十六雨 「氷塊のメゼ」

「(ここが、まだ、カディア┈┈┈┈… …


  その可能性も大いにあると言えばある、か∙∙∙∙ !)」


「ギュルルルル...˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ」


「მადლობა, ატუა

(多分、'アトゥア'は___________ )」


「"!"」


周りにデテが書かれた石碑が納められた氷塊が其処彼処(そこかしこ)に


立つ場所で、善波が自分の目の前にある面が6つ程ある氷塊の中の


鈍く回り続けているメゼを眺めていると、すぐ脇にヱヴァが立つ


「მე დავინახე ლაბირინთში,! ის ფაქტი რომ აქ ასეთ


 ომბოსტოს ლაბირინთია და კადია, და თუ ამ


 ადგილას ნასამართლევი იყავით და რა იქნებოდა,?

(見た所、「メゼ」∙∙∙∙  ! ここに、あのカディアの中の____________


 メゼがあるって事は、やはり、ここはカディア… … …


 そして、今この場所にあるメゼ.. .. ... このメゼにヌムを入れれば


 また、何かが起きるᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  そんな所か?)」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


"ボォォォオオオオオォォ...˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ"


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ )」


自分の左腕に夢を滲ませている姿に、善波がすぐ側にいる


ヱヴァに話しかけると、エヴァは虚ろな顔つきで目の前の氷塊の中に浮かぶ


小さなメゼに手を差し出す.. .. ..


「ეს, შეიძლება იყოს ის კარი,

(おそらく、あの「扉」___________)」


「ეს კარი მაჰელის თავზე,?

(┈┈┈∙∙∙ナヘレの山頂にあった、あの'扉'の事か?)」


「დიახ,

(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ええ....)」


"ボォォォォオオオオオ....˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ


何か氷塊の前に立つと、エヴァの左腕に滲んだ夢の景色が


変わって行く様な____________ そんな気がする....


「(⍾, ⌒, ☗, ☾,Ψ,

(⍾(トツ=冬)" "⌒(オル=不可視)" 


  "☗" "☾" "Ψ(コル=聖杯)".....)」


「ギュルルルルル...˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹」


「იქნებ მის მოთხრობაში იმ კარის გახსნის შემდეგ,


 არა ის ადგილი რომელსაც ჩვენ


 ვბრუნდებით და ამ ადგილას ღმერთი ღმერთია,!

(おそらく.... "彼女"の話では_____________


 あの、扉が開いた後に∙∙∙∙∙ ! この島ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ


 いえ、私達がいる場所が変わり__________ そして、


 この南の場所┈┈┈┈… この場所に、アトゥアは私達を


 「導いて」いる... .. .. !)」


「スゥ」


「┈┈┈┈…、!」


"ガラッ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ  ガラララッ...˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ"


「┈┈┈┈┈!」


夢が滲んだ左腕を氷塊のメゼに向かってヱヴァが差し出すと、


二人がいる氷塊の少し先。 氷の壁の前にあった別の氷塊が音と共に崩れ出し


「(扉ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ )」


"パキッ パキキッ


「ასე რომ, ჩვენ დღეს ოცნება გვაქვს,

(それなら、私達は、「今日」も__________ '夢'を見る∙∙∙∙∙  !)」


「(     !


その氷塊が割れた場所から姿を現した「扉」が開き出す.. .. .. ..


「(・ ・ ・ ・ !

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