「箱もの」を含む小説

「青い海と同じような色をし、それをさらに美しく光り輝かせた、まるで宝石のようなカメの甲羅に、ついうっとりしていると、いつの間にか海底都市に着いていました。 　不思議なことに、…

　桜々中が「きれい」だと感じるものを感じたままにつらつらと書き綴る作品集。 　おおよそ無題。冒頭にタイトルらしきものをつける場合も。 　これを読むあなた自身が、好きなようにタイト…

万が一、面白いのができたら別にまとめたいと思います。

イワビーとジェーンがいちゃいちゃしたりしなかったりするお話 着想はだいたい質問箱に投げる怪文書から 純情可憐なペンギンがどっちか、ロックンロールなペンギンがどっちかは読者次第。

空の箱、揺籃の騎士と同一世界線の話となります

　ごく普通の男子高校生とスーパーアイドルの少女との甘酸っぱくてちょっとほろ苦い恋のおはなし。偶然にも知り合った二人は市街地でデートのような体験をする。その場限りのデートを終えた二…

　ナザリックの道化師《コメディアン》として、日々研鑽を積むプルチネッラ。 　その仕事ぶりは勤勉であり、ナザリックに所属する総ての者の幸福を願う求道者である。 プルチネッラによる…

俺の部屋には暗黒神が居ついてる。 いや、本人がそう言ってるだけでお隣に住んでる普通の人間なんだけどね？ 彼女は少し中学二年生をこじらせてるみたいでさ……あはは。 【注意】…

つゆさきりなさんの「光の道」というお写真に触発されて創作いたしました。 「ひかりのみち」二人は新生活へと進む。引っ越し作業の中で見つけた、それは宝箱で。 ちょっと、かわいく書け…

入学式の日。 下駄箱にラブレター。しかし、数時間後に『やっぱ朝の無しで』と書かれたフラレター。 魔法を習う学校にスカウトされたのに、逆立ちしても魔法が一切合切使えないことが判明…

彼が目覚めた世界は、彼の知識では説明出来ない技術で構成されていた。 自身がどこに居るのか。なぜそこに居るのか。 答えがあるかすら分からない、あてのない旅が始まる。

いまよりほんの少しだけ昔の日本。仲の良い美春と千春という姉妹がいた。 美春は綺麗な少女だったが事故で全盲になっていた。けれど美春を慕う千春が献身的に世話をすることで、何不自由のな…

ふと移ろいゆく時間の中で思いついたものを。

各話で完結しています。 1話が200字くらいで、さくっと読めますので、お時間があいたときなどにどうぞ。 ジャンルは、各話で違いますが、概ねファンタジー系が多いのかな？と思ったの…

600字縛り同題異話！5話完結！5月感がまるでないちょっと薄ら暗い作品になりました。ホラーでもなければ何も起きません。

恋愛って、いいよね でも、ちょっと変わったものをここに収録 各話で完結。 お気軽にどうぞ “ことばのびっくり箱”からの分離のものもあります。

熱されたアスファルトに横たわるマイナスドライバーと、宙に浮かぶ不安定な〈ふわふわ〉。

　小心者のくせに好奇心だけは人一倍な武家の三男坊、木村進三郎は雨の中、ある山寺で一宿一飯の恩義を受ける。その山寺に代々伝わる、決して触れてはいけない漆箱、気持ちを抑えきれない進三…