「吸血鬼」を含む小説

紀元二千七百年代半ば、鬱屈とした風紀振肅社會。 世界大戰の勝者、樞軸國の想う理想社會は色褪せ、憂う。 儚く脆い微妙な均衡に雁字搦めな大日本帝國に、否、世界に、僅かな緊張が走る。 …

自主企画「吸血鬼作品感想書き〼。」に参加していただいた作品の感想をここに置いておきます。

なんか吸血鬼が出てきたり、超常的な力が出てきたり、人が死んだりするよ。 わー、大変大変！　でも、何が大変なんだろう……多分何も大変じゃないんだよー。 めでたしめでたし。

昔あるところにあった人間種でのみ構成された大型ギルド『アヴァロン』は彼らが信じてやまなかった『不老不死の妙薬』の存在を探しに旅にでた。だが、彼らの寿命は80年と短い上に敵対種族と…

吸血姫－アリシアは世界を知らない。 ある日、彼女は家出を決行する。 何も知らない世間知らずが行き着く先は、何でも屋を生業とする羽々斬夕弦のもとだった。 全く何も出来ない世間知らず…

人々が寝静まった、冷たい夜。少年吸血鬼（ヴァンパイア）が、独りぼっちの少女を見つける。 しかし彼女は、なにやら普通ではなく――自分は、『ロボット』であると言う。 ※ ながや…

俺様なのに陰気な吸血鬼と女子力高めの元気っ子JKのほのぼのした日常。(嘘)

　旅をしていたら、夕立に打たれた。丁度、立派なお屋敷を見つけたので雨宿りをすることに……。 　すると屋敷の中から一〇歳くらいの女の子が現れた。聞く話によると吸血鬼で、この屋敷の主…

魔界と人界に分かたれた世界。次第に魔界へと呑み込まれていく人界で、ミハイルは女吸血鬼のノエルと共に魔物狩りの旅をしていた。魔物によって帰る場所を失った戦士ミハイルと、千年の時を生…

謎の病気にかかった『龍ヶ崎 雅俊』は30歳という若さでこの世を去った。 気づけば、雅俊はなにもない空間に一人の女神と遭遇する。 そして女神からは余りにも最期が虚しいと言われ、転…

何もかも笑って生きてはいられない。そんなことないと笑い続ける少女と、笑えなかった人達の話。

前作（https://kakuyomu.jp/works/1177354054884537765）の続きです。よろしければこちらから見てやってください。 待ちに待った夏休みがや…

第4回角川文庫キャラクター小説大賞、締め切り迫る（2018年5月8日）！ 栄えある歴代受賞作の第一話試し読みを特別公開します。 こちらをご覧になれば、傾向と対策が見えてくるかも…

ある日桜の下で出会ったのは、美しい女の人だった。 しかし、俺はその人に抑えきれないほどの殺意を感じた。 その人に憎しみを持っていたわけでもない。 ただ単純に美し…

これは人とそれ以外の種族が住む世界が災厄に飲まれ文明が滅びた後の話。 人間でありながら人ならざる力を宿す男、ブロード・イライアス。 彼に味方する吸血鬼の女、アネット・エルドレッド…

芸術を愛する国・デイランド王国。 貧乏男爵家の令嬢・ジルが男装して家のため、 天才芸術家と名高い４人の貴公子たち――四大守護者（マスターズ・オブ・アーツ）――のお世話係になって早…

『大賢者』である壮年の英雄ジークフリードは、右腕だったギルバルドの狡猾な策略で地位と名誉、力までも奪われる。 彼は無実の罪によって《還らずの森》に放逐され、そこで瀕死の吸血鬼の少…

「六六六人の聖職者を喰らえば、完全無欠の生命体に成れる」――女吸血鬼の目的は今まさに達されようとしていた。幼馴染みの水埜琴音と共に学生生活を送る少年沙門・柳生宍道は、美女の誘惑を…

受験生である「わたし」こと文音（あやね）の隣の部屋に男性が引っ越して来る。彼は吸血鬼で、予備校教師。興味本位で彼に近づくうちに、文音は彼のことが好きになっていく。 しかし、彼への…

森の奥の時計草の館に住む美しい白い吸血鬼に、失語症を患う私は出会い、恋をした。でも彼は、永遠に届かない愛しい女性の面影を追い続けている。お願い、私を愛して。私の血を吸って。