「純文学ってなに？」を含む小説

大切なものに二代目は必要なのか。

「本も音楽も映画も、このくそったれな毎日を生きるためにあるんだ！」今日もホームレスのおじさんは安酒を飲みながら高らかに笑う。 パンクロック大好き、ろくでなしで、無頼漢！！ 理不尽…

西紀は用を足そうと起き上がり縁側に出ると、中庭の一本杉の幹に縛られている自分の姿を見つけてしまう。疲労がそうさせているのだろうと、ひとり合点する西紀。しかし目の前に奇妙な男が現れ…

「ただいま……」 「あ、帰ってきたのね。」 「うん。健診、どうだった？」 「男の子だって。」 勝の目が輝く。 「本当に？！それはすごい！」 「だから中絶したの。」 「は？」

お恨み申し上げます

※2023年7月の作品です。 読んでいただけると幸いです。 いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。 これからも応援よろし…

忘れたくても忘れられない。 胸の奥にある思い出は、あのときの音楽と共に蘇る。 気づいた時にはもう遅いのに…

５千文字～程度の短編を投稿していきます。 SFにも純文学にもなりきれないような作品を目指して書きます。よろしくお願いいたします。

卒業を控え、来春から別々の大学へ進学する幼馴染の二人。お互い両思いなのに一歩踏み出せなかった二人が幼馴染を卒業する物語。

キリギリスの男の訪れたアリの街は、スズメバチの軍隊の占領下にあった。 「運命。それのどこが運命だというんだ。まじめにはたらくアリが報われて、遊んでいるキリギリスのおれが落ちぶれる…

ずっと意識せずにいた幼馴染。 年齢を重ねた今、かけがえのない存在だということに気付く。 これからも二人の友情を大切に育ててゆきたい。

僕という人格が私という人格を愛し、苦しみ、それでも頑張って愛してみるお話。

生きることを否定した女性の物語

実話です。

『宜しければ、私と一緒に死んでは頂けませんか』 本作は、生きる理由を失い、憂悶の日々を過ごしていた男と貧困が故に治すことの出来ない病に絶望していた女性の最期に紡ぎ出した現代ドラマ…

これは“私”と言う主人公の子供から大人までの事を描いたエッセイ。