二十七雨 「誘い」

「( _____________


"ヒュゥウォォオオオオオォォォ...˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞"


先程自分達が入っていた"Ͽ"のヌムが施された扉のすぐ側の


氷塊の横で


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ


善波は、知られたくなかった〖過去の自分〗を見られた事に


すぐ側にいるヱヴァの方に振り返るが


「! მე ნამდვილად არ ვფიქრობ,


 ეს არის კადიას შენც ხარ,! ის არის ზენბა,?

(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! 何も、深く考える事はない.. ... ..


 あれは、カディア____________  そして、あなたは、あなた∙∙∙∙ !


 「ゼンバ」でしょう┈┈┈…??)」


「(どうやら、かなり「印象」を持った様だな....!)」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


借金のカタとは言え、自分が男の額を木刀で叩き割った姿。


そして女に対してまるで容赦ない態度を取っていた姿を見たせいか、


ヱヴァの方を見ると、まるで目が笑っていない、口の両端の靨(えくぼ)だけが


浮いた顔で少し距離を離し、満面の固まった笑顔でこちらを見ている____________


「ი, ის,! ბავშვი,!?

(い、いや∙∙∙∙  ! あれはᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ッ!?)」


「სიამაყე ៹ ៹ ៹ ៹ ៹ ៹ ៹ ៹

(ギュルルルル...˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹)」


「ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ??」


カディアでの自分の事を話そうと、一歩ヱヴァへ


善波が足を進ませようとすると


「(....."♈".....)」


「ボッ! ボッ !」


「მურა,?

(┈┈┈┈…「炎」が.... ?)」


扉のすぐ側の氷塊の中に入っていたメゼが、先程カディアで


男の額に浮かび上がっていた"♈(タル=草)"のヌムを浮かび上がらせ


鈍く薄い光を放ちながら回り出し、そして自分のすぐ先。


"ボッ!


         ボッ!


     ボッ!

 

              ボッ!


「(火、が.. ... ..!)」


先程まで暗い、ただの暗い場所だと思っていた少し先の崖の場所に、


薄暗い青い炎が揺らめく様に灯り出し、そのいくつも現れた炎の間に


【氷の道】。


「(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ   !


が誘(いざな)う様に二人の先へと浮かび上がり出す_______________


「ე, ესეს,

(こ、これは∙∙∙∙∙  !)」


「ეს, კადიას ჰგავს,!

(┈┈┈┈…さっきの˛˛˛˛˛ 「カディア」のせいみたいね∙∙∙∙ !)」


「  ______________

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