レベルアッ…

オゾン層問題が話題になっていたころ、執筆。ネタとしては古いけど、問題はあんまり解決していないかもしれない。と、思って、あえて、載せてみます。 昔、地元の新聞の読者投稿欄に掲載して…

･あらすじ 最前線SouthEnd STM《薩摩》に、謎の人型化け物〝黄泉〟と戦う孤高の美少女衛視がいた。 名はリンゴ。 日々の生活は色々とカツカツ。仲間でもいれば楽になるのかも…