トラックが出てくる度に吹き出してしまう

とても面白かった。その一言に尽きる。

最初にトラックが出てくるシチュエーション。
それを味わった際に「自分はこの小説に敗北したのだ」と思った。

もう、深夜に膝をたたきながら笑った。
作中の人物は何も疑うことなく大真面目にやってることだから余計におもしろい。
「エントリィィィー!」じゃねえよ!

あとはその勢いでぐいぐいと読み切ってしまい、読後感さわやか。
ホビーアニメ特有のノリと勢いもあれば、恋愛要素もガッツリ生きているし、最後までつっかかることなくストレスフリーで読むことができた。
ヒロインの子めっちゃかわいいですね。とてもかわいい、すき(語彙の喪失)。

いろんな異世界モノを読み、自身がぼんやりと考えていたモヤモヤした感情(言語化しづらい違和感、不快感など)に対して、ズバっと解答を叩きつけているのも凄い。
それも2018年に。ヤバい。先見性の塊。
そうだよな、異世界転生で最もチートなのはそこだよな、と共感しつつ終始楽しく読ませていただきました。

対戦ありがとうございました。

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