二十四雨 「包和」

"ヒュゥォォオオオオオォォォォ...˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞


【┈┈┈…平気 .. .. ... 】


【あ、ああ…┈┈┈┈ へ、平気だᱹ ᱹ ᱹ ᱹ っ! 


 さっきまで、何か'見えて'たが____________


 話をしてるせいか˛˛˛˛˛っ 大分、気分も良くなって来たみたいだᱹ ᱹ ᱹ ᱹ っ】


【そう、…┈┈┈┈】


南。 イオギセのカイを越えた先の氷の渓谷


「ギュルルルル˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹....」


「(こいつ、と何か関りがあるのか_____________


メゼ。 サングラスの男から渡されたそのメゼが何か関りがあるのか


鈍い意識の中、征四郎はどこからか聞こえて来る


「雅」の声に耳を傾ける˛˛˛˛˛


【大変な┈┈┈┈… 事に... ... なったみたい.. ... ..】


「(   ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ


誰かと話をしている事から来る「安心」なのか____________


先程までかなり意識が張り付くような.... 「重さ」を感じていたが


話をする事で意識が冴えて来たのか、周りを氷に覆われた場所で、征四郎は


所々に浮かんだ様にこの氷の世界に立つ氷塊に目を向ける____________


「(やはり.... 「カディア」か∙∙∙∙ ?)」


"グニャァアアァァアアアァァアアァァ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹..."


少し頭が働く様になったおかげか、冴えた意識で周りの景色


この暗い氷の場所を見渡すと、あの扉の場所からのカディアが


まだ続いているのか、どこか周りの景色が浅く曲がった鏡面の様に


歪んでいる様に感じる_____________


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


"フゥウウウゥウゥウウ...˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ"


「(また┈┈┈┈… '幻覚'か∙∙∙∙ ??)」


【征四郎… … … ??】


「(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !!

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