五雨 「撮影」

"ヒュゥォオォオオオオオオオオ˛、˛、˛、˛、˛、˛、˛、"


「Pacha!

(パシャ!)」


「Hé, regarde, Shannon,!

(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ おい、見ろよ、シャノン┈┈┈…!)」


「Le plus élevé,!

(最高┈┈┈… っ!)」


島の南。 雪に覆われたイオギセのカイより


更に極点に近く進んだ先の場所。


「(Gokuri)

(.....ゴクリ....)」


"パシャッ パシャッ!!


「Ça a l'air incroyable,!?

(すごい___________ 「映(ば)え」そう....!?)」


「Oh, ne brille pas sûrement,!

(ああ、確実に「映(ば)え」るな∙∙∙∙、!)」


"パシャ!"


まるで氷に覆われた渓谷の様な、イオギセのカイを先に進んだ


この迷宮の様な場所で、氷の橋の上に立つと、ロベールは


目の前の氷の彫像の様な氷塊(ひょうかい)にまるで顔も向けず


シャッターを切り、自分達が歩いて来た氷の橋の


下の場所を見下ろす_____________


「(Apparemment, en termes de PV,


cela semble être bon d'abord,!)

(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹどうやら、"PV"的には、まず上々のようだが∙∙∙∙ !)」


「ヒュゥウウウォォォオオオオォオォオオ...˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ」


かなりの距離を歩いて来たのか、まるで氷の螺旋階段の様に


入り組んだ地形となったこの洞窟の地形に深い敬意。


そして崇高な退廃を感じながら、氷の橋の上から下を見下ろしたまま、


ロベールは決して振り返らず後ろ側の自分達が今いる氷の陸橋の上に


置かれている「彫像」に向かってシャッターを切る_____________


「PV,! C'est PV,!?

(PVᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ! 「PV」だよね┈┈┈…  ッ!?)」


「Oh, c'est PV,!?

(ああ、「PV」だな.... っ!?)」


"パシャ パシャ!!"

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