「国 短編」を含む小説

　魔法の国からやって来た、軍服を来たサングラスの黒人の大男、大佐（自称）から変身アイテムを渡された少女、国守　みさき。 　変身して漆黒のフライトヘルメット型のガスマスクに黒のミリ…

勇者が魔王を倒した。 その噂は即座に国に広まった。勇者を称えるパーティーが開かれた。 だけど、魔王は倒されてなどいなかった。 「こいつは簡単に倒していい奴ではない」 　そう考…

プレビュー画面は超ダメじゃん！ ＊１から読まなくてもいいよっ！　どっからでも読めますよ♡ おみくじ感覚でど〜ぞ♡ ういっす♡ 楽杏（らくあん）アリスでぇ〜す。 ヴィーラヴってい…

ロシアに侵攻したシュバリエ帝国。国連軍がシュバリエ帝国にやって来る。上の存在に命令され、意味のない戦いに意味はない。そう気づき、国と国民を救いたい。そう願った時、母の言葉を思い出…

魔王を倒した後の勇者は食文化の発展に貢献した。 そして、勇者は死んだ。老衰だった。 ・ 髪も瞳も、着ているものも真っ黒な謎の女性ユッカは、町はずれで食堂を営んでいる。 勇者の…

自由を愛して旅するレナ。自由を求めて旅するシェリー。 二人は別々の国で生まれ、別々に旅をする。二人の旅路は時に交差し衝突する。魔法、科学、魔獣、戦争。様々な出来事がそれぞれの旅…

今は天下泰平を謳歌する極東の島国・暁津洲が、群雄割拠の只中にあった頃。八鍬国の徳永家には、「解語の花」と称される美しい三姉妹がいた。 始まりは、縁談を拒んだ一の姫の入水だった。姉…

　《書籍第２巻、１０月９日発売決定！》 ２０年後の明石を襲うあらゆる災害、世界大戦、大戦の負の遺産世界を這い回る偵察昆虫ＧＳＩとは、食糧危機による小麦価格の暴騰、外国からの日本本…

その日、トーラ王国に待望の王子が生まれた。 　本来なら即座に国民を挙げて祝うべき慶事なのだが、未だごく一部の王宮関係者のみの秘密のまま、その中心というべき王宮のさらに奥深く、後宮…

少子高齢化が進んだ未来。 国は人口と共に希望をも失いつつあった。 そんな中、ある一人の実業家が希望を取り戻すための制度を実現するために奔走していた。 果たしてその制度には何が待ち…

　帝都、東京。元号は大正となり、次第に異国との戦禍の気配が近づいてきている。東京帝国大学で精神医学を学んでいる俺は、現在私宅監置の資料を取り纏めている。私宅監置とは、江戸頃まで遡…

ある日国 総理大臣は言った 国民全員で総当りで ジャンケンさせてみたくない? と ただジャンケンさせるんじゃ面白くないから 負けた人には罰を与えよう 例えば...

　この世界の聖女の役割は、祈りの力でその国に必要なものを与えること。 　元伯爵令嬢で、今はラッセル国に派遣されているアイラもそんな聖女の一人だった。しかし、国のために祈るアイラを…

　ーあなたの国の人を毎日1000人殺します。ー 　ーなら私は毎日1500人産まれる産屋を建てよう。ー 　かつて二柱の夫婦神はそう言って袂を分かった。 　依代を使ってまで喧嘩を繰…

　国内で新種のペンギンが発見された。人の手の上に乗ってしまうほど小さいために「ミニチュアペンギン」と名付けられたそのペンギンは、とある奇妙な生態と、不思議な力を有していることが明…

いくつかの国を征服し、クロノクロフ国が建国されて間もない頃。 落馬から助けてくれたことをきっかけに、ロザーリアが密かに気になっていた近衛が、ロザーリア付きになった。 直接守られる…

「世界崩壊危機から十年」 　そんな話が朝礼であった。十年前、世界は未曾有の蝗害に襲われ、世界中の国々が食糧危機に見舞われた。 　そんな危機を救ったのが、ＧＭフード（ジェネティカリ…

アデリナは愛されずに生きてきた。輿入れ前の両親も妹姫を溺愛してきた。また、妹姫の代わりに輿入れした先、バント王国でも、すでに三妃が寵愛されており、一番弱小とされるアーべライン侯爵…