七二。万博*への応援コメント
自分は偉大なる将軍Xの元で人民を導く任に当たる者である。今日はそのへんに転がっていた適当なアカウントをのっとって同志カメムシの見事な見識を讃えに参った。
堕落した資本主義国家どもの形式化した商品見本市でしかないと見えた万国博覧会に、かような新規軸が存在したとは! 実に素晴らしい。上から下までサブカル化した現代文化の時流にもよくマッチしている。
しかし、貴君の案にはいささかの修正があってしかるべきかと思われる。拷問の歴史館は、我らが友人・人民中国の十八番であろう。フランス館はギロチンの即売会でもやっておればよろしい。さらに、このような趣旨であれば、親愛なるロシアは喜んでルビヤンカ監獄の体験館を設営するではずである。ちなみにドイツのアレル・アンデとは何者か? ぐぐってみたら、貴君のこのページぐらいしか有意の検索対象が見当たらなかった。
余談はさておき、同志カメムシの万博コンセプトは、われらが偉大なる将軍Xもいたく興味を示しており、かような素案があるなら、十数年先の万博招致に名乗り出ようと、すっかり乗り気になっておられる。開催の暁には、我が国は「恐怖政治:理論と実習」ワークショップ館を筆頭に、いくつもの体験型ミュージアムで世界のど肝を抜くことだろう。
ひいては、貴君にはそのプロジェクト参謀となっていただきたい。近々、わが同志達が迎えに現れるだろう。遠慮はいらない。本短編集で示した数々の心の毒を、われらが将軍の元で存分に披露していただきたい。
なお、くどいようだがこの連絡は適当なアカウントをのっとっただけなので、湾多なるユーザーに仔細を尋ねてもムダである。
恐怖政治万歳! 同志カメムシの前途に栄光あれ!
作者からの返信
わはは、凝った感想ありがとうございます!
共産主義は残虐の歴史!というのは本当ですねえ。
中国なりロシアなり、調べれば幾らでも出て来そうです。今でもパッと「天安門体験会とか入れたらよかった」とか思いましたからw
まあ140字だと厳選しないとなのでアレですが、もうちょい文字数あれば幅広く扱えていいかもですね。とはいえ、140字以上でどうオチをつけたものか難しいとこですけど。
まあ、140字の魅力は文字が足りないが故の想像の膨らみ、「私ならこう書く」が湧きあがる部分だと思うので、そういう意味では成功だったかな、と。 将軍様にも気に入っていただけたようですしw
あと、蟲読も終わりが見えて来たので、全体の縦糸として、アレルアンデとか自殺特急とか入れた部分もあります。知られざる画家なので、ググっても出ないんですよきっと。
おっと、ノックの音が。誰か来たかな……?
七三。擬娩への応援コメント
浅薄なもので、最初は「くしゃみ」の古語表現かなと思って読んでました。
分かりづらくはありますが、字面から受ける妙なオドロオドロしさとトレードオフですかね。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
いやあ、これは読めないと思います。私も昔、友人に教えられてて、たまたま知ってたような言葉なので。
本当は「東北出身」とか、くせやみとは何かとか少しでも情報を挟みたかったのですが、140字ではどうにも入らず、想像と検索を頼る方向でまとめました。
字面と風習の不気味さはかなりのものなので、以前から使ってみたいと温めていたネタだっただけに、書けたことには満足していますw
七十。三匹への応援コメント
まさかの社会派小説。
種を超えて色仕掛けで狼をも落とす豚ちゃんすごくないですか。豚と懇ろになっちゃうオオカミがチョロいと言いますか。
このあと狼を始末した資本主義豚は肉屋支持豚と色仕掛け豚に逆恨みされて殺されて、残った肉屋支持豚と色仕掛け豚も共通の敵がいなくなったから敵対して戦って、そして誰もいなくなったりするサスペンスが始まりますか?(錯乱)
作者からの返信
感想ありがとうございます!
