魔女ファウラの遺言書【異能魔女×疑似西部】Ver.2

作者 越智屋ノマ

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★★★ Excellent!!!

世界観の構築、雰囲気作りが見事だと思いました!

過剰ともいる専門用語やルビが本作においては効果的に作用しており、それらによってこの限られた文字数で世界の奥行きが描き出されたのではないかと思います!

この辺りは、「魔改稿」の成果がいかんなく発揮されていると思います!

本作だけでも完結した物語と楽しめる一方で、この先も読みたいと思わせるのは、漫画原作……引いてはエンターテインメント作品には重要な要素だと思います!

そして何より、アメリアが良い!
ダークファンタジーの世界に差し込む一条の光といいますか、清涼剤といいますか。
アメリアの存在が、本作を万人に勧められる作品にしているように思いました!

★★ Very Good!!

魔女の設定、細かい描写の一つ一つにもこだわりを感じました。伏線が物語の後半の真相に効いています。ルビ振りの一つを取ってもよく練られています。
西部と魔女という異色な取り合わせも自然と頭の中で描かれています。始めての世界観なのに馴染んでいる感じです。ただ呪いの発動が想像出来ませんでした。呪いは実際に何を引き起こしていたのかいまいち読み取れません。
もう一つ気になったのは若いとはいえ呪書殺しと言われているにしては弱い事。気をゆるしてという設定にしても弱すぎるのがせっかくの主人公のムードを壊している様に感じました。そこが未熟者とカラスに言われる所以ですね。カラスの保護者感がUPする為でしょうか。
今後の三人の物語はあるのでしょうか? いいチームになりそうですね。

★★★ Excellent!!!

読ませるパワーは、半端ないです。
いや、無理矢理こちらの口元をこじ開けて力任せに押し込んでくる、という意味ではありません。
読み進めるのがツライなら、「はい、さいならー」とクリックひとつで閉じればよいのですから。
読ませる、と表現いたしましたが、読んでしまう、引き込まれてしまうと言い換えたほうが良いですね。

ファンタジー系統はほとんど読まないため、使われる文言や言い回しなどにストレスを感じるかなと思っておりました。
それがあなた、ズブのシロートにも関わらず、私の愚鈍な脳みそが「これは多分、こういう意味合いなのかもー」とエヘヘ笑いしながら瞬時に解釈していってくれたのです。

結果、面白いじゃあないですか!  との結論にたどりついたのです。

スピード感溢れる物語ですが、もちろん単純なストーリーでは終わりません。敷かれていた伏線が回収された時の驚き、溜飲が下がるなんてものではありません。
「かーっ、こうきましたか!」と唸りましたもの。

活劇として(タイトルに偽りなし)、十二分に楽しませてくれます!

★★★ Excellent!!!

濃密でいて深い。洗練された文節の一つ一つに引き込まれました。むぅ……と読み終えてどう表現したら悩む物語です。

練り込まれた世界観。癖のあるキャラ達。〝魔女〟の概念が変わりました。

お世辞抜きで最高に面白かったです。
素敵ではなにか違う。お酒で例えるならウィスキーよりの、寝かせたバーボン。歪んでいて、複雑で苦味のあるそんな物語でした。

最後の仕掛け。そこに物語が収束されていましたね。舌を巻きました。

コンテスト終わってしまってからのレビューで申し訳ありません。星★★★★の傑作です。読ませて頂きありがとうございました(^-^)

★★★ Excellent!!!

 異世界ものは入りこむまでが中々・・・とどちらかというと敬遠しているのですが、随分すんなりと世界に導かれてしまいました。導入部が上手なんでしょうね。
 構成も視点もうまいと思います。・・・魔改稿の賜物でしょうか(笑)

 優れたダークファンタジーの短編! 
 ラストはなんとなく読めたのですが、そこへ向かっていく過程として十二分に楽しませてもらいました。うまくまとまっていると思います。
 小道具やら背景やらの設定に描写も優れいてます。
 
 漫画化されたら面白いと思いますね!

 

★★★ Excellent!!!

言葉選びや例え、ルビ振りが毎度毎度本当に素敵です。読みやすい上に戦闘は臨場感と迫力満点。悔しさを感じる程流れるようなテンポで言葉が続き、物語も進んでいきます。
今まで読んだどのダークファンタジーよりも、この作品は優れている、と感じました。
上手にレビューを書けないの自分に苛立ちを覚える程。

とにかく、オススメですっ!!

