「＃満月」を含む小説

『僕が君たち親子を救ってあげるよ』 事故で兄を亡くしたという過去に囚われたまま苦しみ続ける僕たち親子の前に宗教法人『霊明新燦会』の教祖であるセンセイが現れる。 母は『霊明新燦…

不慮の事故で家族をなくした青年ノアは夜中にバイトをしながら家族を蘇らせるべく黒魔術に傾倒していた。 そんなある日、日頃の不摂生がたたり貧血で倒れてしまう。 目が覚めた時、目の前に…

神戸市灘区に住む少年・蒲原雄大は、母と妹とともに、貧しいながらも懸命に生きてきた。中学三年生のときの授業で少年（雄大）は、ツバルの住民たちの惨状と、エネルギー問題を研究することの…

「最初に言ったように、この学院に吸血鬼なんかいない。いや、そもそもこの学院なんか、存在しないんだ」 ある日の放課後。保健委員の用事を済ませた保健室から寮への帰路で、鵜月彼方（う…

クリエイター募集案件の1つです。他にも複数案件で募集中です！ ＊過去にTwitterやnoteに投稿したものを自主転載しています。 Twitter→　https://twitte…

ある王子の結婚までの物語。 満月の明かりに導かれ、歩いた先に見えたのは？ 短編の「灯は～」シリーズの第1話です。 ハッピーエンドです。 ＊女性への暴力的な表現がありますのでご…

カクヨム公式自主企画「百合小説」用作品　 全四話構成です。 【あらすじ】 「だからね、私は信じたい。この綾音と一緒にいる時間を」 　私――岬心音は永遠を信じる。 　――永遠…

これは吸血鬼と関わる者達のお話 夢見る乙女の幻想か 赤に染められた青年 人形達の奉仕 彼らに魅入られた者の一幕 ※声劇用台本を加筆修正したものですので基本…

旅の魔術師チェシカとその連れである妖精族ヒュノルの二人は立ち寄った街の酒場で、ミヤミヤ・アークと名乗る女性から声をかけられる。彼女が仕える主＂お館様＂がチェシカに依頼したい仕事が…

　17歳の少女・シルフィは魔術整備師および操舵手として、渡し船を運航するソレイユ水運に勤務している。 　船の動力は魔鉱石から抽出した魔法力をエネルギー源とする魔導エンジン。そ…

小学六年生の野咲あずきは、ある日祖母から送られたメッセージカード内に、妙な文言を見つける。 『月の女王は紅茶がお好き。満月の夜、湖に小舟を浮かべ、ティーパーティを催します』 …

掲載中の『うたかた俳句』からの抜粋＋αです。 休筆状態だったので新しいものが少ないですが、嬉しいコンテストなので参加します。 無理のないペースでぼちぼち復帰したい。

気がつけば　渇きを覚え　月の下　喉を潤せ　風も背を押す

世界中、ありとあらゆる国や時代に停車する蒸気機関車、通称”無番汽車”。 今回の停車地は、中世アイルランド！ そこは汽車で働く従業員、コリンの出身地でもあった。 コリンは故郷にい…

地球の皆さん、聞こえますか？ 私の住まいは、海王星や冥王星の軌道のそば。 太陽からは遠いけれど、あなたが想像するよりはずっと明るいのです。 外に出ると、満月の何十倍も明るい太陽が…

これは『とうに失った者』の前日譚 彼は『デカルト』と呼ばれる少年だ。 もちろんそれはあだ名で本当の名前はちゃんとある。しかし、自分でも少しこの名前を気に入っている。 傍から見れ…

ある冬の夜、修平と拓は車で出かけた。赤い満月が浮かぶ夜だった。 修平は走る男を見付ける。しかし拓にはその男が見えない。 その日から修平は、夢を見るようになった。 ＊実話を元にし…

和馬十四郎（かずまとうしろう）二十二才は異世界のＡ級戦犯で超能力者。国家転覆を想像した罪で絶望島監獄に十万年の刑で収監された。絶対に脱獄が不可能な絶望島だがたった一つ欠陥があった…

月寄鏡子は、すこしぼんやりとした女子中学生だ。 家族からは満月の晩に外に出ないように言いつけられている。 彼女の通う祥雲中学には一つの噂があった。 近くの米軍基地で仲間を皆殺し…