First Contact 鬼灯

夏の宵に赤い小さな灯が灯るのを、
夜闇に紛れて赤い灯が小さく糸を曳いて消えていくのを、
見たことのあるひとはいるだろうか。
夏の宵に、それは静かに音もなく通りすぎる。―――



関＆鷹城
「鬼灯」（ミステリ）
関、鷹城、橿原院長、滝岡

鬼灯の裏側で
鬼灯で怪我をした秀一を治療する滝岡サイドのお話です。

（短編）
「この世の終わりが届くときに」
「鷹城秀一くんの普通な一日」

※残酷描写に関して　手術等の血が流れる描写があります