140字のいいところは以下略w
メス豚凄いですよね。最後に生き残るならこいつじゃないかと思います。支持豚はすぐ死にそうですが、資本主義豚はどうでしょう。狼が蚊帳の外なのは置くとしてw
今回、うまい豚のキャストが見つからなくて、ギリギリまで「紅の豚」が候補だったことは秘密ですw
七十。三匹への応援コメント
こ、これは、もう筋書きがどうこうというより、「さあ、キミたちはこのストーリーをどう読む?」というところに毒が詰まっているというか 笑。
「本作はまさに、二十一世紀の人類が直面している国際問題の暗喩であって」とかノベるのは簡単ですが、すでにそういう上から目線的な態度にも毒が回っているといいますか。
うん、これは、なんとコメントしよう。とりあえず、私はこの寓話を文章にした作者に一票入れます、ということで w。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
140字のいいところは、思わせぶりなことを書くと、周囲が勝手に高尚に捉えてくれることだと思いますw
今回、豚について調べるほどに、同情の念が強まりました。
世界レベルで悪口に使われてるのに、実際はデブでも汚くもない、むしろ綺麗好きだなんて……w
六八。拳闘への応援コメント
拝読いたしました。
これって余命半年と言われたのは「あいつ」だけでしょうか、語り手もでしょうか。最初笑い飛ばしてたのに急に覚悟を決めた、というのがよく分かりませんでした(色々考えてみたんですが想像力なくてスミマセン…)
作者からの返信
感想ありがとうございます。
これは両方ですね。「殺さなければ両方死ぬ」なので。
わかりやすいように、相手がげっそり痩せた描写を加えています。
笑い飛ばしていたのが覚悟を決めたのは、余命半年と宣告されたから。
怪談がネタではなく本物だと思い知らされたので、「殺し合うしかない」と覚悟を決めたのです。
他にもう一人くらいわからない読者がいましたら、いじってみますね。
編集済
十四。遺品*への応援コメント
あー、、、これは私も一読ですんなりと読めませんでした。なんだろ、書き方なのかな?
時系列がすんなりイメージできないのか。
母の死後に疎遠になった、はいいとして、遺品で出てきた、というのが……なんとなく、母の葬式、それから遺品の整理ぐらいはやってから離れるんじゃないかな娘だったら、みたいな気がするので違和感があったというべきか。
母の死を契機に疎遠になった、今更人形が送られてきた、みたいな感じだともっとすんなり読めそうな気がします。
オチはいいですね、すとんと腑に落ちます。
追記:うーん、なんかものすごくさらりと読めるようになって、となると今度は不気味さが薄れたような……?
難しいな、手直しって。そして読者はひたすらに貪欲w
作者からの返信
感想ありがとうございます!
なるほどなるほど。
アドバイスをもとに、ちと直してみますね。文字数の許す限りですけど。遺品という書き方が不味いのかもですね。確かに葬式直後みたいな感じが出ますから。
納屋の整理をしてたら出てきたくらいの感じで書いてたので、そのニュアンスを強めるべきかも。
オチはバー越えたみたいで、ほっと一息。
追記:「今頃になって」を追加。あと「母の遺品」を「母の鏡台」に変更しました。
六五。同窓***への応援コメント
拝読いたしました。
スミマセン自分も初見(初読?)では理解できずコメントカンニング…
もし「いじめられてた子がなにかした」路線でいくなら、
→実は首謀者ふくめクラス全員は学生の頃いじめられてた子に復讐され殺されてて、同窓会(とそれまでの日々)は全て幻覚だった
見た目すらも成長していないように見えたり、目眩がするのはそれが解ける予兆
…みたいな。いや絶対文字数オーバーですし回りくどすぎますね。「敢えて幸せな幻覚を見せてから落とす」っていう意味では、まぁって感じでもなくはないかもですが…
作者からの返信
感想ありがとうございます。
むーん、やはりわかりづらいようですね。これは可能な範囲で手を加えたいと思います。
ふむふむ、その案もなかなか面白そうですが、この内容ですらきちきちですからねえ。今の話を語り、過去を説明し、実はこういうことだと説明するには、140字だと流石に厳しいものがある気がしますね。
私もイジメっこは本当に来るのかとか、なんで机あるのとか説明したかったんですが、あきらめましたもんw
「幸せな同窓会が実は……」でぼかす感じなら、いけるかもしれません。
追記:現実感が増すよう、あちこちいじってみました。どうでしょ?
