「揺れる 恋愛」を含む小説

緑豊かな大山村。 高校二年生の雪生は、美しいが閉ざされた田舎の片隅で、行き場のない気持ちを抱えながら日々を送っていた。 そして、一つ年上の幼馴染み、美紅《みく》との間に芽生えた恋…

メイドのセレリアーナを帝国の第二皇子クロレンスは今日もまた口説き落とそうとする。 本気なのか冗談なのか、わからない皇子の態度に、セレリアーナの心は揺れるけれど、彼女には誰にも言え…

人生で、きっと一番みずみずしくて、果てしない尊大さを持っていて、もしかしたら奇跡さえ起こせて、向かうところ敵なしで、だけど時には息苦しくて、身もだえしながら進む女子高生。 心揺…

本編、「白き鎧　黒き鎧」の後日談、なおかつボーイズラブ作品となります。 そちらのURLは　https://kakuyomu.jp/works/117735405488052910…

　大陸最強の国家として名高いペロネポス帝国は、革命によってその形を変えた。かつての皇家は滅び、新たな皇家による統治が始まった。 　そんな中、たった一人の皇女が少年によって救われ…

箸休め的物語です 注意書きとして 同性愛の要素を含みます ですがあえてその部分を踏まえ、読んで頂きたいです きっかけは一本のシャープペンシル 幼い心に恋の始まりはそんなも…

私の好きになる人には、いつも他に好きな人がいる。あの人を好きになっちゃいけない、でもどうしようもなく惹かれる–––ゆらり、揺れる、そして、堕ちる。 ▼title／カカリア様

山の麓に店を構える「住友亭」の常連になった「私」。 僅かに揺れる自分の気持ちを見詰めながら、過ごす夏。 短編で、完結済みです。お時間があればぜひ。

第三次世界大戦が勃発。日本は早々に核を落とされて敗戦した。 すぐに敵軍が上陸して全土を支配した。彼らは徐々に残忍さを増していく。 高校生のアカリとハヤトの通う学校にも敵軍が訪れ…

　気がつくとスカートに手を入れられていた―。 　揺れる馬車の中でルシアは、大柄な男の存在感に威圧されながら、今日起こったことを回想していた。窒息しかけ、見世物になり、嘘つき呼ばわ…

「名前」という記号を取り去った四篇の恋物語集。各話の登場人物に関連はありません。 気になったお話からどうぞ。 ・落花 春。巣立つ時期というのは必ずやってくる。突きつけられた現実…

2013年6月執筆。

視線の行方が気になった。ステージと客席の見えない境界線を唯一飛び越えてきたのは、自分の手元にまっすぐに注がれた真摯な眼差し。 いつもと同じライブをしながらも、いつもと違う反応をす…