「言葉へ」を含む小説

平凡な日常をおくるポンポコがふと思ったことを書き記します。 言葉をポンポコ生み出す喜びをひしひしと感じながら ゆったりと語っていこうと思います。

「ライア＝キャンベル。君との婚約の破棄を、今この場で宣言する」 　私は……目の前でその言葉を私に宣言した相手、この国の皇太子であるリーガ＝レ＝ツヴァイが浮かべる『表情』を、不快に…

――さあ、戦争をしないための戦いをはじめよう 多種族が暮らす大陸の、北部にある歴史が古いだけの国――エリオン王国の第一王子であるウル。 平凡という言葉よく似合う彼だったが、十…

高校生、最後の時僕はあなたの知ってる人になれていますか？ 僕はあなたのことを知らないけれど...

中学二年生の終わり、雪は友人の奈恵に『一緒に高校行きたい』と言われた。 奈恵は賢く、全てにおいてほどほどの出来でいいと思っていた雪にはとても追いつけない。 しかしその言葉は呪いの…

伝子が近寄り、自分のパンティーを高遠の頭に被せた。 「もう。雰囲気ぶち壊し。朝まで無制限って言っただろう？」「伝子が勝手にルール作ったんじゃないの。」「何を。生意気、婿養子。」「…

　学校のクラスで転移された彼は鑑定され、能力がないのがわかると呪いを付与されて視覚、聴覚、言葉を失った。 　彼は薄暗い地下に連れて行かれて、呪いを付与されて視覚、聴覚、言葉を失…

【投稿再開】 《———世界のダンジョン化を開始します》 　そんな無機質な言葉が全世界の人間の頭に響くと共に、世界に無数の『ダンジョン』が現れた。 　しかも中には、現れた瞬間に…

　あらすじなんて……いらなくない！ 　全てが順風満帆とは言い難いが、幸せな人生を過ごしていた女子高生『梨木洋《ナシキヨウ》』はある日"自分の不注意"で車に跳ね飛ばされる。 　…

「ありがとう」。それは不思議な言葉。

一分と少しで読めます。

略称は「わたふら」 あらすじ 柳千鳥は幼馴染の大野太志に4度告白されるいるがすべて断っているが 学校で5度目の告白をされたが、もちろんこれも断る。 その時、太志は千鳥のある言葉…

「世界を変える運命の恋」コンテスト参加作品 アトリス国、王位継承者第二位だったはずのリダファは、兄の死によって王位継承者第一位次期国王となった。 そして国王に言われるがまま、政…

令和５年間に起きた事件を、各年４首、計二十連の短歌にしました。 綺麗な言葉・語感よりも、ややテクニカルな方向の短歌が多めです。 短歌ですので季語は要らないのですが、可能な範囲で入…

短い言葉の中に想いを込める楽しさを知りました。投稿した後は、他の皆様の作品を一読者として楽しみたいです。よろしくお願いします。

森の守護者であったエルフ。 精霊を自在に扱い、弓に長けた長耳の種族。 エルフの戦士であるサラサ。 森を襲う魔族との戦いで開いた空間の亀裂に吸い込まれてしまう。 そして、彼女は現代…

　この世界には『魔法』があり『冒険者』があり、『魔物』がいた。 　誰しもが英雄に憧れる世界で1人、『アルカナ』という何でも屋を営む自堕落な男がいた。 　その男と英雄に憧れる少年が…

　【アルファポリス第１５回ファンタジー大賞にて爽快バトル賞を受賞作】ここは異世界エールドラド。その中の国家の１つ⋯⋯グランドダイン帝国の首都シュバルツバイン。 　主人公リックはグ…

少年はこの春に高校生となった。 地元の有名な進学校、そのせいなのか中学からの友達とは進路の都合で離れ高校で少年を知る者は居ない。 不要な過去（やんちゃ）を知る者はいないと、少年…