六二。監督への応援コメント
拝読いたしました。
実際に使われてる言葉ですし自分の気にしすぎですが「悪質なファン」って言葉すごい引っかかるんですよね笑「もうそれファンじゃないじゃん」って。ニュースで聞いた「迷惑系YouTuber」って言葉とか「いやソレYouTuberじゃねえよ只の迷惑な人だよ」って。
…どうでもいいですねハイ、スミマセン。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
まあストーカーみたいなもので、好きが過ぎて迷惑になるケースは往々にしてあるものですから。
迷惑系ユーチューバーはただの犯罪者なので、さっさと取り締まるべきだと思いますね! そんなのに金を落とす人もどうかと思いますがw
編集済
五六。質草への応援コメント
拝読いたしました。
どこに注目してんだよって話ですが、別れた相手(しかも別の人といっしょの時)に声かけるってすごいですね。あと暴言吐いたりもの扱いしてる割には未練たらたらな感じがしていいですね。
追記
なるほど…知識不足でした。
めちゃくちゃクズですね笑
作者からの返信
感想ありがとうございます!
あっこれは双町さん気づいてないようですね。
質草というのは、質屋に預けたもので、それを担保に金を借りるんです。で、金を返さないとものも返ってこなくて、これが質流し。
つまりこの男、女房を質に入れた上、金を返さなかったんですね……w
人のものだと思うと逆に未練が出てくるのは、こういう無責任なタイプのあるあるだと思います。
編集済
六五。同窓***への応援コメント
読解力不足で大変申し訳ないのですが……目眩がヒントな気がしますが、これはタイムスリップ、ではなさそう? 夢とかの幻覚系ですか?
追記:
修正版、わかりやすくなりました。が、怖さが少し弱くなった気がして、なんでだろうと考えたのですが、「同罪だろう」でなく「同罪だ」と断言したほうがいい気がします。
心身成長してないいじめ主犯≒同罪主人公の「まさか自分も成長していない!? そ、そんなはずは……!」のゾワゾワ感を作中で強められたら、もっと怖くなるのかなと個人的に思いました。
140字で難しいかと思いますが……。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
いえいえ。貴重なご意見です。
これは単純に「イジメっこがまるで成長していない(体までも)」という話ですね。心の歪みが原因なのか、イジメられた子供のほうが何かしたのか、それほわかりませんが……
出来事が極端過ぎて、すぐに呑み込めないパターンなのかもしれません。もうちょい現実味のある説明を増やしてみましょうか。文字数ギリギリですけど。
ちと他の人の感想も見てからいじってみますね。
追記:現実感が増すよう、あちこちいじってみました。どうでしょ?
追記2:
難しかったですが、がんばってみました。
私ではここらが限界ですw
六三。余命への応援コメント
うーん、首尾よく「奇跡」を消化して当初のもくろみを達成したとしても、いつかばれそうな気がする。仮にばれないとしても、彼女側が「この愛は本物?」とか延々と悩みそうな気がする。というかそれ以前に、罪悪感をてこにして求婚するのって、昨今は笑い話じゃすませない風潮があるし(そのうちXXハラとか名前がつくでしょう)。
これをいまどきのフェミニズム批評感覚込みで女性側視点で書いたら、純文寄りの心理ノワールになりそうです。実は女性側とか外野にも腹に一物あって、という裏があれば、群像劇のクライムサスペンス路線ですね。
もう長編化するしかないと思います。傑作を期待しています w。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
規模はデカいですが、やってることはヤクザのナンパですね。絡んできた不良がサクラのやつ。
確かに生涯仲睦まじくなんて未来は想像できませんが、ストックホルム症候群とかありますし、案外続くかもしれません。知らんけど。
逆に感動巨編路線なら、その後男は後悔するも真実を打ち明けられず、今わの際に語るも妻はとっくに知ってた……みたいなパターンでしょうか。
長編はともかく、後日談が書きやすそうな話ではありますね。
六。転生*への応援コメント
久しぶりにカクヨムきたら、ものすごく増えてて驚きましたw
「風が吹けば」で笑ってしまった。「トーカツ」はあとで足されたのかあ。
私だと「トーカツ」に「ソドム」とかルビふっちゃいそうw
(あと私も修羅界のように記憶してました。なんでだ。何か元ネタがあるのか🤔)
作者からの返信
お久し振りでっす。アーンド感想ありがとうございます!
