「幽霊」を含む小説

2015年、春。4月から県外の美術大学に通う三宅満（みやけみちる）は、過去を思い出しながらキャンバスに絵を描いている。 6歳のあの日。ヒガンバナが咲く季節。墓地で出会った幽霊の少…

時枝重時（ときえだしげとき）。 陰キャ気質のインドア派。高校2年生。 時枝はイケメン優等生の大野裕也のグループで学校生活を送っていたが、クラスカーストはとても低かった。 ある日…

　きっと皆、なにかの嘘をついて生きている。

公理智樹は幽霊が見える。けれども幽霊がいても無視することにしている。何故なら幽霊は見えるとわかればストークしてくるし面倒くさいからだ。 けれどもその幽霊には既に見えることがばれて…

新米大学生、柳之介の初めての一人暮らし先は事故物件だった。そこにベテラン幽霊、渉青が現れる。生前、悪霊退治を生業にしていた渉青は柳之介を勝手に悪霊退治の弟子にする。こうして新米大…

霊専門の事務所を開いている磨猿脳巳 ある日夫婦に首吊り死体の霊を見たと依頼を受ける。 そこで脳巳は大学の後輩である『猿谷言気』と『猿飼瞳』そして事務所の部下『猿川掌』を連れて、霊…

県立大学オカルト愛好研究部。 不可思議を愛する彼らのもとには時折奇妙な相談が寄せられる。 興味と享楽。そしてほんのすこしの期待……「触れてはいけないものに触れた」相談者たち。 か…

突如現れた彼女に導かれた先に、あったもの。 辻 褄様の企画用新規書き下ろし　「森からの脱出」に参加させていただきました。 森の入り口から出口までのお話を書く企画です。 企画…

※なろう、ノベプラでも掲載しています。 　ある日、師匠から要らないという理由で森の中にある古い屋敷を譲り受けた錬金術師の少女、サラ。 　だけど、その屋敷は心霊屋敷だった。 　凶…

上下で完結。 墓を掘るのに使った鎌や鋤は七日間は墓場に置いたままにして持ち帰ってはいけない。 そんな民間伝承がモチーフです。

高校二年生のナツキには仲の良い幼なじみがいた。 近所に住む女の子で名前はカスミと言う。 幼い頃、毎日と言っていいほどよく遊んでいた。 彼女の妹、アヤメも一緒に遊ぶことがあった…

とある学校の生徒、黒田白人（クロダ　アキト）は親からの虐待と学校でのいじめで精神をすり減らしていた。 そんなアキトに、幽霊のような存在が現れる。 幽霊との出会いで、アキトの人生は…

町はずれの一軒家で、幽霊の記憶を見せる幽霊提灯を扱う周は、美しい山人だった。 私と周の二つの視点から語られる幽霊たちの物語。 「幽霊と提灯　表」「幽霊と提灯　裏」どちらかだけ読ん…

噂と怪異が溜まり彷徨う、いわくつきの廃病院。 夏の夜、友人と暇潰しに訪れた廃病院で怪異と遭遇し、それらに対抗する除霊屋を名乗る妙な連中の仕事に巻き込まれる大学生たちの一夜の話。 …

★24話以降、先にストックを貯めてから投稿します(5月30日　現在30話目) 　神委市立神委高等学校に通う神栖無人は、地縛霊の女子生徒と出会う。彼女を学校の地縛から解放する事を…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818093081747962660 　もとはとあ…

にけ(@nike_nkx)様の企画「#novelmber」参加作品です。お題は、31.リピート。以下あらすじです。 ある冬の日の夜。仕事帰りの涼は、ごく「普通」の青年・優多と出…

集団に溶け込むことができずにいる小泉蓮という名の少女。億劫な日々の中で彼女は突然、幽霊が見えるようになる。 生きる上で、本当に大切なものとは何なのか。様々な幽霊達と関わる中で、彼…

「シャインマスカットは食べるためにあるんだよ」 　五日前、突然私の部屋に現れた圭一はそう言った。 　彼は六年前の事故でなくなった幼馴染だ。あまり心霊的なものを信じるほうではない…