三十雨 「規則」

"ガタッ ガタタッ!


「Look at that wooden handle there,


 take i off a bit,! Keisuke,?

(┈┈┈…そこの木の取っ手、少し外して見ろよ∙∙∙∙ ! 


 ケイスケᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ?)」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


გიფა(ギファ=氷の渓谷)。 ロベール達一行と共に


先を進む事になった圭介が、この氷に覆われた場所を


しばらく歩き続けていると、部屋の様な_____________


古い、木製の滑車、巨大な木の歯車.. .. .. 様々な木で出来た意匠が


中程度の広さの部屋の中に置かれた部屋の様な場所へと辿り着く.. .. ...


「You touched something like that earlier,


 and nothing happened, right? If you move it,


 what do yu think is in it,?

(さっきも∙∙∙∙  何か似たような物を触って、特に何もなかったろ?


 それ(取っ手)ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  動かしたら、何かあるんじゃないか?)」


「  .. .. . .. 」


「ギイ.... ギイ...˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ」


何かはよく分からないが


「See, Keisuke,??

(ほら、ケイスケ┈┈┈…??)」


「(オイ、コイツ∙∙∙∙∙  ! お前の事利用して


  このგიფა(ギファ)にある危ねーもん全部お前に


  やらせようとしてんじゃねえの?)


  ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


 ( _____________)」


この木造りの部屋の中に来るまでの道中。 それと無くは感じていたが、


このロベール∙∙∙∙∙  !


「Hei,! What's wrong,?? Man, Come on,


 Keisuke, Are you afraid of it,??

(オイ....! どうした∙∙∙∙∙?? 「ケイスケ」よ___________


 怖れでも抱いたのか… … … ??)」


「(キキッᱹ ᱹ ᱹ ᱹ! 分かったぜ、ケイスケ? こいつの肚(はら)が。


  このフランス野郎は、このギファにお前が現れた事を利用して、


  何かよく分からねー.... 危なそうなもんとか、全部おめーに


  やらせようって考えてるつもりみたいだぜᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ??)


  ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

 (協力してる様に見せて、サングラスの下では'笑ってる'


  __________そう言う事か?)


  ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


 (キキキ....! どうやら、そう言う事みてーだな!)」


"ザシャッ!"


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


頭の中に聞こえて来る声


「I don't know what this handle is, but I opened the door on


 the way to this place, didn't I? Roberl,


 maybe this time you should move the handle of this door.

(ロベール.... この取っ手が何かはよくは分からないけど、


 さっきもこの場所に来るまでの途中___________ '扉'を開いたのは


 俺だったろ∙∙∙∙∙? ロベール、今度は、アンタがこの「扉の取っ手」を


 動かすべきなんじゃないか.. ... ... ?)」


「No, you still don't understand the rules of this place,!


 We haev already been in this canyon many times, so we


 already have the initiative that this place has some


 ice blocks, monuments and other unusual objects, but you


 don't know it well yet,! So I think we should be the first


 to tell you the rules of the place, don't you,?

(いや、お前は、まだここのルールがよく分かってない∙∙∙∙  !


 俺達は、すでに何度もこの渓谷内に足を運んでいるから、


 この場所が___________ 何か氷塊、それに碑や∙∙∙∙  ! 


 何か「変わった物」が置かれている事はすでにイニシアティブを


 持っているが、お前はまだよくその事を知らない.. .. ..


 だから、俺達は先行者としてお前にここのルールを


 教えてやるべきだって思うんだが∙∙∙∙  ?)」


「So, Robel, you're saying you're not going to


 move this handle and leave it to me,?

(∙∙∙∙∙ じゃあ、ロベールᱹ ᱹ ᱹ ᱹ   ロベール、は、この「取っ手」を


 動かさずᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  それを僕に「任せる」って事かい∙∙∙∙∙?)」


"グッ!"


木の台の上に置かれた装置の様な取っ手を手で掴みながら、


圭介がロベールに向き直る


「Yes, You're just a freshman who came later in


 this ice canyon, therefore, that handle is not mine,


 but a newcomer's. Keisuke,


 you should push it to see how it works,!

(そうだ∙∙∙∙! お前は この氷の渓谷では、後から来た____________


 ただのフレッシュだ.. .. .. 従って、その「取っ手」は


 俺では無く.. .. .. 新入りであるケイスケ、お前が


 その動かし方を知るために、押して見るべきだろう∙∙∙∙∙!)」


「(キキッ...! どうする、ケイスケ?? 


  やっちまうか? コイツよぉ~ ??)


  ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


  (いや∙∙∙∙ ! ロベールは体も大きい....! 勝てるかどうか∙∙∙∙ !


  ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


 (なんだ~ まだ、「臆病」が抜けねーみたいだな....


  だったら、俺が「力」、貸してやろうか??


  ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


  (だ、誰がお前の力なんか∙∙∙∙  !)」


「What's the matter,! Open the handle,

(どうした∙∙∙∙! 「取っ手」開けろよ___________)」


「(┈┈┈┈…、くっ....!)」

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