最近、妹がグレブナー基底に興味を持ち始めたのだが。

作者 グレブナー基底大好きbot

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★★★ Excellent!!!

兄妹の間で交わされる遣り取りは数あれど、グレブナー基底を中心に会話をするという異色なストーリーに思わず目から鱗が零れ落ちました。
数学が苦手な人でも分かり易く伝えられていて、それでいて全く飽きないという点に驚かされました。所々に入る兄妹の遣り取りも丁度いい息抜きとなって、スラスラと難無く小説を読み進める事が出来ました。
グレブナー基底に興味を抱いた人、数学が苦手で困っている人、是非この作品を読んで下さい!

★★★ Excellent!!!

グレブナー基底とは…?タイトルからして異彩を放っているこの作品。数学の魅力を丁寧に、わかりやすく、優しいお兄ちゃんが説明してくれます。とても面白かったです。毎日読んだら腹筋割れると思います。声に出して笑わずにはいられません。急に笑い出すと不審に思われるので注意が必要です。根気強くわかる言葉に置き換えていけば、数学の世界が広がっていくんだなぁと実感しました。お兄ちゃんのような数学的な考え方や背景知識を身に付けたいです。そしてそして、なんといっても!妹が可愛いです。可愛いは正義だなと痛感しました。イェエエイ!ジャスティス!!!!

★★★ Excellent!!!

「グレブナー基底」という聞き慣れないツールを取っ掛かりにして、大学数学の面白さに迫っていく講座系文芸。
最初は連立方程式といった簡単な話から始まり、徐々に複雑難解な数学の世界へ読者を引き込んでいく構成が見事。途中からは食戟ならぬ「数戟」で天才学生達が火花を散らす学園バトル編にも突入し、「めだかボックス」ばりの異能キャラが数学を武器に対決するラノベ的ストーリーが作品にさらなる深みを与えてくる。
また、妹やその他のヒロインに人気芸能人の名前を使っていることで、読者にキャラの姿をその配役で想像させ、説明抜きに可愛さを伝えることにも成功している。真面目な小説でやると怒られる手法だが、ネタ半分のようなこうした作品においては有効に機能するテクニックだ。勿論、ただ芸能人の威を借りているだけではなく、妹の細かなセリフ回しも逐一可愛く、こんな妹がいる兄が羨ましく思えてくる。
出落ちの作者名も相まって一見ただのネタSSのように見えるが、ちゃんと妹萌えラノベとしても成立している名作といえる。

★★★ Excellent!!!

グレブナー基底の中身はわからないがようは「連立方程式簡単に解けるぜウェーイ」なものなんだろう。つまりあれだ、ブラックボックスだ。
物語は書いている時点で偽妹の4話だが、非常に1話1話面白く、「最新話まだかな・・・」と1日に一度は見にくるくらいです。
文系か理系かもわからない数学苦手な奴ですがここまで読めるんだ、数学徒なら理解できるに違いない。どうぞ読んでください

★★★ Excellent!!!

小説としてと言うよりは、新しいタイプの参考書として非常に面白く読ませてもらいました。
途中で理解が追い付かないで時間を要したり、脳が激しく栄養を求めて糖分を摂取したりと、通常の小説より読むのは時間がかかりましたけど……。

グレブナー基底は今までまったく知りませんでしたが、少しだけわかったような気がします。


今後はこういう参考書が増えていくんだろうなぁ……(´・_・`)しみじみ

★★★ Excellent!!!

普通のラノベの中に混ざる数学要素が素晴らしい.

大学数学が好きな人なら思わず話したくなる内容を会話ベース』で親しみやすく,わかりやすく触れてくれている.

わかりやすいだけでなく,嘘つき問題みたいに少しは考えたことがある問題をテーマにしてくれている.今まで考えていた問題がグレブナー基底という道具を使って統一的にきれいに解決できるのは大学数学の本懐だと思う.


こうした数学の新しい世界を切り開くワクワク感を小説の展開ベースに合わせて丁寧に作ってくれています.数学をかじったことある人もない人も多くの人に勧めます.

