超世界転生エグゾドライブ -激闘!異世界全日本大会編-

作者 珪素

1,603

548人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

とても面白かった。その一言に尽きる。

最初にトラックが出てくるシチュエーション。
それを味わった際に「自分はこの小説に敗北したのだ」と思った。

もう、深夜に膝をたたきながら笑った。
作中の人物は何も疑うことなく大真面目にやってることだから余計におもしろい。
「エントリィィィー!」じゃねえよ!

あとはその勢いでぐいぐいと読み切ってしまい、読後感さわやか。
ホビーアニメ特有のノリと勢いもあれば、恋愛要素もガッツリ生きているし、最後までつっかかることなくストレスフリーで読むことができた。
ヒロインの子めっちゃかわいいですね。とてもかわいい、すき(語彙の喪失)。

いろんな異世界モノを読み、自身がぼんやりと考えていたモヤモヤした感情(言語化しづらい違和感、不快感など)に対して、ズバっと解答を叩きつけているのも凄い。
それも2018年に。ヤバい。先見性の塊。
そうだよな、異世界転生で最もチートなのはそこだよな、と共感しつつ終始楽しく読ませていただきました。

対戦ありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

架空のゲーム、『エグゾドライブ』を遊ぶ話です。
カードゲームのデッキ構築のように、複数の『メモリ』を組み合わせてデッキを組んで戦います。
架空ゲームものはピンチになると突然『ピンポイントで役立つ新カード』が出たりします。
そういうのに「ご都合主義を感じる。もっとどんなカードがあるのか開示情報になってる実在カードもののが良い」って思ったことはありませんか?

エグゾドライブでは4つのメモリでデッキを組みます。
そのうち3つは公開情報ですが1つはシークレット。作中人物にも、読者にも伏せられます。
当然、逆転劇の多くはシークレットによりなされます。
このシークレットに「単なるポッと出のピンポイントメタ」ではなくそれまでのシーンで既に出てきたメモリが使われます。
ご都合主義の新カードでなく、
確かにそのピースは公開されているのです。

架空のゲームでありながら実在ゲームものの文脈で組み立てられた構成の巧みさと、
それだけに頼ることなく文体の面白さ、熱さ、胡乱な発想でデコレーションされた傑作です。

★★★ Excellent!!!

コミカライズするという話を聞き一気読みさせてもらいました。
ホビーアニメのお約束と、異世界転生モノのお約束をいい感じに散りばめながらもそれらのお約束を裏切らず、かつ読者の期待を超えていく試合運びやキャラクター達によって紡がれる物語がとても面白かったです!
異世界転生モノの文脈が普通のオタクにも広く行き渡った今、異世界転生のお約束をここまで上手く競技として落とし込んでいるのは本当に凄い!既製品で戦うというメタゲームの雰囲気がとても読み応えがありますし、こういうタイプの話ではノイズになりそうな謎のメモリや、世界に一つしかないメモリなどの存在もホビーアニメの文脈で違和感を無くしているのが凄く上手いなと思わされました。
また本編に登場するステータスやガジェットの説明が展開でカタルシスを与える事に結びついていたり、キャラのバックボーンを匂わせるようになってるのも圧巻でした。
コミカライズ版の連載と単行本の発売、楽しみにしています!

★★★ Excellent!!!

まさか異世界転生を競技化するとは……。まずその発想に負けました。
しかも展開は超王道で燃えるんです。コロコロのホビーものとジャンプ作品のいいとこどりみたいな熱いノリです。
お話としてもきれいに纏まっていて読後感も爽やか。

最高に面白くてヤバイ作品でした。

★★★ Excellent!!!