SLOTさんが好きそうなシリーズなので、暇つぶしにしてもらえれば。
おお、修羅界で覚えられてましたか。何か原典があるんですかね?
私もよく覚えてないんですが、「黄門地獄変」とかですかねえ。
なんか、「修羅界は何度死んでも甦り、永遠に戦う世界」みたいな説明を読んだ気がするんですが……うーん。真相が知りたいw
五五。読心への応援コメント
拝読いたしました。
これ…もし「何を考えているか」は分かるけど「本気でそう思ってるのか」どうかまでは分からないのだとしたら、こんな風になるのかなって思ったりしました。
ふとした瞬間に突拍子もない変なこと(絶対に自分がやらないこととか?)を考えてしまう時があって、それを「今本気で考えていること」だと読んでしまったら…けっこう怖いかもしれませんね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
ん-、そこまで難しく設定しなくても、「本心かどうか」「本当はどう思ってるか」を見通せるだけで、十分に人間不信になれると思いますよ。心のまままに生きてる人間なんてごく少数ですからね。大人になればなおさらです。
まあ「それが人間」だと悟れば大分マシになると思うんですが、信ずるに足る相手がどれだけいるか考えると、生きていくのがつらくなるのは創造がつきます。そうでない主人公は……というおはなしですね。
五四。春眠への応援コメント
拝読いたしました。
けっこう見ます、こういう「夢を見てる夢」っていうんでしょうか。
起きた時、なんともいえない気持ち悪さがあります。
あと自分はいわゆる明晰夢を見ないタイプなので、どんなにあとから考えておかしい内容の夢でも見てる最中は夢って気づけないんですよね…
作者からの返信
感想ありがとうございます。
私もわりと見ます。ループしてるんじゃ?と思いますよねw
私は明晰夢もたまに見ますが、気付いたら10秒と持たないので、夢を楽しめた試しがありませんw
気付かないと言えば、リアルすぎる夢を見た後って、起きてしばらくの間、夢を現実と信じ込んでたりしますね……よく考えたらおかしくて気付くんですけど。
編集済
五三。祖母への応援コメント
老人に身体を貸す(返してもらえない)系と、精神病棟強制収監系の合わせ技で抉ってきますね。
他のかたのコメントの中にあるように、元々痴呆症を患っている老婆の妄想という可能性も残りますすし、なかなかテクニカルな一篇だと思います。
グッジョブd
あ、一個だけ。「マミ」は「母」の「マミー」とダブってて、なんだかノイズになるので、別の名前の方がよいかもと思いました。
敢えて不安感(危うさ)を醸すように被らせてるのかもと、深読みできなくもないですが。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
お、久しぶりに褒め言葉を頂きました。複雑な分詰め込むのは大変でしたけど。
「マミ」については、うーん。私は大丈夫だと判断しますかね。これが母を「ママ」と書いてたなら同意なんですが。
ちなみにネーミングにさしたる意図はなかったりしますw
五三。祖母への応援コメント
拝読いたしました。
これ祖母って痴呆症なんじゃなくて、この話でマミが体験する前に何回も魂の入れ替わり(?)が起きていて、周囲の人間はその事に気づかず言動が意味不明だということで痴呆扱いされてるのかもって思ったり思わなかったり…
看護師が笑って頷いてるのもそういうこと、もしくは誰かが望んだ結果として入れ替わったことを知ってたから適当に流している(それはそれで不気味ですね)?
作者からの返信
感想ありがとうございます!
