概要
気がついたら、君を見ていた。愛しく想い、想われるのを望んだ……
視線の行方が気になった。ステージと客席の見えない境界線を唯一飛び越えてきたのは、自分の手元にまっすぐに注がれた真摯な眼差し。
いつもと同じライブをしながらも、いつもと違う反応をするただひとりに気がついたギタリストの志郎。誘われたライブで初めて観るギタリストの手に魅入り、彼のアクシデントに真っ先に気がついた書店員の美桜。
ほんの一瞬交差しただけなのになぜか忘れがたくて。互いに揺れる気持ちが波紋となって、やがてふたりは偶然に引き寄せられる。
いつもと同じライブをしながらも、いつもと違う反応をするただひとりに気がついたギタリストの志郎。誘われたライブで初めて観るギタリストの手に魅入り、彼のアクシデントに真っ先に気がついた書店員の美桜。
ほんの一瞬交差しただけなのになぜか忘れがたくて。互いに揺れる気持ちが波紋となって、やがてふたりは偶然に引き寄せられる。
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