「のあちゃん」を含む小説

四ツ足　小実は、学校の掃除の時間で気になるあの子の机を運ぶことを日課にしていた。 でも、それは女の子の机で。副委員長、漆　千草さんの机で。 更に小実は漆さんの机のことも、な…

大好きなじーちゃんが死んだ。人工呼吸器のマスクが外れた姿で発見されたのだ。じーちゃんは火星人に殺されたかもしれないし、そうじゃないかもしれない——。 じーちゃんが死んでから七年。…

私にはナイショの習慣がある。 それは小学校の裏にある隠された神社に、給食の食べ残しを貢ぐこと。 「なんだ、今日の貢物はシケてるな……」 そんなある日、レーズンパンを捧げた私の目の…

異星人との戦争が日常となった日本。主人公牧野ヒロムは突然異星人『ネイバー』の襲撃を受ける。追い詰められたヒロムの前に現れたのは、どう見ても普通の女の子にしか見えない『戦闘用ロボッ…

「和田島イサキさん小説大会」によせて書きました。余裕で十作以上読んでるファンなので、和田島作品に出てきそうな可愛くてちょっとヤバみのある女の子が無茶する百合を書き…始めたはずなん…

インターネットサーフィン松こと、布団ちゃんの楽しいお話。

「守るよ。絶対にキミを守る」 勇希たちの前に現れたのは、儚げな少年光。 頭よし、運動能力よし、見た目よし。神様から全てを与えられたような光は、世界中から狙われていて……。 逃げ続…

ブラック勤務のアラフォー主人公はせっかく転生できたのに、手当たり次第にゲームもマンガも取っ替え引っ替えしてたから細部まで覚えていない… 知識チートをしようにも、材料や仕組みな…

来年の大河ドラマの主人公、紫式部は、自分と似た才女の清少納言に対して、どんな感情を持っていたのだろうか。

サッカー男子の藤村宙(そら)くんと天文女子の富永佐和(さわ)さんの物語。 忘れられないあの日、忘れたくないあの人あの声あの笑顔。 それぞれの人生を歩みながらも何かに導かれるよう…

どこまでも自分に自信のない「ヨウちゃん」。 そのその自己肯定感の低さは一人暮らしを始めても、恋人ができても変わらなくて……。 第2回川端康成青春文学賞落選作

しがないサラリーマンの中居慎吾。独身。キャバクラのお気に入りのミホちゃんに、髪のこと言われて、たまたま見た髪にいいというサプリメントを、試してみるのだが。

推しのライブを観に行った。推しはピンクのランドセルをしょって歌って踊っている。 かしわ餅をもらって食べながら歩いてたら、小学生の頃の商店街に行った。 小学生の頃の美羽ちゃんに会っ…

お母様が亡くなった。 それから程なくして―――― お父様が屋敷に見知らぬ母子を連れて来た。 「はじめまして！　あなたが、あたしのおねえちゃんになるの？」 にっこりとわたく…

天使のてんちゃん、天国でドタバタコメディのショートショート小説思わずクスって笑ってしまう ほのぼのとした作品です。

人間、本当に想定外の事態に巻き込まれたときには喉が詰まり思考すらままならなくなるのだと、短い人生の中で初めて知った。 滅多に無い貴重な経験だろう。良いか悪いかは置いておいて。 …

医クラちゃんは日本のどこかにある私立医大に通う医学生。ネガティブな彼女の周りにはいつも残念な仲間たちが集まってきます。 ※この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨ…

第一章～あなたの好きなモノ～ 「遥斗（はると）はお姉ちゃんが好きなんだよねー？」 「は、はあ？！・・・・はるちゃん？！嘘だよね？！違うよね？わたしだよね？」 平凡な男の子、浅…

不思議ちゃんなタオと、それに振り回されるシズの日常の一コマ。 2022年坊っちゃん文学賞落選作。

※ネタバレ注意※ 【キャラクター設定】 ・雪宮かすみ（ゆきみや・かすみ）　14歳 　どこにでもいる中学二年生。お人よし、引っ込み思案、地味。 　不器用で、ノーと言えずに損をす…