痴呆症についてはその可能性はありますよね。そもそもこの入れ替わりが祖母によるものか、もしか施設のものかも不明ですし。看護士が事情を知ってるのかどうかも謎のままですね……なんせどっちみち反応は同じですから……
編集済
五十。婚約**(続。断裁)への応援コメント
これはちょっと意味を判じかねますね。
何本か指が減ってる、の時点で自分はエンコ詰めしか思い浮かばないんですが、頭の弱い子がうかうかとヤーさんとズブズブになる、みたいな話なのでしょうか。
それとも頭のいかれた女に絡まれて、ヤーさん逃げてーという趣旨なのでしょうか。
「マズいかなー」と「切ったげる」が上手くはまらず、パズルが完成しない感じです。
▼返信への追記:
なるほど。前話はすっかり記憶から消えていました。面目ないです。
オヤジの方が異常者という前提があれば読み易くなった気がします。
ただ、やはり「マズいかな」が妙に浮いて見えますね。あと、「浮気」の文字が消えたせいで心の機微が分かり難くなった気がします。彼女がマズいと思ってるのが何に対してなのかが。
『例の断裁機のパパ。会わないうちに何本か指が減ってるんだけど。マズいよね。浮気されてるっぽい。でも私はそんな覚悟まだないし。だから指輪をプレゼントした。』
他人様の作品に対し、口出しし過ぎな気もしますが、続き物ということで説明を省ける利点を活かすと、こんな感じではいかがでしょうか?
作者からの返信
感想ありがとうございます。
この話は「二一。断裁」の続編で、指切り希望のパパとパパ活少女の話なんです。続けて読んでいる人にはわかるよう、冒頭と最後を揃えたりしてたんですが、確かにヒントが少なすぎたようです。
文字数的に入るかわかりませんが、単体でもある程度理解できるよう、ちょっといじってみたいと思います。「断裁」を飛ばして読んでる人もいるかもですしね。
追記:
状況がわかりやすいよう、本文に手を加えました。
あと、タイトルに続編であることを明記しました。
追記2:
いえいえ、ご意見ありがたいです。
確かに「断裁機」の方が文字数少なく、想起しやすくていいですね。
各所も参考にしつつ、ヒントを盛ってみました。
これなら前話からの続きだとわかってもらえた上で、理解しやすくなった。はず。
五十。婚約**(続。断裁)への応援コメント
拝読いたしました(50話目おめでとうございます)。
お互いの指切って保管するような風習でもあるんでしょうか…
リアル指切りげんまんですね。いやアレは約束を破ったら指を切るとかぶつとかいう話でしたっけ…
作者からの返信
感想ありがとうございます。
折り返しまできました。引き続き応援お願いします!
あー、これはちょっと伝わりづらい感じですね。
この話は「二一。断裁」の続きなんです。
指を切って欲しいパパとパパ活してる少女の話ですね。
パパのくれた指輪の意味は、双町さんの想像通りだと思います。
まあ「指を切る」方の約束ですが……
四九。厠*への応援コメント
拝読いたしました。
幽霊とも訳わからん化け物ともとれそうな怖さがありますね。
シンプルな怖さでは一番なんじゃないかなと感じました。
個人的にですが、「死にたいと思った。」の文字数分を他にあてて最後は「『旨い』『旨い』と声が言った。」で終わった方が怖さが増すかなと思いました。
厠に赤子を産み落としてしまった描写がもっとあっていいような気がします。
とはいえ字数がありますので「産声が穴に消えていった」とかでしょうか(元文章の余剰含めてギリ字数足りる…?)
作者からの返信
感想ありがとうございます。
我ながらグロすぎるかと思ってましたが、結構好評で何よりです。
ご提案、状況が伝わりやすいという点で悪くないと思い検討したんですが、よく考えたらお腹が目立たない段階の胎児が産声を上げるかというと、多分あげなさそうなんですよね。それにまあ、あまり細かく書きすぎるとそれこそ悪趣味が際立ちすぎるので、現状維持とします。「死にたくないと思った」もドラマ的には悪くない締め方だと思ってますしw
四二。応報*への応援コメント
拝読いたしました。
これ未来の自分をお取り寄せ(?)した時点で、志望校に届いていない現状の自分を基準にした「未来の自分」が生成されたから「不合格の未来」が確定したって感じでしょうか。だからループする?
