魔法と聞くとザ・ファンタジーなものを思い浮かべる…けども…現実的すぎるほどに現実的な話というか、むしろアメリカが存在しないことを除けば大体現実なのでは…?という話。
架空の異世界の大学の架空の研究者たちが架空の魔法を研究している、というそれだけの話。それなのに、多少なりとも研究の味を知った人間にはとてつもなく面白く「濃い」。 政府の方針に触れることなど…続きを読む
こういう作品を読みたかった。大学に通っていたころを思い出す。とはいえ、自分は文系だったので、実験といったものに縁はなかったのだが、でも、こういう雰囲気はあった。ゼミの教授とのやり取り、ゼミ生と…続きを読む
主人公は天性の研究者だと思う。けれど立ちはだかる課題は彼にとっても決して易しくはない。魔法は決して都合よくできていないし、大学や国のシステムだってそうだ。それでも、なにがあっても研究に奔走し続ける主…続きを読む
大学院生の研究生活がナチュラルに描かれたのですごく共感して読み入ってしまった。
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