傑作である。
いち読者として(作者に叱られることを覚悟の上で)敢えて大言するならば、この作品が出たことで「異世界転生もの」というジャンルが終わってもいい。
それほどまでに、お約束を総括し、魅力的に活用してみせている。いわば本作は異世界転生ものの集大成であり、ひとつの到達点であり、巨大な間テクスト性の塊である。

――が、そういう意味での『エグゾドライブ』の魅力は、多少web小説界隈に通じた読者なら誰でも解ることであろうから、ここでは本題としない。
私が注目したいのは、「異世界転生もの」としてではなく、サイエンス・フィクションとしての本作が持つ高い完成度である。

そもそも“異世界転生”とは何なのか?
多くの「異世界転生もの」が、この摩訶不思議な現象を単なる舞台装置として扱っている。事故死したら魂が偶然よその世界に転生してしまった。ポンコツ女神の手違いで死んでしまったから詫び転生させてもらった。異世界の魔術的な儀式で救世主として呼ばれた(転生だけでなく転移にもあるパターン)……云々。
テンプレである。別にそれが悪いわけではまったくない。世のフィクションの99%はお約束と類型と模倣と換骨奪胎とアレンジメントと――とにかく先行作品ありきの再生産で成り立っている。名作傑作の類でさえ、そういうものである。
しかし、ひとたび立ち止まって“お約束”の外側からこのジャンルについて考えてみるとき、SFに通暁する読者ならば、きっとひとつの疑問を持つことだろう。
――異世界とは一つだけなのだろうか?
つまり、「転生元」と「転生先」で少なくとも二つの世界がある以上、ほかにもっと多くの、さらなる異世界があると考えてはいけない理由があるだろうか?

もちろん、物語に関わらぬ設定を増やしても大抵ノイズにしかならないのだから、「異世界転生もの」の諸作がそこに触れて来なかったのは英断と言える。
が、こうま… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

とにかく発想のスケール、そして目の付け所が色々おかしいです。良い意味で。
特にアカシック柳生なるものが登場した時は吹き出しかけました。

そしてふざけてるんじゃないかと思われる設定の数々が整合性取れてるんですよね、意外なことに。

好きな章はVSレイですが、これ作者決着のつけ方に趣味を多大に突っ込みましたね……?

完結した物語ではありますが、番外編とか2次創作とかで別の異世界転生を描いても面白いんじゃないか、と思いました。
あと個人的にTRPG化して遊んでみたい……PvPメインで……。

★★★ Excellent!!!

RPG的な特徴が目立ってしまって仕方ない事の多い「異世界転生」を逆手に取り、さらにそれをさらにゲーム化するという発想がまず素晴らしい。
しかも更にそれを実現するための、理詰めで徹底的に描きこまれた世界観が興味深く楽しい。

試合が毎回トラックで轢死されて始まる所を乗り越えさえれば、無駄な疑問を抱かせずにディテールにまでこだわられた、感情を邪魔しない構成でスッキリ読める上に、グイグイ引き込まれて楽しい作品です。

★★★ Excellent!!!

いや、これはずるい。
異世界転生のお約束をネタにしてホビーアニメ文脈でハイテンション頭脳バトルをするなんてずるすぎる。
スポーツ実況とともにトラックに轢殺されていく主人公達がシュールすぎるし、そもそもの内容が「異世界転生をスポーツ化して世界救世までのさすなろ度を競い合う」というのがすでにカオス。
なのに実際の試合内容は熱いし頭脳戦だしやっぱり笑えるしでなんだコレ。

紙の本になってほしいような、ある意味絶対なってほしくないような、そんな最高のクソWEB小説です。

いや、それにしてもルドウ戦はすごかった。是非皆さんも読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

 プロローグからエピローグまで一気に読み切ってしまいました。楽しい物語をありがとうございます。
(以下本編のネタバレを含むレビューとなります)

「異世界転生もの」というジャンルが十分に成熟し、幾つものテンプレートとも言えるお約束が存在し、私たちは緩い共通認識として楽しんでいます。それらをCスキルや定石という形で展開するエグゾドライブは、その複雑なルールや状況設定を驚くほどの分かりやすさと説得力でこの与太ホビー世界観を納得させてくれました。
 この素晴らしい発想の時点で勝利していると言ってもよいのですが、この物語で私が何より圧倒されたのは、緻密に練られたのであろうその構成です。
 宇宙人が存在する確率はゼロではない。なぜなら私たち地球人が存在するから。それでは、異世界への転生が可能となっている作中世界について、その世界へ転生している者はいないのか。そういった揚げ足取りとも言えそうな疑問に対して、この物語はことごとく答えを用意しています。
 なぜ、ドライブリンカーなどというオーバーテクノロジーなゲーム機が開発できたのか。なぜ、エグゾドライブできる異世界は全てが滅亡の危機に瀕しているのか。なぜ……。
 こういった作中世界の説得力について、作者さんが真摯に向き合ったのだろうなと私が勝手に確信したのは、エル・ディレクスのCスキルに【倫理革命】の文字を見つけたときです。だからこその、ホビーもの世界観なのだな、と。