どっちかというとタイトルにある因果応報的な要素より、「仮に未来や過去が確定しているとして、その時空に干渉しまくった場合に辻褄をむりやり合わせようとして世界がどんな風に壊れていくのか」みたいな怖さがあるかなと個人的に思いました。そういうSFホラー…って言っていいのか分かりませんが面白そうですね。
作者からの返信
いつも感想ありがとうございます。絶賛皆勤中ですね!
ん-、「鶏が先か卵が先か」みたいな話になりますが、理屈の上では、主人公が真面目に一年勉強していれば、志望校に届いてたはずの計画です。結果的にそうならなかったのは運命なのか因果なのかは難しいところですが、過去の自分に恨みを抱いたことがこの結果を招いたのは間違いないでしょう。
時間の修復作用とか、そういう奴ですね。確かにきっちり書けば怖くなりそう。ただ、140字では難しいでしょうねえ。この話ですら、何とか文字数内に収めたって感じだったんでw
四八。豹変への応援コメント
こちらのイマイチな作品を巡るコメントのやりとりから、こういう話を即日作り上げるとは w。なるほど、これが「結構な無茶振りをしてくる女性(とかの)同乗者」というやつですか……「同乗」という言葉で少し引っ掛けてありますが……まあしかし、いただいたコメントのお返しというわけでもないんですけれど、「こんなパートナー関係、ありえねえ」と顔をしかめる向きも出てくるのでは、と思わないでもないですねー。よっぽど日頃から主導権を投げっぱなしにしてるんでしょうね。どんな夫婦生活なんだろうと想像すると、いささか怖いものがないでもない、か?
作者からの返信
感想ありがとうございます。
ご明察。こないだの応援コメントから、パパッと浮かんだのでそのまま書いてしまいました。仕事の早さは140字の利点ですね。書けば一瞬なので。
「同乗」してるのは嘘ではないですからねw 今回は引っ掛けるのに腐心しました。どちらとも読める行動とか書き方とか。
まー言うまでもなく極端な例ですが、車に乗ると性格変わるタイプは男女問わずいますし、嫁の豹変ぶりがヒステリーレベルで気の弱い夫との組み合わせなら、共感感じる人(主に男性)もいるんじゃないかなーと。妻も異常ですが、夫も逆方向に異常。この作品の定番パターンだと思ってもらえればw
四九。厠*への応援コメント
えー、これ、「旨い」って、無理に産み落とした中絶胎児のその体が、ですよね?
前半と後半とで著しく趣味が切り替わっている w。一般の方々にとっては、どっちも同じようにおぞましいものなんでしょうけれども、後半のこれはもうホラー以外の何物でもないですね。
まあ、昔の厠の穴って、ブラックホール的な恐怖感がありましたよね。昔々のつのだじろうの作品に、引きずり込まれる系の学校の怪談があったのを思い出しました。
とはいえ、このエグさは絶品ですね 笑。本シリーズでも……いや、もしかしたらカクヨムでも随一のエグさかも。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
ですです。きっちり読み取っていただいて感謝。
実は身内は読み取れなくて、投稿前に微調整したんですが、やって正解でした。
ホラーとしては我ながらエグい出来だと自賛してますが、ちょっと題材がヤバすぎるかな……と躊躇してました。まあ直接的に書いてないので逆にOKだろうとGoサイン出しましたが、評価高かったようで何よりです。女性読者にはまた引かれそうですが……まあブラックな題材はこれくらい振り切った方がいいのかも。
編集済
四七。耳環***への応援コメント
登場人物みんな狂ってますね!(褒めてます)
既に両耳のない女性は成功率低いですね。その上首飾りかー。体張ってるなー。
淡々と耳ごと警察に届ける主人公と淡々とそれを管理する警察もアレですね。
追記:
読解力に乏しく申し訳ないです。
女性は、耳ごと拾った相手を食事に誘う(逆ナンパ)からのお付き合い希望で、主人公からは断られている(主人公は2つ目の耳)→1つ目の耳でも失敗したから、女性は逆ナンパ再チャレンジしたのかと思いました。
1つ目の耳でお付き合い成功してたら主人公を逆ナンパしてないし…、と思いまして。
1つ目の耳は逆ナンパ成功して付き合って別れた後なのか(片耳分のイヤリング自体の行方は相手にあげた?奪われた?つける耳がなくて手元にある?)、別の願い事に使われたのか、という可能性もありますが。
首飾りは本気の願い事(結婚とか)のためのとっておきなんだろうなと思いました。
全然違う願い事のために使っていて、ただ純粋な耳ごとの落とし物だったということでしたか?
