「届かない」を含む小説

作者の私が実際に体験した怖い話を、百話語ってまいります。 私の体験だけでは百に届かないかもしれないので、知人から聞いたお話も含みます。 一日一話、百日で百話の百物語が完成しま…

僕、江頭凪はごく普通の高校生だったが 今年の体育祭に見事知らない後輩から告白されたのである。 普通は喜ばしいのだがなんと、江頭凪は女子と話すのが苦手だった！ 急に告白してきた後輩…

幼き頃、女神ノルンの加護を受けたシグリーズ·ウェーグナーは、女神の使いである妖精アルヴと共に、魔王討伐するために故郷を飛び出した。 彼女は女神の加護を得て冒険者となったが、思い…

土星の衛星タイタンにはメタンの雨が降りメタンやエタンの海があると聞きました。 太陽の光が届かぬ極寒の土地タイタンでメタンを燃やし暖を取る宇宙の労働者の姿が目に浮かんだので、詠んで…

※「世界を変える運命の恋」コンテスト用に本編から一部分抜き取りエピソードです。 天界、人間界、魔界の三つからなる世界。 この世界では異種族同士の婚姻はおろか、交流さえも許されな…

「知らない天井だ」 そんな言葉を思わず言ってしまった思井想太が目にしたのはどうやっても手が届かない豪華な天井と見たこともない格好のおじさん達。 そして、想太の横で心配そうにしてい…

主人公、牧田蒼熾(まきたそうし)は密かに好意を抱いている従姉、二上梓(ふたがみあずさ)と一つ屋根の下で共同生活を送っている。ただ、彼女には別の想いの人がいるのもあり、届かぬ片想い…

　瑞樹遥華（みずきはるか）は気が付いたら異世界に居た。唯一の持ち物だった推しのぬいぐるみを取り返すため、目覚めたばかりの不思議な力で騎士シェリオを吹き飛ばしてしまう。 　ハルカは…

15秒で、言葉の世界に魅せる詩集。性別を問わない愛の描写多め。 Twitter【@corundum07】にて、タグ #夢に詩えば太陰暦 で毎日更新しているものを月ごとにまとめま…

　『俺は作品を見やる。 　そこにあるのは彼の中心で蠢いていたはずの心臓。 　ズタズタになったその底には。確かに彼が居る。 　俺だけは気付いてやれる。 　だが。ここに居る誰にもその…

存在は知っているのに出会えない。 でも、何故か懐かしくて会いたくなる。 手が届きそうで届かない そんな男女の物語

　人々が特殊技能を所持しているのが当たり前の世界で、誰もが認める「天才」の『星月柊（ほしづき しゅう）』と普通じゃない自称「凡才」の『天日翔（あまび かける）が繰り広げる物語。 …

一匹のハエが月を横切るように飛んでいる。ふらりふらりと、まるでかぐや姫を迎えに来た使者のように。 ※この作品は「ノベルアップ ＋」「小説家になろう」でも投稿しています。

つくもの詩集です。 タイトルの由来はお察し(恥) 各話一編の構成です。 複眼＝対象をいろいろな見地から見ること 　　　昆虫の目の方の意味は有名ですね。 詩になっているのかさ…

【ＢＬ×剣道。和装男子に片想い。――ライバルは、誰よりも好きな人。】 　剣道部の『彼』を好きだった、同じく剣道部の『僕』、幼なじみの僕は。 　でも、好きになるずっと前から。――…

　強制的に剣と魔法の異世界へ移住させられることになった一馬、好きなスキルかアイテムを三つまでもらえるとのことなので、夢であったパワードなスーツを製作するために、戦闘系のスキルは一…

※主人公は追放する側です。 冒険者。クエストを通して人間領地の雑用や魔物狩り、時には侵略せんと攻撃してくる魔王軍に刃を向ける者達。そんな冒険者には注目すべき一人の男がいた。 魔…

※こちらの作品https://kakuyomu.jp/works/16817330662674375642と同じ景色を描いています。 「瓶の中の手記」じっくり思いを伝える手紙、…

第9回空色杯に応募した作品です。 ある夏の花火大会の日、人々から離れたところでこっそり手持ち花火をする男女。 誰も知らない想いを夏の夜風にのせて、あの人には、きっと届かない。