「カクヨム甲子園（高校生）」を含む小説

巨人の足が降ってきたり、海が割れたりします。

ぼっち飯が好きな高校生、橋本はある日、屋上で落語の練習をしているという少女と出会う。自らの「空気に水を差してしまう」ことをコンプレックスにしている彼女と、橋本はその日の夕食を共に…

ただの女子高生、近藤夏乃。通称ナツ。 夏休み、彼女のワンルームの部屋で広げられる、ひと夏のお話。

幼馴染である正平と瑠香は、恋人同士に間違われるほど仲が良い。しかし瑠香に彼氏ができたことをきっかけに、二人の間には溝ができてしまう。 ただの友達じゃずっと一緒にはいられない。で…

登校時よりも、下校する時の方が感傷的なことを考えてしまうものだ。 明日から夏休みを迎える7月の最終日、佐川涼助は、いつものように友人の直輝と昴とともに学校からの帰途につく。 歩…

追記：カクヨム甲子園２０２０中間選考通過作品……一話切り研究会とは関係ありません 「とにもかくにも、百円だ。君のような性根の腐ったオタクに、僕がエスコートしてあげるなんて、今後…

隣の席の際宮唯香は、いつも1人だし、友達はいないし、笑わない。そんな彼女が気になった俺は、毎日話しかけるようになったのだが。 「あの、影山くん。いい加減しつこいので、私の秘密…

　ある夏の日、大須賀匡は図書館に行く途中に岸本月乃と出逢う。 「エレベーターの呼び出しボタンは人間の命令を伝えるだけじゃ駄目だと思うんです」　 　月乃の筋違いな考えに不思議と匡は…

学校1の人気者である、神に二物も三物も、才能を詰め合わせパックで与えられた完璧な少女、三峰　彩葉。 まさに『神に愛された少女』である彼女の自殺現場に、マイペースで平凡な男子高…

※夏でした

優等生で真面目で大人しくて、誰にでも敬語な隣の席の柳くんは、いつも『感傷』で傷だらけ。 そんな柳くんが気になって仕方がないから、今日も私は柳くんに絆創膏を渡す。 「ところで…

優斗と葵は昔からの腐れ縁。 小さいことからずっと一緒に遊んでいた。 そんな2人が、ある約束をする。 「だ、だ……だからね────」 これは慌ただしくも切ない、約束の物語。

※虫の描写があります。

夏が、終わって征く。

「大嫌いだ、その歌声も笑顔も。」 ミュージシャンを目指す17歳の少年と、とある歌姫の話。

主人公の「僕」と変わり者の「先輩」。 学校の裏山で成就する恋愛ってのもありなのではないでしょうか？

高校生の「僕」は、好意を抱いている女性に告白をするためにある公園の噴水の前に呼び出した。 だか、その女性はまだ到着していなかった。 噴水の前でその女性を待っている間の「僕」の頭の…

これは、なんでもない日の放課後の教室で行われた私と貴方だけの対話 ※一部脚色アリ

色覚障害を患っている真白彩葉（ましら いろは）はある日の美術の授業が原因で学校に来れなくなってしまった。

暑い夏の日に、ほんの少しだけ友達の輪郭を掴む。 そういうお話です。