キューピットの火矢

1話目から読む
★
0

概要

　恋のキューピットが矢を放つ。煙があるから放火する。

　マッチポンプという言葉がある。自分で火をつけて、それを自分で消火するということ。マッチとポンプである。
　これはつまりそういう話なのだが、火がないところに煙は起きないわけで。何も無いところに放火するのもさすがに怪しいと考えた放火魔の、迂遠なアリバイ作りをご覧あれ。


  • 完結済 全1話
  • 4,483文字
  • 更新
人生
  • @hitoiki

おすすめレビュー

★で称える
★★★

書かれたレビューはまだありません

この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか？

関連小説