「欲しいもの」を含む小説

幼馴染のかおるはとてもかわいい。もうホントに可愛い。凄くかわいくて時々理性が飛びそうになる。しかもあざといし。 ……我慢するこちらの身になって欲しいものだ。

一歩を踏み出せない、臆病な私へ。 恋愛小説としては失恋小説の方が好きだけど、 それは都合のいい相手がいないと分かっているからの話。 やっぱり私だって、彼氏のひとりくらいは欲しい…

人を騙すことを生業にしている男は、かつての師だった詐欺師のあとを追っていた。 突如自分の前から姿を消した師に、未練を断ち切れず、毒に侵され続けるような日々を過ごしていた。 そんな…

本当に欲しいものは我慢したくなかったから、書いた

目の前に、毎日、気になる人が座っています。 気になるポイントは４つ。 その人が、今の私が生きるためにどうしても欲しいものを、いつもそっと置いておいてくれる。 これに手を出したら、…

この十字路では数々のアーティストが世界的成功と栄光を収めた。 悪魔に魂を売る代わりに――――。 仕事を失い世の中に絶望した若き画家は当てもなく彷徨う。 　魔の十字路――――街で…

神様に何か欲しいものはないかと聞かれて適当につるぺったん少女と言ったら本当に登場した。

　ボクは待ち合わせのホテルに向かう途中、雨に当たる少女に出会う。 　大学のサークルの機関誌に2015年５月に掲載した作品です。自サイトにも載せています。 「これはまるで、Ｓ…

※作中にはフランツ・カフカ『変身』の核心部分に触れる内容を含みます。 　俺、夕緋悠人は自他ともに認めるシスコンである。今は訳あって自宅警備員（NEET）をやらせてもらっているが…

　コンビニへ行く途中だった。 　眠れない夜はいつもこの近道である神社を通り、コンビニへ行く。別段何か欲しいものはないけれど、いつでも変わらずにこうこうと明るいので、行くとなんだか…

　地球を暴力的に滅ぼす現象、《ポール・シフト》が遂に発生した。 　その影響により、生物はほとんど死に、生き残った者もその９割が理性を保っていられなくなってしまう。 　人類の未来は…

欲しいものはなんでも手に入れてきた麗華はなかなか落ちてくれない真中を落とすため、変わり者の新城の真似をし始める。そんな彼女は真中に言われた一言で体だけの関係の滝と夜の学校で暴れま…

暴力と欲望と快楽の街クリミナルヘブンの一角に店を構えるジョン・レドリックとアーサー・スペンサー。 レドリック商店には、たわしから対戦車ミサイルまでなんでも揃う品揃えが自慢の個人…

「女が欲しい」　ファンタジーな世界で暮らす、完璧だけど色々と残念なゲス”魔王”とそれを取り巻く愉快（不愉快？）な仲間達の日常、冒険、時にはバトル、そして色気！　欲しいものは必ず手…

俳優の男が公園で休憩していると、天使が現れて彼に尋ねた。 「あなたの願いを一つ、叶えてあげる。神様の情けよ」 俳優は願いを言う。 神は空から男を見て、天使は翼で顔を隠して嘆いた。

第一回哲学的な彼女企画に投稿した作品。企画の制限文字数を二倍ほど超過したので、選考対象外作品として、供養の代わりに掲載させて頂いたのは良い思い出です。