 また、キャラクターが非常に魅力的で、その役割の配置も絶妙でした。
 個人的には黒木田レイが可愛すぎて純岡シトともども末永く爆発しろと祝福したいです。
 それにしても星原サキの使い方が上手い。典型的な熱血主人公の幼馴染というヒロイン力。理解力の高い初心者という成長性。ほとんど主役を張れるだけのポテンシャルを、全力で物語のスムーズな進行につぎ込んでいるハイパーモブとも言え… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

異世界転生とかチートって、そういう感想を抱く作品が多いと思います。
でもこの作品は驚きの格が違う!!
まず異世界転生をホビーものにするという発想、主人公の純岡シトを始めとする転生者達の策略、なぜこんな世界になったのかという謎……。
その全てに「こんなのアリかよ!?」「その手があったか!」という驚きがあり、「次はどうなるんだろう?」という楽しみに満ち溢れています。
かつて、少年少女の熱いバトルと友情を描いた王道少年漫画に手に汗を握った人、あるいは今も握っている人達におすすめです!
もちろん、それ以外の人達にも!!

★★★ Excellent!!!

めちゃくちゃ面白い。
めっちゃくちゃ面白い。

物語中の観客席で歓声を上げにいきたいぐらい面白い。

書き出しの一行からしてパワーがすごい。
「息を飲む音」をイントロにした椎名林檎ぐらいすごい。


そして文中に乱れ飛ぶパワーワードの数々。
「お手元の資料を……」がお気に入り。


 一度試合が始まれば、知略と戦略を尽くして繰り広げられる攻防。お互いが最後のカードを切るときのスピード感、ほとばしる快感。


最後に、設定の随所に溢れるマッドネス。

例えば星野精肉店のおっちゃん。
彼が何を考えてアクセルを踏むのか、その体験は普段の生活に影響しないのかを思うと夜も眠れません。

しかし、それをわかった上でページを開き、轢殺される若い二人に熱い声援を贈るのです。

「いぃぃいっっけぇぇぇぇ!」

★★★ Excellent!!!

大葉戦は最高!大葉ルドウはとても良いキャラ!人気投票ベストバウト投票が催されたら大葉ルドウに一万票入れます!(レビューじゃなく感想ですが大事なことなので)

未読の方には大葉戦の期待値をやたら上げてしまいましたが、当小説のバトルはどれもこれも捨て回がなく、すべての要素に必然性があり、なおかつ最高にアツい試合展開です。
試合中の駆け引きもさることながら、登場人物たちの感情描写も巧みで、ページを捲る(比喩)手が止まりません。
異世界転生というジャンルをメタ的に捉えたコンセプト自体の面白さもありつつも、真に注目すべきは、作者の確かな腕前に支えられ描かれた「登場人物たちのドラマ」「バトル自体の純粋な面白さ」です。
同じこと二回言ってますが本当に面白いんです。アツいんです!週刊少年雑誌系を通読するタイプの方には特にオススメ。そして何より大葉ルドウがすげ〜最高で絶対続いて欲しいからみなさん読みまくってください。(大葉に関しては個人の感想です)(でも大事なことなので)

★★★ Excellent!!!

最初に硅素さんを知ったのはTwitter上のFGO(アプリゲーム)の実況放送。そのあまりの面白さにゲームを始めてどっぷり浸かっている私ですが。
硅素さんの文章は、まるで王道少年漫画の様な熱い展開。そしてそれを苦にさせない面白さにあると思います。この小説もご多分に漏れず。
また着眼点が凄いです。世の中に数多ある異世界転生物の話が、単なる小説上のものではなく、『本当に』転生しているばかりではなく、『ゲーム』として大衆の娯楽となっていて、その事自体に隠された陰謀が…!
これから先、主人公の過去も絡んでくるだろうでしょう、その時彼はどんな道を選ぶのか…続きが楽しみで仕方ありません。

★★★ Excellent!!!

