概要
人。真摯な愛を(一回読んでみて。第三章辺りから面白くなるはずですが…)
大学四年の長谷川は、就職への道筋が見つからず、悶々とする日々を送っていた。周りはみんな就職先を決めている。そんなある日。田舎の友達と飲み過ぎた、翌朝。突然、旅に出たくなった。焦る気持ちに、けりを付けたくて、自分のやりたい事を探しに出かける事にした。同級生の青木と、その日の夕方の電車で北陸をめがけて旅立った。金が無いので、新幹線になんかは乗れない。講義は、週に一回。一週間まるまる旅するつもりだった。長谷川の帰りを待つ同級生の冴子。こちらは、卒論の真っ最中だった。卒業後は、大手製造業の会社の研究室に内定している。二人は、長谷川の就職が決まれば結婚するつもりだった。しかし、そこに何度も、大きな波が押し寄せる。二人は、力を合わせて乗り切ろうと、必死に頑張った。
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