叶った後の落とし物だったのか……。
恋愛体質の女性による逆ナンパに体を張ったホラーだなと思ったんです……。よく読んだら違いますね。
追記の追記:
ありがとうございます。わかりやすくなりました。盛大な読み間違いでトンチンカンなコメントが浮き彫りにw
その流れなら、私なら「貴女使ってみる?」のセリフを女性にそのまま言わせて、〝丁重にお断りして別れた。〟と続けて、〝彼女とはそれきりだ。〟を削除するかなと思いました。
あと初対面の人を誘うなら、〝落とし主の女性〟で最初に相手の性別を判明させて、女同士でランチもしくはお茶の方がそれっぽいなと思います。差し出がましいようですがひとつの意見として……。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
む。もしかして読み違いされてるかも。
耳の持ち主の女性は両耳がない=二度願いを叶えている、という意味合いでしたが、わかりづらかったですかね。場合によっては手を入れます。
首飾りも同じ効果なら、それでも叶えたい願いがあるんでしょうね。二度叶えた後でも。または首飾りの方が効果が高いとか。
耳を届けられたらどうするんでしょうね、警察。というか見つかったということは遺失物届けがでてたということで。事件性がないのは説明されてるでしょうが、ううーーん。全員狂ってますねえw
追記:
なるほど、丁寧な説明ありがとうございます。
誤読の一番の原因は、語り手の性別ですね。私は女性のつもりで書いていましたが、それが明記されていないからだと思われます。ご意見を元に手直ししてみますので、ちとお待ちを。
追記2
とりあえず「貴女に譲る」として、性別を明確にしました。
自分は両耳とももうないので、「貴女使ってみる?」くらいのイメージで書いてましたが、少なくともこれでナンパには見えない。はず。
追記3
すみません、追記に気付くのが遅れました。
確かに最初に「女性」を持ってきた方がイメージ形成を助けていいですね! 台詞も縮めましたが採用しました。その他ちこちこといじってあります。ご意見に感謝です!
四三。街熊への応援コメント
中世から近世のヨーロッパ史の本読んでると、「熊遣い」って職業を頻繁に目にするんで、前から気になってるんですけれど、どうも猿回しみたいな感覚で熊を連れてちょっとした大道芸やってたようです。まあおとなしい品種とか選んだんでしょうし、それなりに予防策も取った上で、きちんと当局の許可を取って営業してたようですが、条件が揃ったら、大型犬のノリで飼いならせないこともない……のかな? 一度野生に出てた熊は無理なんでしょうけどね。
あ、いかん、こういうこと書き込むと、話から毒気が抜けてしまう。うーん、なんか、すっかりほのぼのした掌編に 笑。
作者からの返信
感想?ありがとうございますw
あーありますね。帽子とか服着た熊のやつ。あまり詳しくは知らないんですが。サーカスにもいましたし、日本の猿回し感覚なんでしょうかね。あまり大きいイメージはないですが。
でもクマをペットにしてる話ってあんま聞かないですよね。シートン動物記の奴は、結局野生に帰ってましたし。真面目に考えて、慣れたり芸を仕込んだりできるもんなんでしょうか。サーカス的なものでなく。
まー、この話も語り手がヤ◯ザでなければ、ほのぼの路線と言えなくもないですからw
四一。夜行への応援コメント
拝読いたしました。
寝てしまった運転手が気合いで生き霊を生成して運転を続けたんなら、まぁいいですけど(よくもないけど)。
見方によっては、実は事故ったあとで皆んな気づいてなくて目的地(死後の世界)に無事到着したとも読めますね。
あと運転手さん、居眠りだとしてもなんで床で寝てんすか…
作者からの返信
感想ありがとうございます!