★★★ Excellent!!!

 くやしいからいきなりネタバレから入るんですが、プロローグにきっちりオチが書いてあるのに、結局エピローグまで読んで気づくという、てめえの頭の悪さを再認識させられた作品でございました。
 悔しい!! 悔しいィイッ!!

 魔女の力で生かされても――という台詞が持つ重み。
 そして、数限りない悪意ある魔導書を編んできた魔女ファウラが、息子に残した『遺言書』が、いったいなんであるかという謎。
 紐解いていけば、それは二人の親子の愛の話に帰着するのですが、いやはやその物語の構成がなんとも巧み。
 いっさいの無駄なく物語を収束させるその手腕にはほれぼれとしますね。

 あまりに見事なものだから、あぁ、これ、こういう皮肉なのね、と、もう一度プロローグを見返しましたよ。

 改めて読者に見返させる小説というのは、なかなか書こうと思って書けるものではないと思います。
 素晴らしい。

 で、素晴らしいのは話だけではないんですよ。
 世界観。それこそ、よし、読者アンケートの結果が良好だし、連載行こうか、って編集者に言わせるような抜群の完成度。
 いや、私、編集者じゃないので知りませんけど。
 ただ、少年誌のヒット作の読みきり版くらいの重厚さがある。
 あぁこれ連載しないかな、って、子供ながらに思ったあのワクワク感を確かにこの作品の中から感じる。

 西部劇で魔女を狩るというテーマもさることながら、その動機付け、小道具の魔導書、そして魔女のバリエーションと、どれもこれも読者の興味をそそるものばかり。
 悪趣味な魔導書の描写も抜群。
 この手のダークな演出は私の世代だとハガレンがまさしくそうですが、こりゃ中高生とかキャーキャーいいそうだわ。

 という感じのザ・少年漫画。
 連載するんだったらこいつでいいんじゃないの少年エースさん、と、アンケート代わりにレビューを書いた次第であります。
 オス… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

 あらすじを読んだだけで、これはしっかり世界観が構築されているな、と想像がつきます。そして何らためらうことなく本編へGO。
 “糧を食わねば魔女は死ぬ”。まるで血を吸わねば死ぬ吸血鬼みたいだな――というのは置いといて、この世界の魔女、及び関連する事柄の在り様がかなり斬新で、興趣が尽きません。
 老若男女問わず魔女、代替臓器、術書(グリモア)、血病、魔女法などなど――。

 しかし主人公がかっこいいですね。キャッチコピーにもありますが、ウエスタンハットを被る少年の魔女ですから。しかも“死呪の武具”なるカックイイ名前の皮籠手なんかも付いていて、漫画化したら映えるだろうな、と嫉妬すら覚えます(^-^;

 西部劇と魔女の融合。新しすぎる世界観に酔いしれろっ!

 ということで、皆さまも是非、ご一読を(⌒∇⌒)

★★★ Excellent!!!

ファンタジー系の作品は独特の世界観・用語がすんなり入ってくるかどうかで面白さが変わってくると思います。この小説は実にすんなりと頭にしみ込んできます。だから素早く世界に没頭できるし、キャラやストーリーに集中できるのだと思います。それを支える文章や構成も上手だと思います。またエピローグの雰囲気がなんか良くて、読後感も独特です。

★★★ Excellent!!!

とても完成度が高く、読み終えたあとの満足度が高い作品でした。

少年の魔女、西部劇っぽい舞台での魔法バトル……要所にギャップが詰め込まれていて、興味を引かれる設定がてんこ盛りです。

恐ろしい呪術に命がけの戦闘、物語が進むにつれて明らかになっていく真実。最後まで目が離せない作品ですよー。

★★★ Excellent!!!

この作品を読んで思ったことは、やはり書籍化されたときに、キャラクターや町並みなど、この作品の世界が、どういう風に描かれるのか―――それを想像するだけでも、楽しめる。

そして何より、ストーリ構成や文章構成も素晴らしく、気付けば読み終わってしまう程――想像力を掻き立てられる――そんな作品でした。

★★★ Excellent!!!

