神の星

地球は、銀河連合に加入し、暫定のAクラスになっていた。
正式にAクラスになるには、他星系の知性体を進歩させる必要があった。
そこで、多くの星系への調査が始まった。
その調査の300年後、とある調査隊の宇宙船が地球にたどり着いた。
その中には、新たな知性体がいることが記されており、急遽、新たな調査隊が派遣されることになった。
隊長には、銀河連合の地球代表の軽薄な息子がついた。

その星には、地球人類と似た人々が暮らしていたが、それ以上驚いたことにその星には高エネルギー物質が埋蔵されていた。
300年前の調査隊は『神に準ずるもの』として崇められていたが、新しい調査隊は、その星に住む人々に、前回調査隊の後継者であることを証明せねばならない。
地球に戻れば、高エネルギー物質の情報が他星人に漏れ、その…続きを読む