概要
さぁ、一緒に魔法大学院博士後期課程で「魔法」を研究しよう!!
【月刊雑誌での小説連載が決まりました!】
科学技術と魔法が置き換わった、「今」とは違う世界。
ただ、この世界の魔法は、一度に何もかもを都合よく解決してもくれないし、伝説の魔法や武具も存在しない。それに、異世界から転生してきた勇者もいない。異世界に住む、異世界の人々の話。
魔法大学院博士後期課程に進学した「僕」は、その年の春に、所属している櫻国76行政区魔法大学院第三呪術研究室に、今年度の研究費がまったくないことを知らされる。果たして僕は、実験、論文投稿を繰り返し、博士論文を無事に提出することができるのだろうか!?
科学技術と魔法が置き換わった、「今」とは違う世界。
ただ、この世界の魔法は、一度に何もかもを都合よく解決してもくれないし、伝説の魔法や武具も存在しない。それに、異世界から転生してきた勇者もいない。異世界に住む、異世界の人々の話。
魔法大学院博士後期課程に進学した「僕」は、その年の春に、所属している櫻国76行政区魔法大学院第三呪術研究室に、今年度の研究費がまったくないことを知らされる。果たして僕は、実験、論文投稿を繰り返し、博士論文を無事に提出することができるのだろうか!?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!研究実験の経験がある人は必読
とても面白かった。読んでいてひっかかるところが一つもなく、完成度が高い。
文系でも十分に楽しめるよう丁寧に書かれているが、生物化学の知識、中でもDNAや遺伝子組み換えの知識があるとより楽しめるだろう。
魔法世界に大学の研究室を持ち込んでいるのだが、魔法を研究するというファンタジーを見事に現実の研究風景と一致させ、リアルさを出している。本当にこんな研究室があるような気がしてくるほどだ。
唯一タイトルがもったいない。発端は確かに研究費がないことなのだが、物語の根幹には関わっていない。もっと適したタイトルがあると思う。
それにしても、本当に面白かったなあ。
※「第四十一話 学位記授与式」まで読了