「短編 掌編」を含む小説

【自宅の最寄り駅に着いても席を立たず、窓の向こうだけを睨んでいれば、いつの間にかこの電車はわたしを東京へ、ここじゃないどこかへ強引に連れて行ってくれるのではないだろうか。わたしは…

傷をつけていく少年は全てを受け止める君を求める。 １話完結短編です！！是非是非お読みください！！

本来は制限時間30分だったのに、大幅オーバー……。悔しい。

天を貫き地を穿つ、魔剣ゾルベーダ。かの剣と少女フィオレ、その兄オルフェオは扉の前で最後の休息をとる。

【それはまるで最後まで幽霊みたいだった彼女の呪いだとしか思えず、僕は一度大きく息を吸った。】 幼少期に出会った女の子と決別する健康な男の子の話です。 （別名義で書いていた小説の再…

『強化オリンピック』 薬物による人体強化が認められた競技大会。 そこに出場していた老人が昔とこれからを語る。

下界にいるよりも、一人で山を往く冒険に自らの存在意義を見出だすという話です。ええ、嘘じゃありませんとも。

ある時、SNSで男が呟く。『アイドルの小山田佳奈と結婚します』——ファンの戯言と思われたそれは、思わぬ方向で社会を変えていく。

世界中にあふれる俺。 俺をメモリ空間に再構築する試み。 おひとりさまはなにを思うのか。

気軽に書いて気軽に読める。なんでもない掌編集です。

国を表す『尊きもの』として生きる僕は、どこかも分からない建物に軟禁されている。心の平安はイエネコのミーコだけ。だがある日、戦争が始まった。

おれは、国境を横断する亡命者…

尊敬の念や信心の念。それらを光子を放出可能なほどに高めた人々がいる。 わたしは疑問を感じ続ける。