邪魔をするんじゃねえ!! 投げつけられたいか!!!

 尊厳をめぐる戦い。ここにはそんな「極限」が描き出されていました。

 人生に絶望し、死を意識していた主人公。
 だが、そんな彼が外を歩く途中、「大自然の呼び声」が強烈に彼の全身にこだました。主に、腹の奥へと。

 まずい! どこか……どこか、近くに救いとなる場所は!

 コンビニの店内へと咄嗟に駆け込む。幸いトイレも借りられ、無事に彼は「自然の声」に応じることに成功する。

 しかし、受難は終わらなかった。トイレのドアを開けた直後、刃物を持った強盗と鉢合わせに。

 どうする、どうすればいい? そんな葛藤をする途中、まさかの「第二波」が襲い来る。

 頼む! 邪魔をしないでくれ! そう必死に願う彼だったが、強盗にはすんなり話が通じない。

 まさに内憂外患。刃物を持った強盗と、体の中でまさに爆発しようとする「爆弾」の存在。

 もし、間に合わなかったらどうなる? このコンビニが「グラウンド・ゼロ(爆心地)」となり、誰かが掃除することになってしまうのか?

 それとも「爆弾」らしく、この強盗に対して「投擲」する用途で使われてしまうのか!?
 なんという「BAD COMMUNICATION」! このままでは、彼は人であることを捨て、ゴリラになってしまう!!!

 果たして、彼の運命は!? 爆弾の行く末は!?

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