「桃」を含む小説

編集が失踪/死亡しがちな詩人・我原笑(われわらわらい)には、桃色の猫が見えるらしい。嘘を吐くにしても詩人なら青い猫と言うべきだ。本当におかしな人である。 歌舞伎町文学賞応募作(…

ホラーで爆笑する話です。 第17回しろた一本書き勝負→【扁桃体の存在意義】#しろわん　に参加しています。

これはしろたさんの自主企画「第17回テーマ【扁桃体の存在意義】」に参加作品です。 駆け込み失礼致します。ぜひ読んでいただけると嬉しいです！ 扁桃体…恐怖心や緊張感などネガティブな…

三代続く団子屋の息子として生まれた吉備桃太《きびももた》は団子作りに夢中で四代目になるべく日々修行中。 しかし両親は仕事をサボってイチャイチャしてばかりでやる気がないので、自分…

書籍版となります、 「ルール・ブルー 異形の祓い屋と魔を喰う殺し屋」が角川ビーンズ文庫さまより【2024年2月1日発売】となっております！ 【最強に尊い！ 「推しメン」原案…

部活をサボってアイスを食べながら、友達の保田と俺は話す。「もし超能力使えるとしたら、心が読めるか、力が最強になるか、痛みを感じないか、恐怖を感じないか、どれがいい？」 自主企画…

■高校一年生の佑凛(ゆうり)は、少女の幽霊、桃乃と不思議で悶々とした共同生活を始めた。 彼女との出会いは、小学二年生の夏休み。 偶然立ち寄った神社。 「ねえ、キスしたことある?」…

江戸時代、伊吹山の麓にある老舗の艾（もぐさ）商店に生まれた少女ウミは、街の生活より自然と触れ合うのが好きだった。ある日、特別な艾''ナナイロヨモギ'を探して森の奥へ入ると、川の対…

　沢渡桃真と姥沢瑞姫は、図書当番が一緒になったことがきっかけで打ち解けた。入学後一ヶ月半の期間ほとんど毎週図書室で顔を合わせていれば、無難に過ごす仲になるものである。 　図書員会…

ある村の川辺に不思議な光を放つ巨大な桃が流れ着き、名門貴族の令嬢・桃花姫の屋敷近くで発見される。桃花姫は好奇心から桃を割らせ、中から元気な少年・桃太郎が現れる。桃太郎は桃花姫に育…

20xx年の日本では15歳の高校入学のタイミングで一斉に試験を受け、その後の自身の人生が決められるという『クロノカルマ法』が制定・施行された。 試験結果でクロノカルマという本が配…

女子大学生の二瀬桃は通学中のバス停で恋に落ちる。想い人に受けいられたい一心から、彼女は一大決心をする。彼女の恋の行方は……

桃花は夢みがちな少女だった。 ある日彼女は迷い込んだ山の中で天狗に襲われそうになる。救ったのは一人の少年だった。 家族の幼い頃の体験から着想を得て書いた微ホラー要素のあるフ…

　昔話をアレンジし、コメディ風味に味付けした「アンチ昔話シリーズ」です。 ≪MOMO太郎≫ 　待てど暮らせど、桃が流れてこないけど…？ ≪３ひきのコブタ≫ 　初手にレンガの家…

『夏のいなずま』の前日譚、長田桃世のおはなし。 作中、華やかな世界に生きた長田桃世の春は、その想像とは大きくかけ離れた、切なくて大きな分岐点だった―――。 4月の始め、あるきっ…

生まれつき仏頂面の高校生、楠木結太。彼は同級生の伊吹桃花に片想いしている。 しかし、ある日の放課後。 教室で幼馴染と秘密裏に行っていた〝告白の練習〟を桃花に目撃され、同性愛者と…

蜜柑が最も貴いされる世界、「柑橘」に住む蜜柑のことが大嫌いな少年——桔平は八朔院という武人養成学校の入試に挑む。難しい入試を何とか突破した桔平は、三年間寝食から授業、試験までを共…

青髪でネコミミのご主人様と桃髪の女の子の少しだけ甘い日常をお届けします。 二人の朝は窓から差し込む朝日を受けて始まります。 早起きの女の子はねぼすけなご主人様の為に朝食の準備…

桃毛和牛を探し求めます。 鏡の中の自分が、ですが。

先祖が貧乏神のせいで、どれだけ事業を起こしても失敗ばかりしている中村家。 この年もめでたく御店を売りに出すことになり、長屋生活が終わらないと嘆いているいろりの元に、一発逆転の縁談…