 まず、しっかりとした知識、文章、設定により厚みのある世界観が創り出されていて、「これからどのような物語が始まるのだろう?」と読者を惹き付けます。
 そして、様々な場所に散りばめられる伏線が物語の深さを生み出しています。
 魔女である母は、何故只人を嘲笑う裏で泣いていたのか?
 自ら「不幸を呼ぶ」と言った自分の呪いを何故息子にかけたのか?
 息子に受け継がれた使い魔は何を知っているのか?
 そして、未だ明らかにならない遺言によりこれから何が起こるのか?
 続きが気になります!

★★★ Excellent!!!

やっぱり西部って闘いの場ですよね。酒臭い街中を吹き渡る砂混じりの風とか。それだけで、かっこいい。
しかし、そこで繰り広げられるのが魔女同士の闘いだとなると、なんか違う。それどころか、その魔女が男だというと、もう、なんか世界が歪んでる。しかもその魔女、母親(男)になんか縫い付けられてるし……
この設定だけで、いけます。はい。
けれども、読み進めれば、作者の冷静な意図や豊富な知識が見え隠れして、油断ができない。
おそらく正統な物語に着地するだろうとは思うのですが、現段階では歪んでいて、それがとても魅力的です。



★★★ Excellent!!!

 西部開拓時代のアメリカをモデルとした舞台で、本格的な魔法バトルが繰り広げられる。弱い者は死に、血しぶきが舞う、魔法ウエスタン! 北斗の拳を初めて読んだ時のような衝撃を受けました。もっと激しく血しぶきを! しかし、本を持ったままだと、服はどう着替えるんですか?

★★ Very Good!!

 酒の臭気と煙草の紫煙、血と硝煙の匂いは、砂塵と共に混じり合う。
 ああ、こんな荒野には、口笛が相応しい。

 主人公と母親と使い魔の歪な関係性、そして、彼女が残した呪書――遺言書――の謎も先が気になりますね。

 ルビの言葉選びも良かった!

 楽しく読ませてもらいました、ありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

 読んでて雰囲気とか好きなのもあるんですが、とにかく面白いです。

 このレビューを書いてる時点だと前半だけしか投稿されてないので続きが読めないんですが、早く読みてぇ、という気持ちに駆られます。

 続きが楽しみです!!

 そして後半読了後から時間が経ってますが、改めて再レビューさせて頂きます。

 後半も読み終わって「グッジョブ!」とにんまりです。面白かったです。

 前半が過去の導入から現在の事件への関与と解決であったのに対し、後半が後始末と導入部分のその後を絡めてのネタ晴らしも兼ねた流れになっています。

 お話としても面白かったのですが、ヒロイン(?)になれそうな子が後半で好い味を出してるのが読んでて楽しかったです。

 押しかけヒロインになれそうでワクワクです。

 それと、今作は改稿の形を取られていますので、改稿前の部分が外されています。その部分関しては、作者の方の近況ノートの「旧稿Ver .1 全文公開【魔女ファウラ】」特に「Age:19」以降を是非読まれると、楽しさが増すと思います。

 改稿作が後編で、ある意味前編のネタバラしと、主人公以外のキャラにも焦点を当てつつ関わらせる事で、お話の広がりとその後を予感させてくれて楽しめるのに対し、改稿前はネタバラし的な部分もありますが、どちらかというと「背景語り」といった感じの趣きを楽しませてくれます。

 改稿前と改稿後を一度に一つのお話にまとめると、ちょっと本編以外の部分のウェイトが重くなり過ぎるので、別々にされているのはすっきりしてる感じがして好いのですが、それはそれとして、背景部分の物語も面白いので、折角ですし、改稿前の部分も読まれると更に楽しめると思います。

 少なくとも私は、どちらも楽しませて頂きました。

 以上です。レビューでした。

★★★ Excellent!!!

北アメリカ大陸(らしき場所)を舞台に語られる、『魔女』たる少年アルスと使い魔のカラスの物語です。

なんとも血腥い雰囲気ではありますが、左腕に呪いを与えられたアルスの苦悩と、その呪いを与えた母の愛とが入り乱れて強く心に迫ってきます。

親の心、子知らずと言いますが、母の愛を知らぬアルスはもがき苦しみ母を憎みます。
なんともアンバランスな登場人物達が非常に魅力的に映ります。
続きを期待したくて仕方ありません。