「不条理？ 短編」を含む小説

はてなインターネット文学賞応募作品です。 百合には期待せず、ギャグとして読んでください。

親しい友人の早希に放課後公園へと呼び出された夏香。 そこで開かれているのは今まで聞いたこともない「お母さんオーディション」なる不思議なオーディションであった。 果たして熾烈なお母…

男は余の不条理に怒り人里離れた山で自給自足の生活をしていた 男はその怒りをYoutubeやSNSなどで歯に衣着せぬ物言いで毒舌を吐き多くの敵を作った…

それは、大規模な感染症が収束して、 東京で五輪が開催されたそのあと。 歴史が少しだけおかしな方向に歪んで、 日本が別の世界線に突入したような時代だった。 不条理世代――あとのほう…

太郎と次郎は兄弟のようだが兄弟ではなく。 次郎は太郎のことを兄のように慕っているが、太郎は次郎のことを弟のように可愛がっているわけでもない。 互いに兄を求めるが互いに兄ではない、…

自分と同じ姿、声を持つ存在が現れ、それが自分よりも有名になっていく様子に危機感を覚える主人公。自分の人生に現れた偽物はしかし、立場を逆転すれば自分の方が偽物になる。逃げ場のない不…

8歳の「私」には記憶がない期間がある。気が付くと家族は消え、施設へ送られることが決まっていた。 筆者が実際に夜見た夢を書き出した短編。

日常、 全ての人間が持ち合わせるモノ、 見えている視界を普通とするモノ、 他人の目とは完璧に重ならないモノ、 それを置いても当然の一日が廻るモノ、 では、それから外れたモ…

ある男が砂浜で奇妙な珠を拾った。その直後、ゴスロリ服を着た少女に絡まれて……。 短編。

綿アメみたいな雲。 トクトク注がれる牛乳。 まるまる太った白の毛糸玉。 ビー玉から溢れる光。 それと、立花くん。 私は真っ白で汚したくなる貴方に合わなかったらどんな人生を送っ…

　隣町には【蛆神様】が棲んでいる。 【蛆神様】はどんな願いごとも叶えてくれる神様で、町の人々は困った時に蛆神様にお願いごとをするそうだが……。

不定期に、実に不定期に、ショートショートないし短編を書いていこうと思います。 一話完結なのでお好きなところからどうぞ。

夜の路地裏に明滅する看板の灯り。 誘われて入ってみれば、それは店。 なんの店かと言われても。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　http…

ゾンビ映画等を一切見た事のない作者が想像で描く、ゾンビの父がいる日常風景。 どれから読んでも支障ありません。 特に捻らず、ゆるくお届けします。

この地は神地『リスターン』 主人公サラリアが暮らす『ゴル帝国』は、隣の隣国『リンガー王国』と長く続く戦争の最中だった。 そんな中、主が住まう城『ゴル城』で使用人として健気に働く…

「お墓公園に行く」という謎の言葉を残して、自殺した友人K。 残された主人公の周囲で起こりつつある『何か』。 それは、噛み合わない因果律。

素直になれないのか、素直になりたくないのか。 背中を押してほしいときに「押すなよ」と言ってしまう男の、少年時代の物語。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載…

あるところにおかしな鳥を集めている博士がいまして…