「家族 異能」を含む小説

突如現れた巨大な木から鬼が降り注ぎ人々は狂気に包まれた。友人の榊が持っていた勾玉から放たれた光に呑まれ異世界へと飛ばされた一人の青年は、その世界で鬼に喰われてしまう。そして目を覚…

　時は西暦二〇二〇年。日本帝国は軍事国家として栄え、圧倒的な武力を以って平穏を享受していた。 　大人びて、それでいて可憐ではあるが、拝金主義という性格の難を抱えた少女七瀬は、義…

サザンは、思う。異能の力などで、人は、幸せにならない。碧い海、緑の丘、そこに、家族を作って暮らしたい。

◆あらすじ 　神とは実在するのか。三浦美舞（みうら・みまい）は小柄ながらも毅（つよ）く生き、自身の運命と向き合うこととなる。幼少より異能を抱いていた。 　戦地にて敵対関係にあるふ…

　ヨナはたったの十三歳で、少年だが、“魔女”である。 　舞台は十九世紀後半、アメリカ西部。 　尋常ならざる力を宿し、“糧”を求めてさまよう者は、老若男女を問わず“魔女”と呼ばれ…

　７歳の少女の頃、ナオミ・デリンジャーは強盗団に村を焼かれ、家も家族もすべて失った。その最中、彼女は二人の少年と運命的な出会いを果たす。 　そして１０年後―― 　ナオミは自立する…

【あらすじ】 　高校三年生の上瀬・愛は、父である登の描いた自分の裸婦像が原因で、いじめに遭っていた。しかし、好奇の視線にさらされながらも愛は学校に通い続ける。それは去年の夏に母が…

—東雲兄弟は超能力者である！— 　かつて非道な研究者たちによりその身体を改造され、超能力を得た四人の子供たち。彼らは謎の女研究員に助けられ、彼女のもとで兄弟として暮らす事となっ…

　一部の人間に発現するようになった能力、理論武装《レジスト》が現れて数年。その歴史的快挙は日本から起こり、世界中から賞賛された。 　しかし、そんな進歩が偶然で起こるはずもなく。…

　『災真』《さいま》とは、あらゆる呪法、邪法を用いて召喚、創造された、肉体を持つ異形のモノの総称である。 　近年、この災真を使った犯罪、災真事件が世界中で横行していた。 　 　そ…