概要
王殺しの罪人が、守りたかったものは──
死刑囚と看守の一週間のおはなし
【公式自主企画】カクヨム編集長が読みたい作品を募集!テーマは「BL(全年齢対象)・ブロマンス」応募作品
アラビア風の世界観で、報われない愛の物語です。
異性愛描写もあります。
性描写はない(手を繋ぐくらい)なので全年齢大丈夫です。
編集長さんに読んでもらいたいがあまり、初めてBL、ブロマンスを書きました。……これでいいのでしょうか!? ちゃんとBLになってますか!?
https://kakuyomu.jp/info/entry/private_con2025_bl
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アラビア風の世界観で、報われない愛の物語です。
異性愛描写もあります。
性描写はない(手を繋ぐくらい)なので全年齢大丈夫です。
編集長さんに読んでもらいたいがあまり、初めてBL、ブロマンスを書きました。……これでいいのでしょうか!? ちゃんとBLになってますか!?
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!粗末な食事
物語の中に出てくる粗末な食事。
それに惹かれる時がある。
北野武監督の『座頭市』
劇中に出てくる場末の酒場。
そこのツマミは不味い。
常連客も、
「コレ、不味いな」
そう言って、杯を重ねる。
店の中には、いつから下げているかわからない目刺しがぶら下がっている。いかにも硬く。臭ってきそう。
北野武監督は子どものころ見た西部劇映画で、ガンマンたちが夜に焚き火を囲んで食べていた食事を覚えているそうだ。
「何だ、また豆の煮たやつか」
ガンマンがぼやきながら食べる。
このお作品にも、粗末な食事が出てくる。
『黒パンと豆のスープ』
『干し肉と酸っぱいキャベツ』
かったい黒パンに豆だけ煮たスープ。
干し…続きを読む - ★★★ Excellent!!!最期の七日の晩餐。切なくも心温まるアラビア風物語
王殺しという大罪を犯し、七日後に死刑執行が決まっている罪人騎士。その食事を運ぶ看守の物語です。
死刑執行までの最後の七日間は、死刑囚であれ好きなディナーが注文できるしきたりが柱となり、物語がじっくり展開されていきます。その構成がシンプルかつ分かりやすく、さらにそのディナーによって罪人の想いや過去が次第に明らかになっていきます。
見事なのは、この最期の七日間のディナーという要素がこのゆるやかに死へと向かう暗闇を照らす希望の光であり、物語を一層彩っているという点です。
このしきたりが二人の心に小さな波をたて、過去の栄光や幸福を鮮明にさせる反面…もう元には戻らないという切なさを感じさせてく…続きを読む