魔女のやつ、とんでもない遺言書を残していきましたぜ!

読ませるパワーは、半端ないです。
いや、無理矢理こちらの口元をこじ開けて力任せに押し込んでくる、という意味ではありません。
読み進めるのがツライなら、「はい、さいならー」とクリックひとつで閉じればよいのですから。
読ませる、と表現いたしましたが、読んでしまう、引き込まれてしまうと言い換えたほうが良いですね。

ファンタジー系統はほとんど読まないため、使われる文言や言い回しなどにストレスを感じるかなと思っておりました。
それがあなた、ズブのシロートにも関わらず、私の愚鈍な脳みそが「これは多分、こういう意味合いなのかもー」とエヘヘ笑いしながら瞬時に解釈していってくれたのです。

結果、面白いじゃあないですか!  との結論にたどりついたのです。

スピード感溢れる物語ですが、もちろん単純なストーリーでは終わりません。敷かれていた伏線が回収された時の驚き、溜飲が下がるなんてものではありません。
「かーっ、こうきましたか!」と唸りましたもの。

活劇として(タイトルに偽りなし)、十二分に楽しませてくれます!

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