作者的には、まあ生霊ですね。プロ中のプロと考えるか、無責任と考えるかは人次第ですが。
コメント見てると、えらいところに連れて行かれるイメージが強いみたいですね。やはり人ならぬ運転だとそっちに想像がいくものなのかも。以後、参考にします。
床で居眠りは、多分ずるずると倒れて、そのまま床にダイブしたのかなと……
(140字だとわかりやすい絵面が必須なんです)
四十。霊水*への応援コメント
これは確か実話か、ほぼ実話ですよね?
ほんの一滴だけ、フィクションっぽい解釈というか、毒が入っていればと思うんですが。この字数だと難しいかな? なにか、強引なダジャレとかにつながれば……しかしそれはもう別の種類の「毒」になるか w。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
お、流石です。
この話だけはがっつり実話です。文字数的に細部は略してますが、嘘偽りなし。
今回はあえていじらず、「冗談みたいな本当の話」という毒を前面に押し出してみました。創作だと高をくくった読者が驚けば、それが一番ブラックかなーと。
またネタがあれば、この手の「嘘みたいな本当の話」も混ぜていきたいです。
三八。伝統への応援コメント
ホラーなわけですし、意外性を出すことが主眼ではないと分かってはいるのですが。
自分なら、序盤に「不祥事」というワードは使わず「こういうことはつきものだ」ぐらいにボヤかして書きますね。
「死体の始末」と出たときにやっと、ああ、となるぐらいの塩梅が好きです。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
実は不祥事に変える前は「よくあること」だったんですが、野球部と死体がどういう繫がりなのか、想像しづらいほど薄くなるかなと考えまして。
そもそも野球部で死体ってまず出ませんからね。格闘技ならいざ知らず、「何故野球で死体?」となるんじゃないかと考えました。
なので、読者の推測の補助線として「不祥事」を入れた次第です。
三六。糾弾への応援コメント
拝読いたしました。
各国の神話の設定とかを見るたびに思いますが、本当に世界の創造と破壊が一柱の神様に委ねられていて、その神様がギリシャ神話の神々みたいに妙に人間臭いというか気分屋だったら…もう数え切れないくらい世界が滅んでそうですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
ギリシャに限らず、海外の神ってそういうところありますよね。精神性は人並、なんなら俗な部類なのに力だけはある的な。人間的というか、現実的な分愛着は感じますが、近くにいたくはないです怖すぎるw
この話は、ネットの大部分が誰かへの文句なのを見て、「そりゃあ世の中クソになるよな」と思ったことから生まれました。
三一。虻への応援コメント
拝読いたしました。
鬱になったんじゃなくて、寄生された宿主が意識を乗っ取られていたんですね。あと、どうでもいいことですがバイオ6のCウイルスを思い出しました。感染した人間は熱でドロドロになって蛹に変異して、背中が割れてそこからクリーチャーが飛び出すんです。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
虻はどうかわかりませんが、ヤドリバチなんかは完全に体内で成長して出てきますから、そのイメージでした。何故虻かというと、文字の絵面が怖かったからです。あと個人的に嫌いなのでw
バイオハザードは3くらいまでやってましたが、どんどんゾンビでない怪物のゲームになっていきましたね……まあシリーズ化するとしょうがないのかもですが。
七五。偶像への応援コメント
このヤバイ怖さは好きです。1ミリも共感できないけどw
作者からの返信
感想ありがとうございます!
なんか久しぶりに怖いと言ってもらえた気がします!
まあ私も共感できませんが、有名な死刑囚にはたまにいますよね。獄中結婚したりとか。