プロローグを読んだ時に「なるほど、異世界転生ものの氾濫をメタフィクションにするとこうなるのか」としたり顔をしたものだが、そこに本質は全くなかった。これは十数年前の月曜日18時の12chであり、今時の日曜日7時の5chである。

しかし、そこに児童向けの文章はなく、作中で「真実」が明かされる度に、それまでに描写されてきたことが何を意味しているのか結びつく。しかし突飛に言外から飛び込んでくるような説明は無く、膝を打つ他ならない説得力のある組み立て方をされている。

どうか「食傷気味」と片付けて素通りする前に、プロローグだけでも読んでほしい。そして波長があったならば、読み進めて最新に追いついて、待たなければならない残酷さに一緒に膝をついてほしい。

★★★ Excellent!!!

繰り返す異世界転生。
異世界転生の競技。

この物語は凄い。
破天荒な世界観ではありますが、単なる滅茶苦茶ではなく読み進めていくと、その深い面白さに触れることができます。
むしろ知恵を絞り、戦略を考えなければ勝てない、というたぐいの熱いバトル作品です。

終盤にかけての激闘も熱いやら笑うところなのやら、密度がパないので本当に見ていただきたい。

し、しかし………これを小説と、呼んでよいのでしょうか?
私の考える小説とは全く違うものであり、最初は言葉が出ませんでした。
面白いことは確かです。
この面白さは、容赦がない。
なんてことだ、読んでよかった!

★★★ Excellent!!!

異世界世界へと飛び、その世界を救って勝者となる。異世界転生を利用した壮大な人生ゲームとも呼べるシステムであり、様々なチートを駆使して対戦者と壮絶なぶつかり合いを繰り広げる様は熱いの一言に尽きます。
世界を救うか、敢えて世界を破滅させるか。二択の選択がありますが、それを是とするか否とするかは作品のキャラクター達の間だけではなく、読者達の間でも賛否両論が起きそうな気がします。
どちらもチート、そしてチート同士の思考を先読みする新感覚の人生ゲームバトルの行方が気になります。
一味代わった異世界転生を見たいという方は、是非一度こちらをお読み下さいませ。

★★★ Excellent!!!

苦手なんです、異世界転生。
「転生したら最強に?転生したら幸せに?そんな訳あるか―――ッ!!!!!」
などと思ってしまう性質でして。
そんな私がニタニタしながら読みきった今作。
コロコロのような少年誌のノリで展開される異世界転生バトル!
独特の用語やリアクション過多がお馬鹿で笑え、同時に主人公の父の行方や競技に現れた謎の連中が気になり先を読み進めたくなる作品です。
デート回などにやにやできる部分もあり。
今後の更新も楽しみです。

★★★ Excellent!!!

 超世界転生の筐体があったらしたくなる。そんな小説です。
 異世界転生を娯楽として消費する世界。
 今では数多くみられるようになった異世界転生小説とそれらを娯楽と消費する人たちへの風刺と思いきや、この話は素直なホビー販促小説とでもいうべき作品なのだ。
 最初は王道から少し外れた世界に絶望したクール系主人公と見せかけて熱い魂と希望を胸に生きていることが判明する主人公シト。
 そしてホビーであるはずの異世界転生で現実に牙をむこうとする悪しき転生者たち。
 そうだ、この光景を我々はコ◎コ◎コミックやなんやで見たはずなのだ。
 小説の技術読本でも語られ、多くの人が至ることのできない新しい組み合わせにして見慣れた王道という地平に、この作品は到達したと言っていいと思う。
 そして、これからの展開もまだまだ目が離せない。
 これは凄い作品に出会ったと思います。

★★★ Excellent!!!

