「見えず」を含む小説

なにかが窓を叩いている

【すて】はある日、右目が殆ど見えなくなったと共に猛烈な頭痛に襲われた。かかりつけの内科医に診てもらった【すて】は『脳卒中の疑いがある』と言われ、脳神経外科を紹介された。脳神経外科…

永遠の命と不老不死。何がどう違うのか。心理学の研究をする黒崎は新宮教授の元で研究をすることになった。心理学と科学とを融合させることで何が見えてくるのか、そして、死ぬことの意義を考…

このお話は、フィクションです。 「無言のさようなら」 「見えない道」 執筆中で未公開の作品【「死ねなかった」きみたちへ】につながる作品です。 作品の登場人物の、人生のひと…

今、娘の結婚式と披露宴が開かれている。 でも父は自宅で、亡くなった妻との思い出の椅子に掛けて、窓も外を見つめる。

雨が降り出したらしい。 タバコに火をつけ、一服するとすぐに枕元に置く。 煙が上がると黒い焦げ跡が広がっていく。 クロノヒョウさんの企画 アンコール企画　第16回～第20回のお…

とある銀河の隅っこらへん、ぷっくりとしたどら焼きのような形の惑星がありました。その甘い夢のような星を動かすおかしな星界人たちは、湧き上がるように興った『パンデミミック』騒動に翻弄…

第１回カクヨム短歌・俳句コンテスト 短歌の部 一首部門

歴史上の偉人を現代に蘇らせるため かつての人格を感染させる薬を作った博士と助手。 しかし、うっかりその薬を落としてしまって……？ ↓前回の投稿↓ 『もしも国ごとに感情のパラ…

「アンコール企画　第16回～第20回のお題」によせて書きました。 お題は以下の五つです。 第16回 「消し忘れたタバコ」 第17回 「間違った鬼ごっこ」 第18回 「傘は持たな…

５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ クロノヒョウさんのアンコール企画参加作品です https://kakuyomu.jp/user_events/168173306…

私は臆病 緊張しちゃう 見えないけど カタコト

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　俳句一句部門参加作品です。 俳句は初めての挑戦！ ふと感じた事を句にしました。 俳句を考えている時間は 自分の心と向き合うとても有意義な時間…

浅草橋の小さな神社で巫女をしている「月夜野ちあら」は、いわゆる見えてしまう人。 そんな彼女は普段は女子高生だが、放課後は除霊だの悪霊退治だのをしている。 今回も山梨県からの依頼で…

人生の半分をネットで生きれる現代社会。人が時代に合わせるように、恋の形も変化する。 側面しか見えないこの世界で感じたモノを、反対も見ずに書き出しました。

今年２５歳になる梨乃は、コンサートの帰りに、占い師に出くわす。「なるべくいいことだけを信じなさい」と言われたが、再度次の日に同じ場所にいくと占い師はいなかった。そこで、梨乃は過去…

九条真也は火災によって彼女・間宮佳奈を失う。真也をなぐさめる佳奈の妹・麻衣。帰り道、子供たちが鬼ごっこをして遊ぶ姿を見る。それは見えない鬼から逃れる遊びだった……。 クロノヒョ…