「駅」を含む小説

祖父母を訪ねて長野県の塩尻市にやってきた僕は、駅を出ると潮風を感じた。 ——海から遠い山の中で、どうして潮の香りがしたんだろう。 首を傾げれば、昔祖母が教えてくれた昔話を思い…

高校一年の夏休み。 毎年恒例のじいちゃん家へ遊びに来た俺。 ばあちゃんの手料理はマジ上手いんだけど、ジャンクな味も恋しくなる…… 閉店寸前のファーストキッチンへ、フロートとフ…

あなたと友人の源雄二は、岐阜から飛騨金山の駅へ電車旅をしている。 飛騨金山の駅の前にはトンネルがあり、そこを通過したとき、あなたは... 飛騨金山での、忘れられない旅をあなたへ。

なにわダンジョンシリーズ番外作。作者アバター主人公頑張ります。 少女の叫びで駆け寄る両腕はラノベとマンガで背中にバックパック。 大阪ヤンキー二人連れを瞬殺するとラノベ表紙そっく…

深夜の新宿駅１３番線から出発する、漆黒の車体の臨時列車。 招かれるままにそれに乗車した青年、佐倉と立花。 乗り合わせたのは、インディーズアイドルを隠れ蓑にした化け猫、吸血鬼を使役…

駅から家まで、雪が積もった道を歩くだけのお話です。

2020年4月、東京駅周辺の出版社で働くことになった私。 東京を闊歩し、ドラマで見たあの姿になれる。週末には恋人とレストラン。仲間と飲み交わす酒。そうなれると信じていたあの頃。 …

年金暮らしで、時間は有れども金と体力は無いジジイ。同じく爺様のイヌとふたりでぼちぼち暮らし、毎週日曜日にはプリキュアを鑑賞して曜日の感覚をととのえる。べ、別に、プリキュアが好きで…

僕こと黒鉄鉄矢は、バイトを辞めて一人旅に出るつもりだったのに、ひょんなことから仕事を押し付けられてしまう。新人アイドルのプロデューサー（Ｐ）だ。僕なんかにＰが務まるのか、とっても…

不定期更新です。。 毒親に苦しめられる高校生，蒼優太 ある日家に帰れずにいるところを緒心(つぐみ)に助けられる。 「ここまで来てくれたら守ってあげるよ」 そう言っていた筈なのに彼…

幽霊を見る事が出来る少年、道明寺雪緒。 彼はある日、雷に打たれてしまう。本来であれば落雷で死んでしまうけれど、何故だか雪緒は平安時代へとタイムスリップしてしまう。 平安で出会った…

　京都が好きだ。もう少し言えば、平安京の面影の残る、この国を長きに渡って見守ってきた千年の古都、京都が好きだ。だから、京都を何度も訪れている。 　普段なら絶対に起きられない早朝…

陰キャな高校2年生の鵜方（うがた）頼人（よりひと）は、隣の席の少女が気になっていた。彼女の名前は天束(あまつか)姫佳（ひめか）さん。同級生から「学校一」と呼ばれるほどの美少女だ。…

駅ビルの中にあるカフェは、今日も繁盛だ。 俺はやっと回ってきた遅番の休憩に、ふぅと一息ついた。 さて、本日のオヤツは何にしようか…

なんの楽しみもない。自分が好きなことがわからない。そんな私が経堂駅で出会ったケイにを追いかける話。ケイを深追いしていくうちに自分が好きなことや得意なことに気がついて。。。

早坂奈江（２７歳）は、不動産事務の仕事に就きながら、これといった楽しみもなく毎日を淡々と過ごしていた。いつものように仕事を終えた奈江は、駅のホームから落ちそうになり、青年に命を助…

「どうか、私と河原で殴り合ってほしいの」 　部活帰りの高校生、桜子と葉月。仲良しの二人だが、桜子にはある願い事がある。それは二人で「ザ・青春」を感じる事。その為にはまず「河原で…

――私は星の世界を旅する旅人だ。 なぜ旅をしているのか？目的は簡単。観光である。 知らない街を訪れて、知らない文化に触れ、知らない人たちと交流を交わす。科学の進んだ世界でレトロな…

　僕にはすごく可愛くて、とても頼りになる幼馴染の彼女がいる。 　そんな彼女との待ち合わせの最中、うっかり電車で寝過ごしてしまった僕は、「きさらぎ駅」という見知らぬ駅に着いてしまう…