「道 短編」を含む小説

風子は将棋部室でいつも独りぼっち。 ある日、入部したいという一年生、みなせが訪れる。 この軽快な女子を、風子は敵視するが… 【地の文が多いため、縦組み表示を推奨】 第227回…

指先はとうてい近寄ることはなかった。少なくとも、その日、その年、その刻限、兆しのような道を踏み越えるそのときまでは。

『食べること』が人生最大の優先事項な、女のエッセイ。美食家になりたい！

訳あり令嬢のシャルと元聖女のこじらせ皇子アルフォンソ。なんとか両想いになった二人だが、結婚どころか、婚約へ至る道すら問題あり。それぞれの故郷に戻った二人は、自分なりに普通でないや…

俺はごくごく普通の男子高校生。毎週火曜日に漫画雑誌週刊少年ボンバーを買い、今にも打ち切りになりそうなお気に入りの漫画「騎士道スパイラル」を読み、推しの騎士（※既婚のイケメン）フラ…

転校したばかりで友達も出来ない恵里。しかも、中学校からの帰り道で道に迷ってしまう。 そこに現れたのは、一匹の黒猫だった。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

魔王を倒した勇者たちは国に帰り英雄となった。騎士団への入団勧誘など手厚い待遇を受けるが、エルベは故郷を助ける活動を考えていた。 仲間のサラに思いを寄せていたが、彼女はリーダーであ…

少年は旅をして町や都市にたどり着く。人々の生活を見て生きる道を見ていく。 というハートフルな話ではありません。何故少年は旅をするのか、端々に見える奇妙な風景。タイトルの意味とはな…

皆がよく知るものがたり。 結末知り得るものがたり。 これは異聞、短き異聞── 薄幸の美少女を救った？ 魔女はたいそうな、たいそうあつい魔女でした。 さあ、ぶとうかいへいこう！

超短編　男がカフェへ歩いて行くだけです。 ちょっとばかし不思議な世界感なだけで、本当にそれだけです。 私的には本編中の喫茶店の書き方がこだわりポイントです。

人を想う気持に年は関係ない。 いつだって心躍るもの。 忘れたふりなんか、できやしなかった。 人生は舞台、主役は私だ。 誰ひとり脇役なんていない。 初めてカクヨムコンに参加します…

ズルズルと伸びた出張の帰り道に地元の道の駅へと立ち寄った。喫煙所から見えるのは今年の役目を終えた向日葵畑の跡、それを目にしてふと数年前に畑前で出会った女子高生の姿が思い出される。…

【カクヨムWeb小説短編賞2023応募作】 これは、ひとりのオタクによるデジタル創作活動の記録である――。 文章はもちろん、イラスト・漫画、音楽、動画、Live2D、ゲーム制作、…

ロンドル王国の騎士アレクサンダー・フォン・ゴルドレッドは、魔王討伐のため、聖女の護衛として旅に同行している。 アレクサンダーは麗しい容姿と剣の腕により、いつでもモテモテイージーモ…

いつもの道をちょっとそれたら、イケメン通りに迷い込んでしまい…。

その道は、『出る』と噂のある道だった。 何が出るかといえば、下半身だけの『足だけ幽霊』。 だから、俺はその道を通りたくはなかったのだが、やむを得ず通ったところ、予想外になんだか申…

「セラス・フィンドラル！　たった今、この僕――侯爵家子息であるシグルド・カスケードは君との婚約を破棄する！」 　男爵令嬢ことセラスは、婚約者であったシグルドに大ホールでのパーテ…

高2の頃に大好きだった小説と脱出ゲームから構想し、大学で学んだ知識をもとに再構成した物語です。 お酒を飲むと、時の流れから放り出されてしまう「ことがある」体質を持った大学生。 …

紅葉（いろは）が幼馴染の楓雅（ふうが）との約束を守るため、2人で約束した場所は向かうと…。

遊神来夏（ゆがみ・らいか）。 彼女の素性を知る者はいない──。 獣に獣道があるように、人間にも人の道がある。 けれど来夏は人の姿でありながら、あやかしの道を飄々と歩む。 その轍…