★★★ Excellent!!!

ツイッターの方で「グレブナー基底?知ってるポン酢とあうンだろう?」と思っていたが全然違ったようで自分の無知を思い知りました。
グレブナー基底は「任意の多元多項式を与えるとそれを解く関数」と考えてよいのでしょうか?その場合作中で語られていないグレブナー基底の中身のアルゴリズムも気になります。さらに、式を工夫するだけでなく、グレブナー基底自体のアルゴリズムを改善することですることで速度が向上するのではないかなども考えました。
ポン酢にあうなにかとしか考えていませんでしたがこれからは考えを改め、計算機代数学も意欲的に勉強してみたいです。ぶな

★★ Very Good!!

いや分かってねえだろお前は、と思うかも知んないけどちょっと待ってくれ。話をまず聞いて。いや、俺の話は聞かなくてもいい。読め。

情緒が安定していなさすぎるが、ちょっととりあえずどうしよっかなーと思ってる人に向けて解説というか、面白いところを話す。

これを読んでもグレブナー基底のことは分からない。分からないのよ。なんかよくわからん関数だということしか分からない。それはもちろん俺がアホだからであるが、世の中には俺程度のアホは沢山いる。

でだから、結果だけでなく理屈、なぜその解が出るのかの説明、関数の中身そのものの話をして欲しいなーなんてなことをずっと漫然と思ってた。

しかし最新章:数戟編を読んで俺は慄然と悟った。そっかなるほど。これは要するに異能なのだ。そう思えばいい。

考えてみたら関数の中身なんて知ってもいいことひとつもない。いやひとつもなかぁないけど、そもそもそういう面倒なことを排除するために関数があるわけで、それを利用して便利な結果を齎せばいい。

ようするに超能力なんである。そう思えばいい、というかそう思うことにした。
超能力、の原理とか効果を理屈で理解しようとするとわけわかんないことになり、たとえばザ・ワールドが時を停める範囲は宇宙全体なのか、まあそりゃあそうなんだろうけども、したら効果範囲:SSSSSSみたいなことになんだろ無理じゃね? みたいな虚無が発生してしまうが、うるせー停まるんだよとにかく時が、で納得してしまえばお話そのものは面白いじゃあないですか。そんな感じっていうか、そんな感じではないんだろうけど俺の中ではそんな感じ。

突然異能が発動したところで鼻水を吹いてしまい、目の前の紙の類がダメージを受ける事態が発生して、ここまでやられたらレビュー書かねばならんなと思って書いてます。文系のアホでも笑えるので、賢い君ならきっともっと面白い。読みましょう。

★★★ Excellent!!!

グレブナー基底って何?ってのが端的に「わかったような気」にさせてくれるラノベ。参考文献も付いてて超親切だ。出来れば娘から「パパ、相談があるの。グレブナー基底って何」って訊かれる話も書いて欲しい。それは未だないようだから。

★★★ Excellent!!!

グレブナー基底? 文系人間にとっては初めて目にする単語ですが、会話と数式をとりまぜ、中学数学レベルからの応用として噛み砕いて説明してくれるくだりが、とても面白く興味深く感じました。
ほんのりと浜村渚の計算ノートシリーズにも似た雰囲気があって面白いです。でも、どちらかと言えば、数学をマンガで解説するムック系かな?

こちらではないグレブナー基底もの(というジャンルがあればですが)、妻が~云々のほうもシュールすぎて面白かったです。シュールすぎる…

★★ Very Good!!

児童向けの数の悪魔とかを現代風に年齢層を上げた感じ。数学嫌いだったので最近になってこども向けの解説書を読んだりしてて、個人的には興味深く読めました。数学は意外と萌える。妖精の森とか…電波出てて良かったです。

★★★ Excellent!!!

私は文系ですが、全く興味のなかった数学が面白く思えました。結局の所、私たちは学校の授業がつまらないから勉強は苦だというイメージに囚われているだけであって、こういう風に物語調にして書かれていると、知的好奇心が爆発しそうです。初めて数学が面白いと思えました。ありがとうございます!一見そこここのラノベのタイトルですが、『グレブナー基底』というワードが気になって読み始めて良かったです。

★★★ Excellent!!!

