「「円城塔賞」 恋愛」を含む小説

地球から遠く離れたある惑星のコロニー。 市当局に勤めるヴィクトルは、貧民街であるR居住区に住むある独居女性を訪問する仕事を押しつけられる。闇に沈む貧民街を歩くヴィクトルは、いつし…

口を開けばケンカばかりの二人が、流れ星に願うのは……。幼馴染みの二人のじれったくて甘い短編です。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

うり北うりこさんのTwitterでのつぶやきから始まったお話です。 うり北さんの下記のアイデアを元に阿々 亜が書いたSF恋愛小説です。 設定 脳の記憶をメモリーカードに入れるこ…

携帯電話を拾った主人公。いたずら心で持ち主になりすましメールのやりとりをしてしまう。やがて、メールの相手と恋に落ちて……

昭太郎は、幼馴染の美代子と結婚するのか、出世のため沙織と結婚するのかで葛藤する。昭太郎の心変わりの代償は、意外な形で払わされることになった……

遠い未来の地球で研究者である白川・K・冴理は、いぬみみと尻尾を持つ男性型デミ・ヒューマンの研究をしている。若くして華々しい功績をもつ才媛だ。 そんな冴理を家で待っているのは――……

元カレに酷い扱いをされてきたOLの美奈の元に、謎の封筒が届けられる。『貴方の事をずっと好きです』と書かれた便箋とその同封物に、彼女は驚愕する。

「実は、薔薇のお花を貰ってるの、私」 　最近再会した学生時代の友人である美子。彼女の元には、毎年春になると差出人不明で薔薇の花が贈られてくるらしい。 　バイセクシャルで、恋愛に…

大学同窓会が管理する山荘でフィールドワーク合宿をする学生たちに訪れる、奇妙な体験。 Twitterにあげていたものの完全版です。 ごくぬるい官能描写があります。苦手な方は読むの…

ただ一人のネット友達のために捧ぐ。

まだ闇の深い朝。いつものように電車へ乗ると、誰も居ないと思っていたそこには咲乃が座っていた。ラケットカバーのピンク色が懐かしい。 「……なあ。降り零れるって言葉、知ってるか？」…

再テストさえ合格すれば終われる補習で、荒牧は最後の一人まで残っていた。ようやく帰ろうとした渡り廊下、ふと学校に響く“夏休みの音”へ耳を傾ける。 ──ペタリ、ペタリ。そこに迷い込ん…

平安の時代、ある春の日。 和歌の名手、小式部内侍は最近訪れのない恋人のことを考えていた。 すると、連絡もなく想い人が現れたが──。

書いて読む。素敵なコメントが送られる。ペンネームによっては相手が同性か異性なのか分からない。何を間違えたのかお褒めの言葉が続くことで、この人の感性は自分に合うと信じた時、愛が芽生…

泥が噴き出る奇病にかかった少女が、ネット上で出会った少年に恋をする話です。

交通事故で死んでしまった彼女。 彼女を救うために、記憶と引き換えに過去へと戻してくれるという悪魔の囁きに俺は何度も彼女が死ぬあの日へと戻っていく。 何度死んでも、何度助けられなく…

誰かと誰かを結ぶのが仕事の恋のキューピット。 その日、彼女は恋に落ちた。

街から街へ、国から国へ。魔女のアネモスは正体を隠しながら長い年月をひとり生き続けてきた。 古いレンガ屋根、パン屋の香り、本に囲まれた愛しい人。流れ着いたある街で過ごした幸せな記憶…

やさしい言葉が、わたしの全てを麻痺させて狂わせている。ずっと一緒にいられるって、信じさせている。あなたはいつまでも恋人気分でいるようだけれど、それって、ズルいと思う。 ※無断…

際限なく愛を求めてしまった、おかしくなってしまった女の話。 注意 人によっては不快に思われるような内容が見られます、もし不快に思われましたらすぐに閉じて、記憶を消してください。…