カタコト

ハナミ

第1話トクトク

私は職場や

集いに参加する時

笑顔の仮面をつける

何重にも

警戒して

出る言ノ葉は

カタコト

流れを壊さないように

カタコト

営業をするように

接待をするように

本音で話すのは

本当に

限られた人だけ

臆病な私は

犠牲者のように

笑う

心地よい言ノ葉を使う

疲れた私は

大好きな人の前では

素直に

なりすぎる

カタコトが

外の顔

本音は

限られた人だけ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

カタコト ハナミ @muneta

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