概要
【公式自主企画】カクヨム編集長が読みたい作品を募集!テーマは「BL(全年齢対象)・ブロマンス」応募作品
アラビア風の世界観で、報われない愛の物語です。
異性愛描写もあります。
性描写はない(手を繋ぐくらい)なので全年齢大丈夫です。
編集長さんに読んでもらいたいがあまり、初めてBL、ブロマンスを書きました。……これでいいのでしょうか!? ちゃんとBLになってますか!?
https://kakuyomu.jp/info/entry/private_con2025_bl
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あらゆるものに対する様々な愛の形を提示する作品
閉ざされた独房で、処刑前夜の七日間だけ二人きりで過ごすジャウハラと看守のサフラ。
晩餐や小さな会話を通して、ジャウハラの過去が紐解かれるにつれ、物事に対する考え方、真摯な性格や優しさが少しずつ見えてきます。
「なぜ王を殺したのか」
その謎を軸に、二人の関係性や心の動きが描かれていくにつれ、短編なのに、まるで長編映画を見たような、不思議な気持ちにさせられます。
2人とも、死なないでほしい、誰もそう願うにもかかわらず、けれど、それは許されない状況であり、誰も望まない刑の執行が行われてしまいます。
この世の不条理、亡くなる前に食べたい素敵な食べ物、2人の素敵な思い出、愛の思い出、いろいろ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!処刑まで七日。語られるのは、罪か――愛か
王を殺したとして収監されている元近衛隊長ジャウハラと、彼の看守サフラ、二人だけのやり取りで進む物語です。
閉ざされた独房という舞台と、処刑前夜の七日間という設定が最大限に生きていました。ジャウハラが望む晩餐と、二人のやりとりを通して、彼の来し方、価値観、性格が少しずつ浮かび上がってきます。短編という限られた文字数にもかかわらず、人物の奥行きや世界の厚みがしっかり感じられることに感嘆しました。
「なぜジャウハラは王を殺したのか」という謎を軸に、登場人物の様々な形の愛が交錯する構成も見事で、読んでいてどんどん引き込まれます。サフラとの会話によってもたらされるジャウハラの心情の移り変わりととも…続きを読む - ★★★ Excellent!!!粗末な食事
物語の中に出てくる粗末な食事。
それに惹かれる時がある。
北野武監督の『座頭市』
劇中に出てくる場末の酒場。
そこのツマミは不味い。
常連客も、
「コレ、不味いな」
そう言って、杯を重ねる。
店の中には、いつから下げているかわからない目刺しがぶら下がっている。いかにも硬く。臭ってきそう。
北野武監督は子どものころ見た西部劇映画で、ガンマンたちが夜に焚き火を囲んで食べていた食事を覚えているそうだ。
「何だ、また豆の煮たやつか」
ガンマンがぼやきながら食べる。
このお作品にも、粗末な食事が出てくる。
『黒パンと豆のスープ』
『干し肉と酸っぱいキャベツ』
かったい黒パンに豆だけ煮たスープ。
干し…続きを読む - ★★★ Excellent!!!最期の七日の晩餐。切なくも心温まるアラビア風物語
王殺しという大罪を犯し、七日後に死刑執行が決まっている罪人騎士。その食事を運ぶ看守の物語です。
死刑執行までの最後の七日間は、死刑囚であれ好きなディナーが注文できるしきたりが柱となり、物語がじっくり展開されていきます。その構成がシンプルかつ分かりやすく、さらにそのディナーによって罪人の想いや過去が次第に明らかになっていきます。
見事なのは、この最期の七日間のディナーという要素がこのゆるやかに死へと向かう暗闇を照らす希望の光であり、物語を一層彩っているという点です。
このしきたりが二人の心に小さな波をたて、過去の栄光や幸福を鮮明にさせる反面…もう元には戻らないという切なさを感じさせてく…続きを読む