「ふーはっはァ! 胡散臭いなどと失礼な……雇い主から捨てられたところをラッキーと思いながら職の斡旋に来たというのに」「くはははーっ! では、尋問を始める!」「ふーはっはっはっはァー!! ……ぶっちゃけ必要になると思ってなかったからどこに置いたか忘れた」こんな感じです。
主人公が俺様系でありながらも理性的な性格ながらも少しぬけているタイプであるためにどこかわきの甘さがよいキャラクター性として立っている。読んでいてところどころにコミカルな展開がおきることで、文章の強弱があって読んでいて楽しい。序盤で最強の力を手には入れるが、自身の実力もしっかりと把握しているので無茶苦茶なことを言いながらも無茶苦茶な行動には出ないために極端な物語の破綻を感じないので続きを楽しみにしたい。
『コメント・レビューを書き合いたい! 読専さんも大歓迎!』企画から来ました。遺跡編を読みました。冒頭のフックが上手いと思いました。いきなりひきつけられました。遺跡に入ってからの、翻訳スキルを駆使した推理劇は楽しかったです。チート設定でありながらもスリルを残すのは、バランス的に難しいと思うのですが、ドキドキしながら読めました。