「もどき」を含む小説

　マッチポンプという言葉がある。自分で火をつけて、それを自分で消火するということ。マッチとポンプである。 　これはつまりそういう話なのだが、火がないところに煙は起きないわけで。…

　気が付くと、探偵は何も無い真っ白な空間に立っていた。 　目の前にぼんやりと浮かび上がるシルエットは告げる、「どうか謎を解いてほしい」と―― 　異世界で起こった王子殺人事件。容…

俺は平凡で目立たない普通の会社員の上野史人。 地方から上京して一人暮らしをしている俺は家と会社の往復だけの平凡で代わり映えのしない毎日を送っている。 何かしら刺激が欲しいところ…

ひょんなことから町内に落語研究会が出来た。馬さんがよいしょでかつがれて師匠となり、厳しい？修業が始まりました。　落研経験者ではあるものの素人の指導で、果たしてどうなりましょうか。…

桶狭間の合戦に、俺は何故か飛ばされた。 ゲームのようにレベルアップして、強くなる自分自身に驚く。 それにクエストが発生してクリアをしてゆく。 クリアした途端に、魔法が貰える。 い…

とある港町のやくざの事務所で、ある日の朝、金庫が開けられているのが見つかった。第一発見者は、訪問客（メイド）。強面の若頭補佐と、美人メイドとがにらみ合う中、電話口の向こうにいるメ…

とある港町で探偵——とは名ばかりの何でも屋を営む神坂信一郎と、そのメイドの翠蘭。 ある日、信一郎が「猫がいなくなった」と嘆く子と出会う。その『猫』が居る場所は分かっているのだが、…

怖いというか不思議な話が多いかもしれない。 創作なので呪われる心配はなし。安心して読めるホラーもどきを目指してます。 なろうからの転載多め。たまに新作。

怪異に関する相談スレがオカ板には存在する。 そこには時には実況し、時には役に立つんだか立たないんだかよくわからない雑学を書き込む変人たちがいた。 一旦完結になります。 続きが出…

佐竹義成（さたけよしなり）高校一年生。 今俺は濡れ衣を着せられかけている。 スマホ紛失？知らねぇよ！ ああ、あと5分で授業が始まるというのに。 そんなとき現れた救世主？自称探…

　都は長安から西へ幾千里、黄河をさかのぼり、何十何百もの村や森を抜けたその先に、仙人が住まう秘境の地があった。 　只人では辿り着けない山の頂で、二人の仙人が碁を打っている。一人は…

主にツイッターの世界史創作企画で作った雑多な題材の漢詩もどきの保管です。 別のブログに同じものを保管しているのですが、バックアップ的な意味も含めてこちらにも再掲します。 詩として…

気が向いたら恋愛小説(もどき)を書いてます。 多分、一話ずつの短編になります。一話の読み切りになるかと思います。 意味不明な部分も多いかもしれませんが、読者様ご自身で考察していた…

暇人茶目娘こと、暇を持て余したお茶目な仔犬系女子と 惰天機ボーイこと、だらだら気分屋の無自覚系美男子による 決して甘くないラブコメ！いや、そもそもラブ要素がなかったぁーっ！ってい…

暇な時に書いた詩もどきです

　石原悠乃は都内の大学に通う2年生。悠々自適なひとり暮らし生活を過ごしていたけど、春休み中、4歳年下の幼馴染・松江伊吹が「（ガチの）婚姻届」・「はるにいとけっこんするとどけ」の2…

　美貌の青年ヴァンパイア×可愛いけど男前な画学生。 　月明かりの下で遭遇した金髪碧眼の美青年に襲われた“おれ”は首筋を咬まれて愕然とした。 相手はヴァンパイアだった。その夜から…

壊れた精神は肉体をも蝕む、この病練は異常をきたした子供達の夢が現実になってしまった悪魔の空間。患者を助けることはあるが、反対に自己嫌悪の具現化として本人を傷つけることもある。 …

　少女ララは十四歳、たったひとりで気ままな車中泊ライフを送っている。愛車は自分の生み出す魔導石で動く「魔動車」。一見、幌馬車に見えるけれど、馬なしで走る優れもの。 　護衛道具で…

付近一帯を締める縞崎組の親分が、タツという名の助っ人を連れてきた。そんな折、敵対勢力である黒龍会がカチコミをかけてくる。激しい抗争がいま始まる！