いっけん難しそうなグレブナー基底について、会話を通して分かりやすく教えているので、中高生が読んでも楽しめるとても良い作品です。
参考文献が明示されているのも嬉しい。

★★ Very Good!!

この小説は、英語でも、中国語でもなければドイツ語でもない。フランス語やイタリア語、韓国語や、ラテン語でもない。
当然、ロシア語でもないし、ポルトガル語でもない、そして、スペイン語でもないのだ。
この小説を構成する言語の名は。

数学語という。
誰もが気付いていない。
こと数学分野においては普通の学問の専門用語レベルではないということを。

一見、普通の言葉と見分けがつかない特徴を持つこの言語。
話者は無意識的に用いて解説を行う。
英語で日本のふるさとの歌詞を解説されてもわからない。
しかし、安心してほしい。
この小説には確かに数学語を用いているが、十分な日本語による解説がセットでついてくる。

有名なラテン語には、こうある。
Disce libens.
意味は、学びを楽しめ。
これを読む人たちがそうあることを願っている。

★★★ Excellent!!!

聞き慣れない数学用語に惹かれて、気がつくと夢中になって読んでいました。
数学の面白さを伝えるエンターテイメント作品って、私はもっとあっていいと思っています。
だから作者さまには、もっとこういう作品を作ってくれたら嬉しいな、とメッセージを送りたいですね。
そのうち、他にも追随する人も現れたりして・・・。
こういうジャンルとして、盛り上がって欲しいと思います。

数学って面白いですよね。

★★★ Excellent!!!

「数の悪魔」や「数学ガール」など、難しいと挫折してしまった人間を対象とした本は、数学という世界を数式ではなくむしろ言葉で表現している。そして、その不思議な魅力に病みつきになってしまうのだ。このグレブナー基底に関する物語も、数学への愛と、誠実さと、ユーモアにあふれている。

★★★ Excellent!!!

グレブナー道場仮免許(グレブナー教室の第3章を参照せよ)を持ってる私も「妹グレブナー」を読んでる時は環奈ちゃんと同じ顔をしながら主人公の話を聞いてました(※別に私の長いまつげがきらめいていたって話ではない).妹要素を抜きにしても主人公が話す数学の話だけで凄く面白い!

★★★ Excellent!!!

一部の数学ファンに局所的に大人気の精霊・グレブナー基底botちゃん作の小説。ネタとして読む分にはいいですが、気ままな精霊は数学の専門家ではないので、書いてある数学の話は鵜呑みにせずに自分で考えたり調べたりした方がいいと思います。

いくつか突っ込みを。
第2話:パソコンでも、電卓でも、スマホでも、原理的には同じ計算機だよ。
(電卓は万能チューリングマシンとかなり異なる。)
第3話:彼の教理はこうでした、『すべての数は有理数である』
(数の比という考え方はあったが、ピタゴラスを含めて古代ギリシャ数学は有理数も”数”と認めていない。”数”は単位(モナス)が有限個集まったもの、つまり自然数だけ。古代ギリシャ数学では#0は自然数ではない)
第4話:x = √2 ⇆ x^2 - 2 =0
(←は普通に間違い。)
第4話:グレブナー基底を使えば、この連立方程式が解けるのだから。
(連立方程式を解くという意味ではもう解けてる。)

★★★ Excellent!!!

妹がかわいい&解説が分かりやすい
こういう文章で数学を学ぶのもいいんじゃないかなぁなんて思ったり。
数学って本当に挫折しますもんねえ……。
知り合いの数学徒にも薦めて広めておきました、が、ラブコメではないです

★★★ Excellent!!!

お馬鹿な私でもゆっくり考えながら読めば理解できる丁寧な説明が心地よい。勉強する楽しさ、理解する楽しさがぎゅっと詰まった一篇。ら、ラブコメだー!!
完結したものだと思っていたら続編が始まった。しかし、行頭の字下げくらいはしてくれた方が読者に優しいかもしれない