概要
おれは死を選ぶことにした。最後の食事も終えて、死に場所へと向かうおれ。
だが、突然の腹痛がおれを襲った。
我慢しきれなかったおれは、よく買い物をしていたコンビニへと入る。
九死に一生とはこのこと。いや、死のうとしているんだけどね、これから。
死のう死のう言っていますが、主人公は自殺願望があっても自殺できない奴なので死にません。そこはご安心してお読みください。
作中、排泄や排泄物に関わる表現が出てきます。食事中の方、苦手な方はご遠慮ください。
強盗とやり合う場面がありますが、決して真似しないでください。
また、当作品において、描写における何らかの誘引・助長・勧誘の意図や目的は一切ございません。ただの創作であり、娯楽です。
こちらも過去に考えた作品。そう、小
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!邪魔をするんじゃねえ!! 投げつけられたいか!!!
尊厳をめぐる戦い。ここにはそんな「極限」が描き出されていました。
人生に絶望し、死を意識していた主人公。
だが、そんな彼が外を歩く途中、「大自然の呼び声」が強烈に彼の全身にこだました。主に、腹の奥へと。
まずい! どこか……どこか、近くに救いとなる場所は!
コンビニの店内へと咄嗟に駆け込む。幸いトイレも借りられ、無事に彼は「自然の声」に応じることに成功する。
しかし、受難は終わらなかった。トイレのドアを開けた直後、刃物を持った強盗と鉢合わせに。
どうする、どうすればいい? そんな葛藤をする途中、まさかの「第二波」が襲い来る。
頼む! 邪魔をしないでくれ! そう必死…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「急降下する爆弾」は、いつどこにでもふりかかるやもしれません。
成野様の作品で、コメディを探しながら、お、これなんかすごくいいな、と以前、読ませていただいていた「急降下する爆弾」を再読しました。
生涯最後となる食事、自分ならどうするかと、妄想しつつ。
以前は、気が付かなった何気に登場するダジャレと、細かい設定の社会問題が織り込まれ、主人公の心の声が走馬灯? のようで面白い。
でも、ラストは、なぜか心温まる。
作者の優しさがあふれている作品だなあ、と思いました。
気づけば、自分はコメディを探していたはずだったのに。
感動にしんみりしている。
「急降下する爆弾」です。
お薦めいたします。 - ★★★ Excellent!!!ドタンバのマナー令和極限編!人の尊厳を巡る攻防の果てに訪れる結末とは?
面白い物語です。
でもその前にまず作者の紹介から始めしょうか。はい、始めます。
成野淳司さんこと〝令和のドタンバさん〟がこの物語の作者です。
幼少期より数多の小さなピンチをくぐり抜けドタンバをかわし続けた彼。
〝辛酸なめのエキスパート〟なのは、彼のエッセイが記すところです。これも後で読みましょう。
そんな彼だから、ですかね。
戯けた文が巧みなのです。
自身の境遇から醸し出されるリアルがそこにあります。
常人では伺いしれない機微があるのです。
きっと彼は特殊な訓練を受けています。
本作もその例に漏れず真っ当に笑えます。
人生を放棄すると決めた男が巡り巡ってコンビニのトイレに行き着…続きを読む - ★★★ Excellent!!!真剣さ故に、こみ上げる笑いが止まらない…。
まず、紹介文を熟読していただきたい。…死のうとしている、ある人物の話。…排泄に関する表現?もしかしてタイトルってそういう意味?…え、強盗とやり合うの?ナニゴト?この小説、何が起きてるの?…アナタはもう、この小説への興味でいっぱいのはずだ、読み始める直前の当レビュー筆者のように。
彼は真剣に悩み、苦しみ、闘った。その果てに希望があるのかもわからないままに。…それなのに、謎の笑いが腹筋を責め立てる。彼はこんなにも真剣なのに。しかし、フィクションと違って、現実はこういうもの、かもしれない。生きていくのはキレイゴトではないのだ。彼はそれを、身を持って教えてくれた…のかもしれない?