「重力」を含む小説

　ゆあんさまの『筆致は物語を超えるか』企画の『雪を溶く熱』のチャレンジマッチ参加作品ずら。 　この小説を全宇宙のカクヨムファンに届けたいと思ったあなたは、星ひとつ。 　これは人…

かつて人類はエネルギー不足と氷河期により絶滅の危機に陥っていた。 状況悪化にて勃発するは奪い合い殺し合う戦争。 わけあえるものがあろうと、わけあわず、ただ奪い合い、殺し合うだけ…

　グラーブ村、そこは古くからポーターの村として知れ渡っていた。 　今は無いその村、僕こと『ヨーク・グラビィテ』はその村出身のポーターだ。 　僕はどんな重い荷物でもバックパック…

深々と降る大粒の雪…空から舞い降りるはずの雪が、重力を無視する様に地上から空へ舞い上がる場所がある。 未練を残しながら別れた二人が、同じ時間同じ場所で同じ逆さ雪を見る。 それはた…

　物質的なものは全て微視的な寿司で構成されている。これは疑いようのない観測上の事実である。そのうえで，寿司は様々な姿かたちをとって我々の前に姿を現す。時には微視的なままテクノロジ…

人類が宇宙空間に飛び出して幾星霜。地球周回軌道を住処に人々が定着した。 真空の海に、縦横無尽に街が広がり、ある人はヴェネツィアン・エイジ、またある人は星々のヴェネツィアと呼んだ…

pixiv百合文芸2で最終選考に残った作品を大幅に改稿したものです。 この景色を、ずっとあなたに見せたかった――。 地球が過ちと死の象徴になった未来。少女二人はいつか地球…

26世紀、重力制御技術と空間跳躍技術を実用化した地球人類は、母なる太陽系を超え外宇宙へと進出していた。 大航宙時代の幕開けである。 しかし”コロン《コロンブス》の悲劇”を繰り返さ…

かつて二つの地球型惑星の衝突によって形成された惑星圏リエーレ。その「宙域」には膨大な空気が拡散することなく留まっていた。すでに資源採掘も終え、辺境の寂れた観光地と化したリエーレに…

🍆これまでのあらすじ 　2020年２月29日、天城辰子(24歳独身。お兄ちゃん大好き妹。ややドＳ。さり気にドＭ)は旅行先の北○道でヒグマ(のちに666《ビースト》と名付けられる…

巨大生物によって地上を追われた人類が、地下都市へ逃れた近未来。唯一、対抗できるのは「神に選ばれし少年のみ」で構成された秘密特殊部隊・ダブルギアだけ。 柊（しゅう）は天才的な身体能…

引用等はご自由に。

人類初の有人恒星間宇宙船エクスプローラー２号の、人間としては唯一の乗員であるぼくを待ち受ける運命は……

この小説は「五郎の世界秩序（異端の子ら）」の続編です。 ５倍体人間の川本五郎とエミン・イルマズの間に生まれた主人公が青春を謳歌します。 総文字数は４４万字程度で８３話です。 ＜…

家の前で見つけた巨大な大玉。 その中から人の声がする。 主人公はなんとか玉から人を救おうとするが……？ ↓前回の投稿↓ 『手のひらで転がす地球の重力』 https://ka…

自分のスマホのジャイロ機能が地球連動と気づいた主人公。 スマホを傾けてしまえば地球の重力の方向だって傾く。 とくれば、この使い方しかないだろう！！ ↓前回の投稿↓ 『復讐な…

　大学生の百花は、七歳年上の男性、鏡に愛の告白をすることにした。