誤解を招く事は避けたいが、敢えて前提として申し上げておきたい。
本作は、所謂『転生チートハーレム成り上がり物』を真っ直ぐ読めない人ほど楽しめる作品である。

我々があれらの作品を読んだ時に『おかしいでしょ』『いやいやいやいやwww』『そんな設定どっから沸いてきたw』と思わずツッコんでしまう点が、全て『大衆娯楽向けショービジネス+体験型競技として整備されたゲームのシステム』であったなら。

コロコロコミックのホビー販促漫画等の様に、その競技に人生を賭けているやたら熱い人達が作中の仮想体験世界で『意図的に発動させている競技上認められたシステム』であったなら。

この作品に触れた瞬間、僕らが有象無象のチーレム作品にツッコんでいたその心境そのものが、作者様のチートスキル【後付設定(サプライズ)】によってひっくり返るのである。

★★★ Excellent!!!

タグを見れば分かるのですが、本質的にこれ転生物じゃありません。ホビーアニメやホビーマンガの類です。けれどネットで形作られた共通認識としての異世界転生をホビー部分に組み込んでいる。つまりホビー物の持つ説明の要素を削りつつ、新鮮な驚きをサプライズする・・・・・・ まさしく怪作と呼ぶにふさわしい。

★★★ Excellent!!!

一見するとこの作品は、異世界転生がスポーツのように行われる、まるで少年向けホビーアニメのようなノリの作品…という印象を持つかもしれない。だが、作品内で描かれる戦いは決して簡単なものではない。
この作品で異世界転生に臨むドライブリンカー達は互いの心理を読み合い、思考を巡らせ、騙し、そして時には「信じる」事で勝利を掴む。
デッキのパワーだけでは成立しえない、人と人との戦いだからこその決着がそこにある。

★★★ Excellent!!!

チートスキル・ハーレム・産業改革といった「異世界転生モノにありがちなこと」を手札として捉え、その組み合わせによってどちらがより活躍して異世界を救えるかを競う架空の競技を描いた物語です。
なぜか児童誌のホビー漫画風のテンションで物語が展開し、試合開始時にはトラックに轢かれ、絡んできた先輩冒険者を叩きのめせば得点になるといった調子で、矢継ぎ早に繰り出される奇怪な(しかし確かに見たことのある)描写には思わず笑ってしまう勢いがあります。
しかし、ただ出落ち一発ネタで押し切ろうとしているわけでも、流行ジャンルを揶揄して笑いものにしているわけでもありません。
主人公はかっこよく、ヒロインはかわいく、そして繰り広げられる試合模様は熱く、つまり真面目に面白いのです。

パロディである事が「真面目な試合の面白さ」にも上手く作用しており、例えば架空の対戦競技を描いているため、読者には知りようのない後出しルールの連発になってしまいかねないところを、「異世界転生モノにありがちなこと」というモチーフがあることから初読でも想像・把握がし易く、試合展開に入り込むことが出来ます。
かといってパロディネタ=読者の予備知識に頼り切りにせず、作中に出てきた設定を丁寧に拾いながら試合が進行するため、主人公の繰り出す逆転の策は驚かされつつも納得感があります。
そのため、仮に異世界転生ジャンルに詳しくなくとも、純粋に対戦競技小説として読んでも面白い見事なバランスを保っています。

異世界転生モノが好きな方にも、あまりそういう小説は読まないって方にも読んで欲しい怪作です。

★★★ Excellent!!!

え、マジで。
紹介文からどんだけ人を引きつけるんだ、チクショウ。
と書き手として感心しました。
著者の作品に触れたのは初めてですが、この勢いのまま読者を掴んで離さなければ、
(私の勘でしかありませんが)書籍化待ったなしでしょう。
いろいろなカクコンの作品を読んでは、はぁ……と溜息ついてきましたが、この作品には熱があります。
ぜひ書き上げてください

★★★ Excellent!!!

このお話が生まれた瞬間、全ての異世界チート転生というジャンルに革命が生まれたことは間違いない
もうこれからは神が死んでしまった人にチートを与えてちやほやしてくれる世界を与えてくれるのではない。WRAがデパートの玩具・ゲームコーナーに死んでしまった人にチートを与えてちやほやしてくれる世界を提供し、お店の人がレジでお会計をしてくれる時代がやって来たのだ!!

でもこのお話の舞台には、やはりホビー漫画物には付き物の『陰謀』が蠢いているようだ……今後も楽しみにしていこう