「ショートショート 思い出」を含む小説

わたしは、あなたを永遠のものにする。そう決心した。そうすれば、老けることもない。だけど、もう二度と逢えない。覚悟は決めた。その夜、わたしはいつものように、あなたとベッドに入った。…

ほんの少しだけ、未来の世界。人生の「全て」を記録してくれる、"記憶の妖精”が作り出された……。ＳＦショートショートです。

子供のころ、見知らぬおねえさんと一緒に食べた味噌ラーメン。 大学時代、たくさんのことを教えてくれた先輩に捧げる酒。 ずっと昔、家を離れていった父親との思い出を呼び起こす名作映画。…

僕は病院の屋上で、一人、煙草を吸っていた。その煙草を吸っていると、様々な思い出が、走馬灯のように行き過ぎていった。そんな時、ふと背後から彼女の声がする。そっと白衣を翻らせて、彼女…

ショートショート

各話、独立したエピソードの短編集。 2016年に試作したもの、あるいは短編として他所で公開したものです。 一「ラストオーダー」 　地下酒場のホールに立つあの子に、私は恋をした。…

村はずれにいた怪しい男は、やがて……。

❝君❞に届けたいものがあるんだ。 ある男性が❝君❞との思い出話をする中で、 ❝君❞への想いが溢れだす。 ところで・・・・ ・・・❝君❞って誰のこと？ ※※※※※※※※…

古来より幻のキノコと呼ばれる極めて稀少なホラコ茸。食べると幸せを取り戻せるという。

「家族」「懐かしい」をテーマに書いてみました。 仮想現実の中で、僕は１５年ぶりに家に帰る…

高校生時代に現代国語の課題で書き下ろした掌編です。 作品の原案は、中孝介「夏夕空」の歌詞です。 今読み返すと反省ばかりが浮かんできますが、私の創作の原点ともいえる作品です。

泣けば亡くなった者が蘇る世界で、女は夫のために一人、涙を流す。 彼女の涙は奇跡を起こし、周囲の人間は彼女のために動き出す。

記憶の相続が可能になった社会。 相続すれば知恵や経験が容易に自分のものになる。 しかし、記憶を受け継いだ自分は、はたして自分なのか。 ＊「小説家になろう」に投稿しています（名義…

忘れてしまう記憶を自分で選択できるようになったなら、そんな未来ではきっとこんな問題が起きているだろう。 ※この作品は小説家になろう様にて重複投稿しています。

これは、novel noveのTwitter内非公式企画、#noveで返歌 で発表したものです。 バレンタインノベルに対するお返しの作品ですが、これ単体でも読めるようにしてありま…